《脊椎》の正しい読み方
「脊椎」の正しい読み方
「脊椎」の正しい読み方は「せきつい」である。「脊椎」の意味解説
「脊椎」とは、一般的に背骨のことをいう。「脊椎」は脊骨が連なってできたものであり、頚椎が7個、胸椎が12個、腰椎が5個、仙椎、尾骨がある。長さは個人差があるものの、基本的には約60cmある。この「脊椎」は脊髄を守るように位置していて脊髄保護の役割とともに、姿勢を保持する役割も果たしている。なぜ「脊椎」と読むのか・理由
「脊椎」の「脊」という漢字は、音読みで「せき」、訓読み(表外読み)で「せ」「せい」と読む。「椎」という漢字は、音読みで「つい」、音読み(表外読み)で「すい」、訓読み(表外読み)で「う(つ)」「しい」「せぼね」「つち」と読む。このことから、「脊椎(せきつい)」は、二つの漢字の音読みからそのように読むことができる。「脊椎」の類語・用例・例文
「脊椎」の類語には、「背骨(せぼね)」「脊梁(せきりょう)」「バックボーン」「脊柱(せきちゅう)」「頚椎(けいつい)」「胸椎(きょうつい)」「腰椎(ようつい)」「仙椎(せんつい)」が挙げられる。 「背骨」「脊梁」「バックボーン」「脊柱」の四つは背骨のことをさしている名称で、「頚椎」「胸椎」「腰椎」「仙椎」は「脊椎」を構成する骨の一部をさしているものである。《脊椎》の正しい読み方
「脊椎」の正しい読み方
「脊椎」は、音読みで「せきつい」と読む。「脊」が「せき」、「椎」が「つい」である。「脊椎」の意味解説
脊椎(せきつい)は、脊柱(せきちゅう)、つまり背骨(せぼね)を意味する。人間は脊椎動物の一種である。脊椎は、椎骨(ついこつ)と呼ばれる骨が積み木のように連結して構成されている。側方から見ると、頚椎から仙骨にかけて、Sの形に湾曲している。人間には椎骨が30個以上あり、通常、頸椎が7個、胸椎が12個、腰椎が5個、仙椎が5個、尾椎が3〜6個である。脊椎は、体を支える柱として重要な役割を担う。また、体を動かす機能があり、肋骨と共に内臓を守り、脊髄などの重要な神経を保護している。なぜ「脊椎」と読むのか・理由
音読みで「脊」は「せき」と読み、訓読みでは「せ」「せい」と読む。理由は、「脊」が背中を意味するからである。「椎」は音読みで「つい」「すい」「ずい」である。「椎」には、背骨、椎骨、胸椎、頸椎(けいつい)、脊椎、腰椎の意味がある。「脊椎」の類語・用例・例文
「脊椎」の類語には、背骨、脊柱(せきちゅう)、脊椎骨、脊髄(せきずい)がある。背骨、脊柱、脊椎骨は、脊椎とほぼ同じ意味であり、脊髄は、脳から続く中枢神経のことを指す。「脊椎」の使い方としては、「脊椎動物」が有名である。脊椎が痛む、脊椎をやられた、脊椎が砕けるような衝撃、といった言い方もある。なお、椎間板は脊椎にあるため、脊椎部にある椎間板ヘルニアの手術と受けた、と表現する。脊椎は体を支える重要な部分であるため、「幹は樹木の脊椎」といった表現も用いられる。
「脊椎」、つまり脊柱(せきちゅう)は、椎骨が連なって構成されており、部位によって異なる表現をする。たとえば、頸椎(けいつい)は哺乳類の脊柱のうち、頸部の椎骨である。胸椎(きょうつい)は、頸椎と腰椎との間の椎骨、腰椎(ようつい)は、胸椎と仙椎との間にある椎骨、仙椎(せんつい)は、腰椎と尾椎との間にある椎骨であり、結合して仙骨となっている。
「脊椎」の英語用例・例文
「脊椎」は英語では、Axis、Spine、Backbone、Spondylus などと表される。Axisは軸を意味するが、脊椎は体の軸であることからAxisが用いられる。脊椎X線は、spinal X-rayである。脊椎からくる痛みは、referred pain from the spineと表現する。脊椎すべり症は、slipped vertebraである。脊椎にかかる圧力が増すことを、increase stress on the spineと言う。脊椎に問題がある場合は、I have a spinal problemと言う。脊椎のカーブは、curve in the spine、脊椎の上部は、upper part of spineである。「脊椎の」を意味する形容詞は、Spinal、Spondylous、Vertebralであり、無脊椎動物は、Invertebrate Animalsである。なお、副詞はVertebrallyである。- 《脊椎》の正しい読み方のページへのリンク