《業》の正しい読み方とは? わかりやすく解説

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《業》の正しい読み方

「業」の正しい読み方

「業」は「ぎょう」「ごう」「わざ」などと読みそれぞれ異なる意味を持つ。

「業」の意味解説

「業」の文字読み方意味の違い区別できる。「ぎょう」と読む場合は生活のために行う仕事自身課せられた任務などの意味がある。「ごう」と読む時はその人行い、特に悪行意味する。「業人と書いて「ごうにん」と読み悪事を働く人を蔑む意味で使われることが多い。「わざ」と読む場合その人が持つ技術意味している。「職人業」など、その人だけの高度な技術力称するのに用いられる

なぜ「業」と読むのか・理由

「業」を「ぎょう」と読むのは漢字音読みであり、「ごう」も同様である。本来の読みは「ごう」であり、仏教用語一種であった前世行い現世影響もたらす因果応報の意味持っていたが、特に悪い行い対す報いの意味として使われていた。時代が進むにつれて本来の意味薄れ、人の行いそのものを示す意味を持つようになった。人の行いに対しては「ぎょう」と読み因果応報としての「ごう」とは区別されている。訓読みの「わざ」は人の行い意味する「ぎょう」が由来読み方である。

「業」の類語・用例・例文

「業」の類語は「職業」「稼業」「科」「技能」など様々であり、それぞれしょくぎょう」「かぎょう」「とが」「ぎのう」と読む。「職業」「稼業」は仕事似た味があるが、「職業」は生活のために日常従事する仕事であり、「稼業」はお金多く稼ぐための仕事という意味合いが強い。「希望職業を選ぶ」「格闘技俺の稼業だ」などの例文がある。「科」は非難されたり刑罰対象になる悪事である。例文としては「窃盗の科で逮捕される」がある。「技能」は物を作る仕事などで、その仕事巧みにやり遂げる技術の意味がある。「この仕事には高度な技能求められている。」などと使われる

「業」の英語用例・例文

「業」の英語表記は意味によって違いがある。暮らし支えるための仕事という意味では「job」「work」となるが、「job」は仕事そのものを示す名詞として用いられる一方でwork」は「job」と同様に名詞として使うこともあるが、働くことを意味する動詞として扱われることが多い。英文については「製造業」が「cleaning job」、「業務従事する」が「Engage in work」になる。悪事や罪としての「業」はそれぞれbad thing」「karma」と英訳できる例えば「前世の業」は「the karma of the previous life」と英訳できる何らかの行いに対して用いる「業」は「technique」になる。英語の例文として「凄い業」を訳したgreat technique」がある。



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