にすい

デジタル大辞泉

に‐すい【二水】

読み方：にすい

漢字の偏の一。「冷」「凍」などの「冫」の称。

名古屋弁辞典

に(っ)すい

名古屋弁	共通語	用法
に(っ)すい	緩い・弱い・鈍い	ほんとにお前は　にっすいなあ （本当にあなたは鈍いですね）

ウィキペディア

冫部

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/05/09 17:19 UTC 版)

冫
康熙字典 214 部首
冖部					冫部					几部
1	一	丨	丶	丿	乙	亅	2	二	亠	人	儿	入	八	冂
冖	冫	几	凵	刀	力	勹	匕	匚	匸	十	卜	卩	厂	厶
又	3	口	囗	土	士	夂	夊	夕	大	女	子	宀	寸	小
尢	尸	屮	山	巛	工	己	巾	干	幺	广	廴	廾	弋	弓
彐	彡	彳	4	心	戈	戶	手	支	攴	文	斗	斤	方	无
日	曰	月	木	欠	止	歹	殳	毋	比	毛	氏	气	水	火
爪	父	爻	爿	片	牙	牛	犬	5	玄	玉	瓜	瓦	甘	生
用	田	疋	疒	癶	白	皮	皿	目	矛	矢	石	示	禸	禾
穴	立	6	竹	米	糸	缶	网	羊	羽	老	而	耒	耳	聿
肉	臣	自	至	臼	舌	舛	舟	艮	色	艸	虍	虫	血	行
衣	襾	7	見	角	言	谷	豆	豕	豸	貝	赤	走	足	身
車	辛	辰	辵	邑	酉	釆	里	8	金	長	門	阜	隶	隹
雨	靑	非	9	面	革	韋	韭	音	頁	風	飛	食	首	香
10	馬	骨	高	髟	鬥	鬯	鬲	鬼	11	魚	鳥	鹵	鹿	麥
麻	12	黃	黍	黑	黹	13	黽	鼎	鼓	鼠	14	鼻	齊	15
齒	16	龍	龜	17	龠

冫部（ひょうぶ）は、漢字を部首により分類したグループの一つ。

康熙字典214部首では15番目に置かれる（2画の9番目）。

日本での通称は、にすい。

概要

「冫」の字は冰（氷）の原字であり、水が凍って凝固した様子を象る。元々の正字の字形は「仌」であったとされる。

偏旁では、左右では多く左側に置かれ、上下では多く下側に置かれる。意符として気候や温度の寒冷、または寒冷による水の凝固に関わることを示す。

冫部は「冫」を構成要素とする漢字を分類している。

なお、水に関わる部首として水部の氵（さんずい）があるが、そのいくつかの漢字は俗字として「冫」を用いるものがある（沖→冲、決→决、淨→净）。中国の簡化字ではこれらが採用されている。

「次」の偏部にあるものは、本来は「二」であり、「冫」とは別物であるが、日本の新字体および中国の新字形では「冫」と同じ形になっている。しかし、「次」は今日でも冫部には属さないので注意（欠部に属する）。

部首の通称

• 日本：にすい
• 中国：兩點水（两点水）
• 韓国：이수변부（isu byeon bu、二水偏部）
• 英米：Radical Ice

部首字

冫 - 「冰（氷）」に同じ

• 中古漢語
  • 広韻 - 筆陵切
  • 詩韻 - 蒸韻、平声
  • 三十六字母 - 幫母
  • 普通話 - ピンイン：mì 注音：ㄇㄧˋ ウェード式：mi4
  • 広東語 - mik6
• 日本語 - 音：ベキ（漢音）・ミャク（呉音）
• 朝鮮語 - 音：멱(myeok) 訓：덮을（deopeul、覆う）

例字

• 冫
• 冰（氷→水部）・冶・冷・凍・凋・凛・凜・凝・凟・𠘡・ 𠘤・ 𠘥
• 冬・ 𠘗
• 准（元は準の俗字。避諱によりこの形になったという）
  • 寒→宀部・馮→馬部

最大画数

𠘦（冶）

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

にすい

出典:『Wiktionary』 (2021/08/21 05:25 UTC 版)

名詞

二 水（にすい）

1. 漢字の部首「⼎」の呼称の一つ。

Weblio日本語例文用例辞書

「にすい」の例文・使い方・用例・文例

• あなたはそれを急いで作ってくれたのにすいません。
• 私はその会合に出席できずにすいませんでした。
• 私は今日はセミナーに参加できずにすいませんでした。
• 本当にすいません。
• 井戸にすいかが冷やしてある.