『PECO』の登場人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/24 16:11 UTC 版)
「NEW GAME!」の記事における「『PECO』の登場人物」の解説
『フェアリーズストーリー3』に続いて青葉たち制作に関わる劇中ゲームで、続編ではない新規のタイトル。ステージクリア制のアクションゲームであるという設定。ディレクターとして続投する葉月を筆頭に、『フェアリーズストーリー3』に関わった制作スタッフを引き継ぐ。青葉の思いつきがゲームコンセプトに関わるアイデアとして採用され、本編で彼女と親しい同僚たちも重要な仕事を任されている。ゲームのバックストーリーは『不思議の国のアリス』をモチーフにしたものとなっている。 ペコ ゲーム『PECO』の主人公(プレイヤーキャラクター)。頭の上に大きなリボンをつけた、現代人の少女。生きたぬいぐるみのモンスターたちが徘徊する異世界へと迷い込んでしまい、世界の謎を解き明かしながら生還を目指しているという設定。倒したモンスターを着ぐるみとして装備することで、同じ種類のモンスターからの攻撃を受けなくなったり、多種多様なモンスターの特殊能力を行使したりすることができる。 当初はモンスターの能力を吸収するという漠然としたゲームコンセプトしか決まっておらず、青葉の案を下敷きにしてコウが助言や修正を加える形で、二人の諍いを乗り越えてデザインが完成した。着ぐるみを着込んだ少女というコンセプトは青葉のアイデアによるもので、彼女が会社に泊まり込んで残業する際に使用しているクマの歩ける寝袋がモチーフとなっている。葉月にはコウを青葉と競わせて新しい作風を開拓させたいという目論みがあったものの、そうした思惑以上に青葉のデザインやコウとの協調性が評価され、結果としては知名度のあるコウを前面に立てたいという商業的な思惑との齟齬を生むことになってしまう。 女王 ゲーム『PECO』のラスボス。ペコと同じ時代のヨーロッパ出身の女性で、異世界を作り出して閉じこもり、ぬいぐるみの住人たちをこき使っているという設定。当初は意地の悪く恐ろしげな中年女性という人物像が想定されていたが、青葉が聞き役として葉月とアイディアを出し合った結果、寝たきりで動けず身寄りもいない境遇にある、寂しがり屋の少女という設定が与えられた。キャラクターデザインは青葉が3日がかりで描き、モデリングはゆんが担当した。
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