「次の検索結果を表示しています」機能
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/13 07:38 UTC 版)
「Googleのサービス」の記事における「「次の検索結果を表示しています」機能」の解説
「脱出口システム/Escape Hatch」の次世代型モデルとして追加された検索結果ページ置換機能。提案者はMark Paskin。 検索キーワードに間違いが含まれていると判断された場合、「次の検索結果を表示しています/showing results for (xxxx) Search instead for (YYYY)」という形でxxxxのキーワードの検索結果を表示するというもの。 (xxxxは、Googleが予測した修正後のキーワード、yyyyは元の検索キーワード)。ガイドラインにこの機能の掲載はない。 「もしかして:(Did you mean:xxxx)」機能の発展したより踏み込んだものと評するべきであろう。前述した「もしかして:」の場合、最初に間違ったキーワードの検索結果を表示して、修正後のキーワードのリンクを表示するだけなので、 正しいキーワードの検索結果をダイレクトに表示する現在のものとは仕様が異なる。現在は「もしかして:」機能よりも優先的にこのヘルプが発動するため、以前よりも表示の頻度が減ったといえる。 当初は、「就職しない」に対して「就職できない」を提案するなど、日本語の検索に関して適切でないキーワードを候補に挙げることが多かったため2004年11月に機能が削除されたが、2005年3月にはこの問題が改善された。 類似するものに、「○○も含めた検索結果を表示しています」があるが、2018年8月現在、少しでもGoogle側のサジェスト候補に反するものがあれば、「次の検索結果を表示しています」を表示していたこれ以前のサーチ結果と比較して、若干こちらの出現率が上昇した。 機械的な判断で検索者の意図した検索結果から離れてしまう事もあり、サジェストには「解除」「邪魔」(英語版ではstopほか)などのワードが並び、後述する「未指定」と並んでユーザーにはあまり快く思われていないのが現状であるが、エンジン開発者のひとりであるAmit singhalは、 「when you align google's interest with user's interest as we have aligned good things happen./我々のアイデアと検索者のニーズが合致した時、このような快い結果となるのです。」とこの機能を肯定的に評価している。 ダブルクォーテーションで任意のワードを囲い、クエリを検索結果に強制的に反映させることで、「次の検索結果を表示しています」、後述する「未指定」のいずれも回避することができることがある。 しかし、「"うぃきぺでぃあ"」が「"ウィキペディア"」に置き換えられることがあるなど、絶対に回避できるわけではない。なお、検索キーワードが置き換えられるのは、元の検索キーワードのヒット数と置き換えられたキーワードのヒット数の比が大体0.5%の場合である。
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