法勾配とは? わかりやすく解説

法勾配

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/05 07:43 UTC 版)

勾配」の記事における「法勾配」の解説

土木工事における盛土切土法面勾配表現する場合は、次の2つの点で、通常の勾配の表し方とは異な特殊な言い方をする。 法勾配では、長さを1とするのではなく逆に鉛直高さを1とし、水平距離がnの場合、1:nと表現する。高さの方を基準とするのは、盛土切土計画高さが重要であるからである。例えば、高さを1、水平距離0.5とする場合、1:0.5のように表現して、「5分勾配」と呼ぶ。この呼び方は、「分 (数)」が.mw-parser-output .frac{white-space:nowrap}.mw-parser-output .frac .num,.mw-parser-output .frac .den{font-size:80%;line-height:0;vertical-align:super}.mw-parser-output .frac .den{vertical-align:sub}.mw-parser-output .sr-only{border:0;clip:rect(0,0,0,0);height:1px;margin:-1px;overflow:hidden;padding:0;position:absolute;width:1px}1⁄10 を表す単位であるから分 (数)本来の用法かなったものであり、理解しやすい。 水平距離1以上場合、「割」を通常の単位使い方とは異な使い方をする。例えば、1:1.5勾配場合5m盛土高さを確保するためには、7.5mの水平距離が必要ということ)は、「1割5分勾配」という極めて特殊な言い方をする。 これは、「割」の1⁄10 を「分 (数)|分」と呼ぶことから(例え野球バッター打率:3割2分5厘)、逆に分の10倍を「割」とすることにより、「1割5分勾配のような呼び方になったのである。この呼び方は「割」が全体の1⁄10意味する通常の慣用とは異なるために、一般誤解を招くことがある

※この「法勾配」の解説は、「勾配」の解説の一部です。
「法勾配」を含む「勾配」の記事については、「勾配」の概要を参照ください。

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