かがぞうがんとは? わかりやすく解説

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かが‐ぞうがん〔‐ザウガン〕【加賀象眼/加賀象×嵌】

読み方:かがぞうがん

江戸初期に、加賀国発達した象眼京都から伝わったもので、文様平象眼したうえに、糸象眼で細い線をのせる特徴がある。刀の小柄(こづか)や鐔(つば)に用いる。


加賀象嵌

名称: 加賀象嵌
ふりがな かがぞうがん
芸能工芸区分 工芸技術
種別 金工
選択年月日 1972.04.10(昭和47.04.10)
選択要件
備考
解説文:  金工象嵌等で作られ地金表面彫って色彩違った金・銀四分一しぶいち】・赤銅しゃくどう】等の他種金属を嵌【は】め込み文様を表すわ彫金伝統的技法江戸時代加賀藩では鐙・刀剣装具等に象嵌を施す技法発達し、その精巧な技術は藩の内外高く評価された。明治維新後は、これらの伝統的技法基盤として、象嵌加飾による花瓶香炉買物等が製作されたが、時代とともに次第衰退し技術者の数も急速に減少する至った
 現在、金沢市伝承される加賀象嵌は精緻な線象嵌と、色金【いろがね】な重ねて嵌入する麓な鎧【よろい】象嵌等に代表され埋金【うめがね】が容易に脱落しない堅牢な嵌入法はその大きな特色となっている。



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