じゃらんnet
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/09 04:48 UTC 版)
2000年11月11日サービス開始。日本人の国内旅行の分野では、楽天の運営する楽天トラベルなどと共に、代表的な旅行予約ウェブサイトの一つとなっている。リクルートは第3種旅行業者としての登録を行っているが、じゃらんnetの運営を通じ、国内を代表するオンライン旅行会社(Online Travel Agency, OTA)としての側面を持っている。 日本国内の旅館やホテルなどの宿泊施設予約を軸に、高速バスチケットの販売、また、国内ダイナミックパッケージの受託販売、国内線航空券・国際線航空券・海外ホテル関係各予約サイトの仲介を行っている。 雑誌版じゃらんで掲載される特集記事や、各旅行会社が提供するパッケージツアー、全国の観光スポット・イベントなど、国内旅行に関する情報を掲載する。また、宿泊した施設に対するクチコミを投稿することができる(チェックイン後60日以内に限定)。 じゃらんnet会員になって宿泊予約をすると、宿泊料金の2%がポイントに還元(但し予約期間やプランによっては還元率がアップすることもある。)され、じゃらんnetで貯めたリクルートポイントは、ホットペッパーなどリクルートが運営する他サイトなどにおいても共有し利用可能となっている。なお、2015年11月、Pontaとのポイント統合が予定されていたが延期され、2016年2月2日に統合が実施された。 宿泊予約に関しては、ウェブサイトに加えて、じゃらんnet予約センター(コールセンター)を通じた電話予約も可能である。ただし、予約センター経由の申し込みの場合は、リクルートポイントの加算はない。 日本国内で2万8千件前後の宿泊施設登録数を持つ。じゃらんnetの宿泊予約においては、運営するリクルートが、宿泊施設に予約システムを提供し、宿泊施設から手数料(コミッション)を受け取る、日本のOTAで一般的なビジネスモデルが用いられている。利用者にとっては、じゃらんnetでの宿泊予約は、じゃらんnetのフォーマットを通じて宿泊施設と契約することを意味し、料金は宿泊施設に直接支払うことになる(リクルートが宿泊料金を請求することは無い)。 なお、じゃらんnetを通じて宿泊予約を行ったにも関わらず、サイトからのキャンセル手続きや宿泊施設へのキャンセル連絡を事前に行わずに、宿泊しなかった場合(ノーショウ)、以降じゃらんnetからの宿泊予約ができなくなるペナルティが科される。 2019年1月現在、日本語に加え、英語、中国語(文体が2種あり)など7つの言語で運営されているが、日本語以外の言語版では、日本の宿泊施設予約に特化した仕様となっている。 日本航空(JAL)と全日本空輸(ANA)が、じゃらんnetを利用した宿泊施設予約により、マイルが貯まるサービスを行っている。じゃらんnet専用のバナーを経由し予約するとマイルが貯まる(詳細は外部リンク参照)。
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