『ウルトラマントリガー NEW GENERATION TIGA』に登場するダダ
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「ダダ (ウルトラ怪獣)」の記事における「『ウルトラマントリガー NEW GENERATION TIGA』に登場するダダ」の解説
『ウルトラマントリガー NEW GENERATION TIGA』第8話「増殖する侵略」に登場。 空から降り注いだ謎の粒子「ダダ因子」から力を得て実体化した、一種のコンピューター生命体。地球上に存在するあらゆるシステムを支配することにより、素早い速度での世界侵略の達成を目論む。劇中では、顔が異なるPDO-3A、PDO-3B、PDO-3Cの3タイプが確認される。 ダダ因子の状態でソラフネシティのサラリーマンの携帯端末から情報通信ネットワークに侵入して各所でシステムトラブルを引き起こし、各国の金融機関、公共交通機関、病院、政府の重要施設、TPU各国支部などへハッキングしてサイバー攻撃を敢行する。独自の警戒態勢に移行したGUTS-SELECTに対しては、世界中にいる一般人の携帯端末を経由してナースデッセイ号にサイバー攻撃を仕掛け、メインシステムや操舵システム、火器管制システムを乗っ取ってナースキャノンを市街地に撃ち込もうとするが、GUTS-SELECTの尽力によってナースデッセイ号の掌握に失敗する。 GUTS-SELECTがシステムの奪還に動いた後には、その監視下にあったキングジョー ストレイジカスタム(キングジョーSC)を乗っ取ってナースデッセイ号の破壊を試み、さらにはナースデッセイ号内で実体化してGUTS-SELECTの隊員たちと交戦する。トリガーやウルトラマンゼットとの戦闘では、最初は乗っ取ったキングジョーSCで苦しめるが、PDO-3BとPDO-3Cがユザレの攻撃によってメインシステムから完全に消滅すると、自身も実体化して巨大化する。トリガーやゼットとの交戦をキングジョーSCとのコンビネーションや念力、ニュートロン光線によって優位に進めながら粒子を転送してキングジョーSCとの融合を画策するが、その途中で露出した核らしき部分をナースキャノンで消し飛ばされ、爆散する。 しかし、キングジョーSCにはダダのデータの一部が残っており、再びキングジョーSCを操ってトリガーやゼットと交戦するが、圧倒される。最後は両者のゼペリオン光線とゼスティウム光線によってキングジョーSCを撃破され、完全に消滅した。 スーツアクター:永地悠斗 『パワード』以来26年ぶりとなるコンピューター生命体としてのダダであり、同作品からはシリーズ初の客演である。デザインも同作品当時の姿に準拠しているが造形は若干異なり、PDO-3Bは大きく変更されている。なお、初回放送日に発売されたソフビ人形も、商品名に「パワードダダ」と付記されている。 『セブンガーファイト』で使用する怪獣を怪獣倉庫で探していた際、『パワード』で使用されていたパワードダダのスーツがあり、かなり縮んでいたものの細身のスーツアクターが着られたことから、本作品でのゼットの客演回で使用することとなり、ストーリーも通信ネットワークに侵入してサイバー攻撃を仕掛けるものとなった。 前述のようにスーツは『パワード』で使用されていたものだが、顔のみはイベント展示用に作られたものとなっている。
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