お伽草子とは? わかりやすく解説

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おとぎ‐ぞうし〔‐ザウシ〕【×伽草子】

読み方:おとぎぞうし

室町時代から江戸初期にかけて作られ短編物語総称平安時代物語文学から仮名草子に続くもので、空想的教訓的な童話風の作品が多い。また、特に江戸中期享保(1716〜1736)のころ、大坂渋川清右衛門そのうち23編を「御伽文庫」と名づけ刊行したものをいう


お伽草子

作者太宰治

収載図書大活字版 ザ・太宰治全小説全二冊 上巻
出版社第三書館
刊行年月2006.10


御伽草子

(お伽草子 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/05 09:38 UTC 版)

御伽草子』(おとぎぞうし)は、鎌倉時代末から江戸時代にかけて成立した、それまでにない新規な主題を取り上げた短編の絵入り物語、およびそれらの形式。お伽草子おとぎ草子とも表記する。広義に室町時代を中心とした中世小説全般を指すこともあり、室町物語とも呼ばれる。


  1. ^ 市古貞次 『中世小説の研究』 東京大学出版会、1955年。
  2. ^ 萩野由之 『新編御伽草子』 誠之堂書店、1901年


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