ダブルクォーテーションとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 日本語表現辞典 > ダブルクォーテーションの意味・解説 

ダブルクォーテーション

英語:double quotation

「ダブルクォーテーション」の意味・「ダブルクォーテーション」とは

「ダブルクォーテーション」とは、二つ小さな線が上下並んだ記号("")のことである。主に、文章中で引用会話文を示す際に使用されるまた、プログラミング言語においては、文字列を表すために用いられることが多い。

「ダブルクォーテーション」の語源

「ダブルクォーテーション」の語源は、英語の "double"(二重の)と "quotation"(引用)に由来する英語圏では "double quotation marks"と呼ばれることが一般的である。日本語では、そのまま二重引用符」と訳されることもある。

「ダブルクォーテーション」に関連する用語・知識

「シングルクォーテーション」とは

シングルクォーテーション」とは、一つ小さな線が上下並んだ記号(')のことである。ダブルクォーテーションと同様に引用会話文を示す際に使用されることがあるまた、プログラミング言語においても、文字列を表すために用いられることがある

「ダブルクォーテーション」と「シングルクォーテーション」の違い

「ダブルクォーテーション」と「シングルクォーテーション」の違いは、記号形状と用途にある。ダブルクォーテーションは二重の線が上下並んだ記号で、シングルクォーテーション一重の線が上下並んだ記号である。また、英語圏ではダブルクォーテーションが主に引用会話文を示すのに対しシングルクォーテーション引用の中の引用文章の中で特定の単語フレーズ強調する際に使用されることが多い。

「クオテーションマーク」とは

「クオテーションマーク」とは、引用符総称であり、ダブルクォーテーションとシングルクォーテーションを含む。文章中で引用会話文を示すために使用される記号である。また、プログラミング言語においても、文字列を表すために用いられることがある

「ダブルクォーテーション」における皮肉の表現

「ダブルクォーテーション」は、皮肉や疑問含んだ表現を示す際にも使用されることがある例えば、「彼は"友達"だ」という表現では、ダブルクォーテーションで囲まれ「友達」に皮肉や疑問含んでいることが示唆される

「ダブルクォーテーション」を用いた強調の方法

「ダブルクォーテーション」を用いて文章中の特定の単語フレーズ強調することができる。ただし、この方法はあまり一般的ではなくシングルクォーテーションより一般的に使用される例えば、「彼は"とても"疲れている」という表現では、ダブルクォーテーションで囲まれた「とても」が強調されていることがわかる。

「ダブルクォーテーション」を用いた例文

1. 彼女は、「"ありがとう"と言ってくれたのが嬉しかった」と話した。 2. プログラミング言語では、"Hello, World!" という文字列はダブルクォーテーションで囲むことが一般的である。 3. 彼は、"自由"と"平等"を大切にする人物だと評されている。

ダブルクォーテーション

別表記:ダブルコーテーション

double-quotation (mark)。引用符一種で、「"」または、「“」(開始)および「”」(終了)の記号。主に引用特殊な括弧使い用いられる。「二重引用符」などとも言う。

引用符

(ダブルクォーテーション から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/16 07:13 UTC 版)

引用符いんようふは、約物の一つ。文中において、他の文や語を引用していることを示す役割を果たす記号で、多くの場合一対で引用部分を囲む。引用符号とも呼ばれ、またその英語からコーテーションマーククォーテーションマーククオーテーションマーク(quotation mark、スペイン語: comillas)と呼ぶ場合も多い。


  1. ^ a b まれに使う。
  2. ^ a b 簡体字中国語縦書きの引用順序では﹃﹄と﹁﹂を使う。たまに横書きの第一引用では「…」を使う。
  3. ^ a b c d スイスでは、独仏伊3言語で同じ引用符を使う。
  4. ^ 長い引用では、開始引用符を各行のはじめに置く。
  5. ^ a b 他の引用の中に使う。
  1. ^ 共同通信社『記者ハンドブック』第12版 126ページ、時事通信社『最新用字用語ブック』第6版 495ページ
  2. ^ 『朝日新聞の用語の手引』(2010年)147ページ、『改訂新版毎日新聞用語集』(2007年)447ページ、『読売新聞用字用語の手引』第3版 41ページ
  3. ^ 時事通信社『最新用字用語ブック』第6版 495ページ
  4. ^ a b 『校正記号の使い方 第2版 タテ組・ヨコ組・欧文組』21ページ
  5. ^ 『増補改訂JIS漢字字典』798ページ
  6. ^ 『改訂新版毎日新聞用語集』(2007年)447ページ
  7. ^ 『読売新聞用字用語の手引』第3版 41ページ
  8. ^ The Unicode Consortium, ed (2016). “Chapter 6. Writing Systems and Punctuation. §6.2. General Punctuation”. The Unicode Standard. Version 9.0. p. 276. https://www.unicode.org/versions/Unicode9.0.0/ch06.pdf 2018年3月30日閲覧。 
  9. ^ Unicode 9.0.0 final names list”. Unicode.org. The Unicode Consortium. 2018年3月30日閲覧。


「引用符」の続きの解説一覧


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ダブルクォーテーション」の関連用語

ダブルクォーテーションのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ダブルクォーテーションのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
実用日本語表現辞典実用日本語表現辞典
Copyright © 2024実用日本語表現辞典 All Rights Reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの引用符 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS