「戦争反対・平和」とは? わかりやすく解説

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「戦争反対・平和」

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 05:06 UTC 版)

野中広務」の記事における「「戦争反対・平和」」の解説

野中回顧録の中で戦中自分軍国青年であった」と述べている。高知市の第155師団歩兵452連隊通称号:護土22756部隊)に所属していたときに終戦迎え坂本龍馬像の前で自決考えたが、上官将校に「死ぬ勇気があればこれから日本の国を建て直す勇気変えろ」と諭された。 京都府園部町在任中の1962年、2,500人あまりの京都府出身者戦死した沖縄県宜野湾市嘉数の丘に京都府慰霊碑建てるために訪れたときにタクシー運転手から「お客さん、あそこで、あそこで、私の妹は殺されたのです。アメリカ軍じゃないんです」と聞かされた。こうした体験から戦争反対や平和、残され戦争責任きれいに片づけるべきという思いがあり、著書インタビューなど訴えている。 亀井静香は「野中国士みたいな男で、のちの世代苦しみ残してはいけないというようなことを考えている」と評している。実際に野中は「戦後五十年の負のトゲを抜くんだ。この国が二十世紀やり残したことを、禍根ないようやり遂げる。それが自分らの責任だ」と発言したこともある。一方で、元官房長官社民党衆議院議員だった野坂浩賢は「野中は本来、タカ派だと思う。しかし、政治家としてハトにもなりうる」とし、「あの土井たか子党首だって野中のことは嫌いじゃないんだ。おタカさんは、亀井静香)は大嫌いだが、野中とは仲がいい」と発言していた。 2009年永年宿敵であった共産党の機関紙しんぶん赤旗』のインタビューでも平和について語った。このインタビューについて朝日新聞2009年7月31日)で問われ、「政治最大役割戦争をしないこと。『戦争反対であれば、どんなインタビューでも受けますよ」と答えている。 もっとも、こうした平和主義者野中」といった評価には疑問の声も少なくないジャーナリストの黒哲哉は、周辺事態法国旗・国歌法改正住民基本台帳法通信傍受法といった法律を「後の軍事大国化につながる」ものであるとし、それらを小渕内閣官房長官として主導した野中政治姿勢や、その野中高く評価する護憲派左派疑問呈している。

※この「「戦争反対・平和」」の解説は、「野中広務」の解説の一部です。
「「戦争反対・平和」」を含む「野中広務」の記事については、「野中広務」の概要を参照ください。

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