けれん

デジタル大辞泉

ケレン

《(ドイツ)Kernstützeから》鋳造に際し、鋳型の中子(なかご)を支える副え木を補強する金具。

ケレン【Keren】

読み方：けれん

エリトリア北部の町。首都アスマラの北西約90キロメートル、アンセバ地方の高原地帯に位置する。鉄道、道路交通の要地であり、農産物の集散地になっている。20世紀初頭のモダニズム建築やロマネスク様式の教会をはじめ、イタリア風の建造物が多数残っている。

け‐れん【^▽外連】

読み方：けれん

１ 歌舞伎や人形浄瑠璃で、見た目本位の奇抜さをねらった演出。また、その演目。早替わり・宙乗り・仕掛け物など。

２ ごまかし。はったり。「言うことに—がない」

実用空調関連用語

けれん

使用済みの型枠材・床・天井・壁などに付着したモルタルかすなどを 取り除くこと。

短編小説作品名辞典

けれん

作者諸田玲子

収載図書かってまま
出版社文藝春秋
刊行年月2007.6

隠語大辞典

けれん

1. ①銀行、郵便局等にて預金者等の足を故意に踏み、その隙に乗じて金品を窃取逃走する等の悪棘な手段を用いる犯人。②ペテン師と同じく詐欺行為のこと。「けれんし」参照。

けれん

1. 銀行会社ナドニ於テ、其預金者又ハ現金受取人ナドニ対シ虚偽ノ手段ヲ用ヰ、被害者ノ注意ヲ一時他ニ転ゼシメ、其油断ニ乗ジテ携帯ノ金品ヲ掠奪逃走スルヲ云フ。〔第三類　犯罪行為〕
2. 銀行、郵便局等にて預金者、又は預金払戻人の足等を故意に踏み、其の隙に乗じて金品を窃取逃走する等の如き悪辣なる手段を用ひる犯人を云ふ。

けれん

1. 〔楽〕早変りのやうな鮮かな技巧を云ふ。

分類 楽

ケレン

読み方：けれん

1. 船腹錆落人夫。

分類 ルンペン／大阪

譎詐

読み方：けれん

1. 他を巧みにごまかして欺むくこと。「－に掛つた」。「彼れは－師だ」。
2. ペテンと同じく人を欺くことをいふ。「けれん師」といへば「詐欺師」にて「けれん物」といへば軽業師の真似をして低級な観客を喜ばせる芝居のことをいふ。〔犯罪語〕
3. 人を欺く事。
4. ぺテンと同じ様に人を欺くことをいふ。けれん師は詐欺師のこと。
5. 詐欺的行為を以て金品を窃取する事を云ふ。俗語の「ペテン」に同じ。
6. ペテンと同じく、人を欺くことをいう。「けれん師」といえば「さぎ師」のことで「けれん物」といえば、軽業師のマネをして低級な観客を喜ばせる芝居のこと。〔一般犯罪〕

分類 東京、犯罪、犯罪語

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「けれん」の例文・使い方・用例・文例

• その彫像にはてらい[けれん味]のない美しさがあった.
• 彼はけれんの達者な役者だ.
• けれん(味)の多い男だ.
• 彼は素朴でけれん味がなく, 実に誠実な人間だ.
• やはり野に置けれんげ草.