2号機とは? わかりやすく解説

2号機 (本務機)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/09 00:44 UTC 版)

東洋活性白土」の記事における「 2号機本務機)」の解説

1956年協三工業軌間610mmのB型サイドタンク6トン機(→写真)。産業用規格設計型で、実際に名目より数年以前作られメーカーストック品の可能性が高い。軌間762mm用の機関車として設計されていたので、車体幅は軌間610mmの機関車としては広めである。愛称は「くろひめ号」。本機水の消費量少ないため、社員角型石油缶を使用して本機タンク給水していた。ある年の1月雪中での運行の無理が重なって本機クランクピン折損する事故発生した本機車検がその年の2月に切れるので、これを機にディーゼル機関車購入しようという話が社内出たが、本機見学にくるファンのために国鉄長野工場修理した本機毎年2月定期点検故障稼働できないときは予備機1号機)による鉄道輸送は行わなかった。このような場合工場の炉の燃料用重油搬入はせず、製品活性白土)は運送会社依頼したトラック輸送した本機日本最後実用蒸気機関車となった専用鉄道廃線後本機東洋活性白土から糸川市へ譲渡され1987年から糸小学校校庭展示静態保存)された。所蔵元は糸魚川市教育委員会である。2007年江戸東京博物館開催され特別展大鉄博覧会 - 昭和への旅は列車に乗って』(2007年7月10日 - 9月9日)に出展されたが、糸魚川市江戸東京博物館から貸し出し要請を受け、糸魚川市広報に益になる機会であることから貸し出し応じた。『大鉄博覧会』後、本機糸魚川市にあるフォッサマグナミュージアム展示される1号機羅須地人鉄道協会により動態保存向けて活動が行われているが、本機所有者である糸魚川市は、2007年7月時点では動態保存考えていない本機稼働させるための整備には多額の費用が必要であり、また、本機走行させる軌道敷設本機動態状態での維持にも費用がかかるためである。観光鉄道として運営したとしても採算合わない糸魚川市判断している。2020年10月には、糸魚川駅内の複合型交流施設糸魚川ジオステーション ジオパル」に移設されている。

※この「 2号機 (本務機)」の解説は、「東洋活性白土」の解説の一部です。
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