蠟燭とは? わかりやすく解説

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ろう‐そく〔ラフ‐〕【××燭】

読み方:ろうそく

縒(よ)り糸や紙を縒り合わせたものを(しん)にし、パラフィン円柱状に成型し灯火用いるもの。「—をともす」


蝋燭

読み方:ロウソク(rousoku)

作った灯具


蝋燭

読み方:ロウソク(rousoku)

材料とした照明の火具。


ろうそく 【蝋燭】

ポンベイやシリア遺跡から青銅製の燭台出ており、前三世紀頃にはろうそくがあったことが知られている。ろうそくの火は太陽たいまつ同じく、闇・悪霊を払う力があると考えられその伝統はキリスト教にも継承されて、諸種礼典不可欠のものとなっている。中国でも前三世紀頃の存在が、墳墓から発見燭台証明されている。日本には仏教と共に入ってき、奈良時代の寺の資財帳記されたりしている。神前供えるのは、自己自身代えた自己奉納の意もある。占いにも用いる(占術)。

蝋燭

作者川崎長太郎

収載図書川崎長太郎選集
出版社河出書房新社
刊行年月1991.11

収載図書鳳仙花
出版社講談社
刊行年月1998.7
シリーズ名講談社文芸文庫


蝋燭

作者松谷みよ子

収載図書小説捨てていく話
出版社筑摩書房
刊行年月1992.11


蝋燭

作者田山花袋

収載図書定本 花袋全集 第4巻復刻版
出版社臨川書店
刊行年月1993.7


蝋燭

作者水谷準

収載図書水谷準集―お・それ・みを
出版社筑摩書房
刊行年月2002.4
シリーズ名ちくま文庫


蝋燭

作者谷優

収載図書吉野川
出版社編集工房ノア
刊行年月2004.12


蝋燭

作者高浜虚子

収載図書明治大正小品
出版社おうふう
刊行年月2006.4


蝋燭

作者橋本治

収載図書
出版社集英社
刊行年月2008.6


蝋燭

読み方:てらし

  1. 蝋燭ノコトヲ云フ。〔第二類 金銭器具物品之部・兵庫県
  2. らふそくのこと。車夫隠語

分類 兵庫県東京車夫


蝋燭

読み方:ろうそく

  1. 囚人供給する飯。或は信玄袋のことを云ふ。
  2. 囚人供給する飯。②又は手淫のことをいう。(独りで液が流れるから)これを形容したもの。

蝋燭

読み方:ろうそく

  1. 手淫のことをいふ。独りで液を漏すから。〔犯罪語〕
  2. 手淫のことをいふ。独りで液を漏すから。
  3. 手淫のことをいふ。
  4. 手淫。(独りで液が流れるから)。〔一般犯罪

分類 俗語犯罪犯罪

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蝋燭

読み方:ロウソク(rousoku)

作者 田山花袋

初出 大正3年

ジャンル 小説


ろうそく

(蠟燭 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/22 03:13 UTC 版)

ろうそく(漢字表記:蝋燭あるいは蠟燭[注釈 1]英語: candle キャンドル)は、綿糸などのあるいはイグサ(灯芯草)を英語版にして、その周囲に円柱状に(ろう)を固めて成型した灯火用具[1]ロウソクローソクとも。


注釈

  1. ^ 「蝋燭」は簡易慣用字体で、正字は「蠟燭」
  2. ^ 当時一般的な明かりには「燈明」が使われていた[1]

出典

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m 坂口香代子「あかりと文化 岡崎の和ろうそく(愛知県) 和ろうそくの魅力を育てる 伝統の技・挑む心・科学の眼」(PDF)『中部圏研究』第174号、中部産業・地域活性化センター、2011年3月、65-75頁、ISSN 18842453NAID 400187561752021年4月1日閲覧 
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m 小原政敏「ファラデーの『ロウソクの科学』と理科教育」『論集』第3巻第2号、白鴎大学発達科学部、2007年3月、99-131頁、ISSN 18800289NAID 1100064612082021年4月1日閲覧 
  3. ^ a b c d e 04.松脂蝋燭(まつやにろうそく)”. ハリマ化成グループ. 2020年12月23日閲覧。
  4. ^ 【老舗の研究 持続の秘訣】小池ろうそく店、民衆発の伝統文化 再興に奮闘日本経済新聞』朝刊2019年10月4日(2020年7月21日閲覧)
  5. ^ 日本香堂「お線香・ろうそく豆知識」
  6. ^ 『神社有職故実』(昭和26年7月26日、神社本庁発行)全129頁44頁
  7. ^ ロウソクの取扱いにご注意を!


「ろうそく」の続きの解説一覧

蝋燭

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/22 03:21 UTC 版)

蝋燭(ろうそく、「蝋燭」は簡易慣用字体で、正字は「蠟燭」)またはキャンドル英語: candle)は、綿糸などのあるいはイグサ(灯芯草)を芯にして、その周囲に円柱状に(ろう)を固めて成型した灯火用具[1]ロウソクローソクとも。


注釈

  1. ^ 当時一般的な明かりには「燈明」が使われていた[1]

出典

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m 坂口香代子「あかりと文化 岡崎の和ろうそく(愛知県) 和ろうそくの魅力を育てる 伝統の技・挑む心・科学の眼 (PDF) 」 『中部圏研究』第174号、中部産業・地域活性化センター、2011年3月、 65-75頁、 ISSN 18842453NAID 400187561752021年4月1日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m 小原政敏「ファラデーの『ロウソクの科学』と理科教育」『論集』第3巻第2号、白鴎大学発達科学部、2007年3月、 99-131頁、 ISSN 18800289NAID 1100064612082021年4月1日閲覧。
  3. ^ a b c d e 04.松脂蝋燭(まつやにろうそく)”. ハリマ化成グループ. 2020年12月23日閲覧。
  4. ^ 【老舗の研究 持続の秘訣】小池ろうそく店、民衆発の伝統文化 再興に奮闘日本経済新聞』朝刊2019年10月4日(2020年7月21日閲覧)
  5. ^ 日本香堂「お線香・ろうそく豆知識」
  6. ^ 『神社有職故実』(昭和26年7月26日、神社本庁発行)全129頁44頁
  7. ^ ロウソクの取扱いにご注意を!


「蝋燭」の続きの解説一覧

蝋燭

出典:『Wiktionary』 (2021/06/12 14:41 UTC 版)

名詞

 ろうそく

  1. 糸、紙縒こより藺草いぐさなどでできた周囲パラフィン固めたもの。一端露出させ、これに点火して灯火用いる円柱状に成形したものが多い。

発音(?)

ろ↗ーそ↘く

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翻訳


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