「りんかんサンライン」の愛称についてとは? わかりやすく解説

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「りんかんサンライン」の愛称について

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 16:20 UTC 版)

南海高野線」の記事における「「りんかんサンライン」の愛称について」の解説

1995年から2008年まで難波駅 - 橋本駅間には「りんかんサンライン」の愛称付けられていた。「りんかん」は、澄んだ空気豊かな自然と調和するさわやかな街並みイメージ、「サンライン」は太陽 (Sun) の明るさ暖かささんさんと降り注ぐ陽光輝き意味している。 1994年12月14日当時の社長川勝泰司が「田舎臭いイメージ変えたい」と発言したのがきっかけ岸里玉出駅 - 橋本駅間の名称を社内公募選定し1995年9月1日ダイヤ改正時から使用したい発表社長案として「南海山の手線」を提唱した。川勝社長会見で「名称がいま風、都会風になれば、当社住宅分譲などにも効果がでるだろうし、利用客増えるかもしれない。それには山手線がいい」とコメントした。しかし、高野山所在する高野町がそれに反発し当時町長高野山真言宗金剛峯寺宗務総長路線存続要望出したことから路線変更断念して愛称募集することとし、「りんかんサンライン」に決定した当初難波駅 - 橋本駅間を「りんかんサンライン」、橋本駅 - 極楽橋駅間を「高野線」と路線図上で区別していたが、後に「高野線りんかんサンライン」と両名併記して案内されるようになった車内放送では、南海本線側から乗換案内などで「高野線りんかんサンラインお乗り換えです」と案内されていた。 なお「山手線」の名称は、南海電気鉄道前身である南海鉄道1940年統合した阪和電気鉄道路線、すなわち後に西日本旅客鉄道JR西日本阪和線となる路線呼称として、戦時買収によって同線が国有化される1944年まで用いていたことがあった。 しかし、沿線住民の間では「高野線」の名称で定着しており、「りんかんサンライン」と呼ぶ人はさほど多くなかった2008年高野線ダイヤ変更より案内上でもほとんど「りんかんサンライン」の愛称使われなくなり2009年3月20日阪神なんば線開業とともに車内路線図から「りんかんサンライン」の表示消去され車内自動放送乗換案内においても「りんかんサンライン」とは案内されなくなった。また公式ホームページにおいても現在は「りんかんサンライン」の案内なくなっている。愛称使用終了前に印刷された駅配布時刻表などもそのまま配布されていたが、2013年10月行われたダイヤ改正時に発行され時刻表および駅掲出時刻表には記載されていない。 なお、愛称使用終了後泉北高速鉄道5000系車内案内表示器には中百舌鳥駅到着時に表示される乗換案内に「りんかんサンライン」の表示残っていたが、同形式は2020年2月リニューアル工事終えたためその表示なくなったその後岸里玉出駅6番線ホーム乗換案内放送に「高野線りんかんサンラインお乗り換えです」の案内唯一残るのみとなっていたが、その放送2021年5月更新されたため「りんかんサンライン」の名は消滅した2022年時点では、北野田駅高野山方面ホーム1・2番線)のLED発車案内の上部に「りんかんサンライン」の表記残存している。

※この「「りんかんサンライン」の愛称について」の解説は、「南海高野線」の解説の一部です。
「「りんかんサンライン」の愛称について」を含む「南海高野線」の記事については、「南海高野線」の概要を参照ください。

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