はた‐じるし【旗印/旗▽標/×幟】
はたじるし【ハタジルシ】(食用作物)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第8832号 |
登録年月日 | 2001年 3月 19日 | |
農林水産植物の種類 | 稲 | |
登録品種の名称及びその読み | はたじるし よみ:ハタジルシ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 宮城県 | |
品種登録者の住所 | 宮城県仙台市青葉区本町三丁目8番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 松永和久、佐々木武彦、阿部眞三、岡本栄治、永野邦明、狩野篤、植松克彦、早坂浩志、滝澤浩幸、薄木茂樹、黒田倫子、千葉文弥 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「東北141号(後の「こころまち」)」に「東北142号」を交配して育成された固定品種であり、育成地(宮城県古川市)における成熟期は中生の早、障害型耐冷性が極強、いもち病抵抗性が強の水稲、粳種である。草型は偏穂数型、稈長は中、稈の細太はやや太、稈の剛柔、止葉の直立の程度及び穂長は中、穂数はやや多、粒着密度はやや疎、穂軸の抽出度はやや短、穂型は紡垂状である。穎色は黄白、ふ先色は黄白-黄、芒の有無と多少は少、芒色は黄白-黄である。玄米の形及び大小は中、精玄米千粒重はやや大である。出穂期及び成熟期は中生の早、障害型耐冷性は極強、穂発芽性はやや難、耐倒伏性は中である。いもち病抵抗性推定遺伝子型はPi-a、i、穂いもち圃場抵抗性及び葉いもち圃場抵抗性は強、白葉枯病圃場抵抗性は中である。「こころまち」と比較して、止葉の直立の程度が垂れること、精玄米千粒重が大きいこと、いもち病抵抗性推定遺伝子型がPi-a、iであること等で、「ササミノリ」と比較して、稈が太いこと、障害型耐冷性が強いこと、いもち病抵抗性推定遺伝子型が Pi-a、iであること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、昭和63年に宮城県古川農業試験場(古川市)において、「東北141号(後の「こころまち」)に「東北142号」を交配し雑種第4代で個体選抜を行い、以後、系統育種法により育成された固定品種であり、平成3年より生産力検定試験、4年より系統適応性検定試験、特性検定試験等の試験を行い、8年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「東北157号」、出願公表時の名称は「じょうでき」であった。 |
はたじるし
綮
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