万内川十三号堰堤
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文化財としての特徴 | 万内川流域では、明治35年の粟立山の大崩壊により多量の土砂が流出し下流の西野谷地区で大きな被害をうけました。このため、砂防事業として昭和9年に着手し、現地の石を利用した手作業による空石積構造であったが、損傷が著しかったため、平成13年に練石積による補強をしており、周囲の景観ともよく調和しています。 |
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万内川十三号堰堤
名称: | 万内川十三号堰堤 |
ふりがな: | ばんないがわじゅうさんごうえんてい |
登録番号: | 15 - 0153 |
員数(数): | 1 |
員数(単位): | 基 |
構造: | 重力式コンクリート造堰堤、堤長35m、堤高5.9m、下流両側護岸付 |
時代区分: | 昭和前 |
年代: | 昭和9頃 |
代表都道府県: | 新潟県 |
所在地: | 新潟県妙高市大字西野谷 |
登録基準: | 国土の歴史的景観に寄与しているもの |
備考(調査): | |
施工者: | |
解説文: | 昭和8年の水害を契機に万内川中流域の大正期堰堤群の上流側に設けられる。下流側法勾配2分,上流側法勾配3分の重力式練積堰堤で,水通しを堤体中央部に設けたほぼ左右対称の形状をとる。堤体下流側の両岸に谷積の護岸を良好な状態で残す。 |
固有名詞の分類
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