〈双子城〉
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/06 01:43 UTC 版)
キャンプで、キャトリン(ミシェル・フェアリー)は、〈北の王〉である息子ロブ(リチャード・マッデン)と、ウォルダー・フレイとの同盟や、ラニスター家の本拠であるキャスタリーロック攻撃について話す。間もなくスターク軍はフレイ家の本拠〈双子城〉に着き、他の領主の家の屋根の下での安全を保証する”客の権利”の象徴であるパンと塩を与えられる。ロブは嫌味なウォルダー・フレイ公とその娘たちに謝罪する。ウォルダーは謝罪を受けいれるが、ロブが婚約を破った理由であるタリサ(ウーナ・チャップリン)を近くでよく見たいと言う。アリア(メイジー・ウィリアムズ)はいまだ”ハウンド” サンダー・クレゲイン(ロリー・マッキャン)に捕えられ、母と兄に会うために〈双子城〉に向かっている。ハウンドは〈双子城〉に運ぶ食料を積んだ荷車を引く商人を殴り倒して荷車を盗み、さらに殺そうとするが、アリアが止める。 夜、ウォルダーは娘のロズリンを花婿のエドミュア・タリー(トビアス・メンジーズ)のもとにエスコートし、エドミュアは花嫁の美しさに喜ぶ。間もなく二人は結婚し、祝宴が始まる。宴の半ばでウォルダーは床入りの儀式を始めさせ、新郎新婦は部屋に運ばれる。二人が去った後、ローサー・フレイが宴会場の扉を閉め、フレイ家の楽師はラニスター家の警告の歌である『キャスタミアの雨』を演奏し始めて、キャトリンは疑念を持つ。荷車で食料を運んで来たふりをして、ハウンドとアリアは〈双子城〉に着く。門から入ることを禁じられるが、アリアは姿を消す。 キャトリンは、ルース・ボルトン(マイケル・マケルハットン)が外套の下に鎖帷子を着込んでいるのに気付き、裏切りへの疑念は確信に変わる。ウォルダーが合図を出してフレイ家の者にスターク家を襲わせ、キャトリンはロブに警告しようとする。だがロブが行動を起こす前に、ローサーが身籠ったタリサの腹を何度も刺して殺す。剣を抜こうとした時、ロブは石弓に射ぬかれる。アリアは門の中に忍び込み、フレイ家の者がスターク家の兵士とロブのダイアウルフのグレイウィンドを殺すのを見る。アリアはハウンドに殴られて気絶させられ、城の外に運び出されて救われる。キャトリンは石弓に射ぬかれて傷つきながらも、ウォルダーの若妻を捕えて人質とし、ロブの助命を訴える。ウォルダーは拒否し、ルース・ボルトンはロブの心臓を突き刺し、〈ハレンの巨城〉でジェイミーから受け取った「ラニスター家の挨拶」をもたらす(『女剣士と熊』)。キャトリンは泣き叫び、復讐のためにウォルダーの妻を殺すが、ウォルダーの息子ブラック・ウォルダー・リヴァーズに喉を掻き切られる。
※この「〈双子城〉」の解説は、「キャスタミアの雨」の解説の一部です。
「〈双子城〉」を含む「キャスタミアの雨」の記事については、「キャスタミアの雨」の概要を参照ください。
〈双子城〉
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/06 01:44 UTC 版)
王が殺された後、〈双子城〉の外側で、忠実なスターク家の旗主たちはフレイ家と勝ち目のない戦いをする。”ハウンド” サンダー・クレゲイン(ロリー・マッキャン)とアリア(メイジー・ウィリアムズ)は、ロブの斬首された死体にロブのダイアウルフのグレイウィンドの頭がつけられて、フレイ家の兵士が行進するのを見ておののく。後に、アリアとハウンドは4人のフレイ家の兵がスターク家の者を殺した話をしているところに出くわす。アリアは馬を下りて、ロブの死体を冒涜したと言う兵士を襲い、首を何度も刺す。ハウンドが残りの兵士を殺す。 婚儀の翌朝、ウォルダー・フレイとルース・ボルトン(マイケル・マケルハットン)は前夜の出来事、エドミュア・タリー(トビアス・メンジーズ)を牢に捕えていること、”ブラックフィッシュ”ブリンデン・タリー(クライヴ・ラッセル)に逃げられたこと、そしてリヴァーランの領主と〈北部総督〉というお互いの新しい地位について話す。ウォルダーは、何があってウィンターフェルが廃墟になったのか聞くが、ボルトンはグレイジョイ家から城を取り戻すために息子のラムジー・スノウを送ったと言う。〈鉄諸島人〉はシオンを裏切って差し出したが、ロブが約束したはずの安全な帰路を与えられず、生きたまま皮を剥がれて殺されている。
※この「〈双子城〉」の解説は、「次なる戦いへ」の解説の一部です。
「〈双子城〉」を含む「次なる戦いへ」の記事については、「次なる戦いへ」の概要を参照ください。
- 〈双子城〉のページへのリンク