万内川一号堰堤
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文化財としての特徴 | 万内川流域では、明治35年の粟立山の大崩壊により多量の土砂が流出し下流の西野谷地区で大きな被害をうけました。このため、大正10年に新潟県で最初の砂防事業として着手され、現地の石を利用した手作業による粗石コンクリート造としてわが国初期の事例となっています。また、周囲の景観ともよく調和しており現在でも砂防機能を維持しています。 |
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万内川一号堰堤
名称: | 万内川一号堰堤 |
ふりがな: | ばんないがわいちごうえんてい |
登録番号: | 15 - 0145 |
員数(数): | 1 |
員数(単位): | 基 |
構造: | 重力式コンクリート造堰堤、堤長43m、堤高5.0m、下流両側護岸及び副堰堤付 |
時代区分: | 大正 |
年代: | 大正10頃/昭和8頃改造 |
代表都道府県: | 新潟県 |
所在地: | 新潟県妙高市大字西野谷 |
登録基準: | 国土の歴史的景観に寄与しているもの |
備考(調査): | |
施工者: | |
解説文: | 一級河川関川水系万内川の中流域に位置する。下流側法勾配3分とし,同時期に建設された万内川他砂防施設と比べ緩勾配かつ厚めの天端幅をとり全体として堅固なつくりとする。副堰堤,護岸が良好に残存。粗石コンクリート造の砂防堰堤として我が国初期の事例。 |
土木構造物: | アカタン砂防奥の東堰堤 アカタン砂防松ヶ端堰堤 クズレ沢斜路工 万内川一号堰堤 万内川七号及び八号堰堤 万内川三号堰堤 万内川六号堰堤 |
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