端子群
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発売当初はこれまでのブラウン管TV同様、ビデオ入力3或いは4系統(うち前面入力1系統)、モニター出力1系統、D映像端子2或いは1系統、HDMI端子2或いは1系統という構成が殆どだった。 しかし年式が進むにつれ本体が次第に薄くなってきたため、2006年夏以降モデル(LX60シリーズ)より本体前面AV入力端子も廃止され、AV入力&ヘッドホン端子及びB-CAS&SDカードスロットは全て(2006年LX60シリーズ以降のモデルより)前面から側面(右或いは左)へ、また本体操作ボタンも同様に(LX60シリーズ以降のモデルより)前面から天面或いは右側面へ各々移されている(2011年春モデルの3DビエラVT3/33シリーズは主電源ボタンのみ前面へ移設)。 加えて2010年以降製造のモデルからは側面の「ビデオ入力3(或いはビデオ入力4)」端子、及び後面の「モニター出力」と「ビデオ入力1」端子からS2/S1入出力端子が撤去されコンポジット映像端子のみに(S2/S1入力は「ビデオ2」端子のみ、D4映像入力はビデオ1と兼用で、コンポジット映像との同時接続時はD4映像優先)、さらに電話回線端子も廃止されLAN端子のみになった。なお23v・22v型以下の小型液晶ビエラは前面或いは側面AV入力端子が登場当初から非搭載となっており、側面はB-CAS及びSDXCスロットとイヤホン端子のみである。また後面端子は2009年以降製造機種よりこれ(2008年モデル)までのタテ並びからヨコ並びに変更されている。加えて地上波チューナーのみ搭載のビエラ(地デジと地アナのみ視聴可能な機種、及び地デジのみ視聴可能な機種)は登場当初からモニター出力端子非搭載のため、これら機種のチューナーを用いて(アナログチューナーのみ搭載の)従来型録画機での地デジ録画は不可。 なおモニター出力「S2」端子搭載機の場合、S2端子から出力される放送はデジタル放送のみで、地上アナログ放送はS2端子から出力されずコンポジット映像端子からのみ出力される(画質はアナログに変換されるためS2・コンポジット共に「標準」。BD/DVDレコーダー及びD-VHS・W-VHS・S-VHSの各ビデオデッキとS接続した場合はデジタル放送のみ録画可)。また本機(ビエラ側)チューナーを用いて地上アナログ放送を外部録画機で予約録画する場合は、1995年以降製造のパナソニック製録画機と組み合わせての「(Ir経由)タイマー予約」による録画のみ可能で、それ以外のモード(Irシステムを使わない予約)ではビエラチューナー経由による地上アナログ放送録画はできず、接続した録画機器側で行う(ビエラチューナー経由によるデジタル放送予約はIrシステムを介さなくてもVIERAと録画機相互間がAV接続されていれば可)。 HDMI入力端子は26v型以上の機種は3系統(後面に2系統、側面或いは前面に1系統搭載、後面2系統のみで前面或いは側面HDMI端子非搭載の機種もある。ただしARC=オーディオリターンチャンネル対応端子は後面のHDMI入力1のみ)、22v型以下の機種は後面に1系統搭載。さらに普及モデルのCシリーズ、地デジ専用ビエラ、録画機能搭載のRシリーズ、2010年秋冬モデルのTH-L32X21(SPS系列店限定モデル)はモニター出力端子自体を廃止したため、これらシリーズの内蔵チューナーを用いてアナログチューナーのみ搭載の従来型録画機でデジタル放送を録画することは不可となっている(加えてCシリーズ・地デジ専用ビエラ・TH-L32X21(SPS系列店限定モデル)は光デジタル出力端子も廃止した。 双方向番組対応端子はかつて電話回線端子(モジュラージャック)とLAN端子で構成されていたが、電話回線を利用した双方向番組の普及が芳しくなかったことから電話回線端子は2009年モデルZ1シリーズ(DIGAは2008年&2009年モデルDMR-BR670V/XP25Vなど)を最後に廃止され、その後発売されたビエラ及びディーガは「お部屋ジャンプリンク」・「スカパーHD録画」・「アクトビラ」などに対応したLAN端子のみを装備している(ブロードバンド環境が整備されていることが前提)。 2011年春モデルは全機種モニター出力・Irシステム・S2/S1映像入力・側面のビデオ入力3の各端子を(加えてC3シリーズのうち24v・19v型はD4入力端子も)廃止し、上位モデルのみビデオ入力2の音声入力端子をメニュー操作でアナログ音声出力に変更可能とする方式に改められた(ビデオ入力は上位モデル2系統、普及モデル1系統。側面HDMI入力端子は上位モデルのみ搭載。Irシステム端子搭載のビエラはVT2シリーズが最後)。またC3シリーズとTH-L19X3は光デジタル出力端子非搭載でHDMIもARC非対応のため、AVアンプ(ホームシアターシステム)やデジタルコードレスサラウンドヘッドホンとの組み合わせ不可。 2013年以降モデルはホームシアターとの組み合わせが可能な(光デジタル出力端子とARC対応HDMI端子を搭載した)モデルが42v型以上の大型機種(DT60/E60シリーズ)に限定。39v型以下のパーソナルモデルとX6シリーズ・Cシリーズ・Aシリーズ全機種は(光デジタル出力端子を廃止しHDMI端子もARC非対応としたため)ホームシアター及びデジタルコードレスサラウンドヘッドホンとの組み合わせ不可となった。さらにアンテナとアナログAV入力(コンポジット・D4)以外の(HDMI・光デジタル・ヘッドホン)端子は全て従来の後面から(正面から見て左)側面へ移設されると共に、アナログAV入力端子は(GT5シリーズに採用されていたミニジャックから)従前のRCAジャックに戻されている。加えてアナログAV入力は(上位モデルも含め)全機種1系統のみとなった事から、(VT5シリーズなどの)上位モデルに搭載されていた「ビデオ入力2のアナログ音声出力切替機能」は廃止され、アナログオーディオ機器からTV音声を出したい場合のケーブル接続は(音量可変式の)ヘッドホン端子にのみ可(メニュー項目で「ヘッドホン端子へケーブル接続時でもビエラ本体内蔵スピーカーから同時に音を出すか否か」が選択可)。 なおディーガは2013年以降モデルよりアナログAV出力端子を廃止し、TV受像機とはHDMIケーブルでしか繋げなくなった。このため2005年以前のビエラ(LX500・PX/LX50・LD60シリーズ以前のビエラリンク=HDMI端子非搭載機種)とD65シリーズ以前のブラウン管地デジTVはディーガ2013年以降モデルとの組み合わせ不可。2018年以降モデルはD端子も廃止され、「アナログAV入力端子1系統とHDMI入力端子3系統」構成へと統一されている。
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端子群
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端子群
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/08 03:03 UTC 版)
登場当初のモデルは、HDMI出力・D出力(D4まで、メーカーによってはD5まで対応)・S入出力・コンポジット映像入出力・アナログ音声入出力・光デジタル出力(一部上位機は同軸デジタル出力も併載)・電話回線端子・LAN端子で構成されていた機種がほとんどだった(一部上位機はi-LINK端子・USB端子・DV入力端子も併載)。 しかし、2011年1月以降製造の機種は「(著作権保護のため)D端子におけるハイビジョン映像アナログ伝送をD2以下(720×480ドット以下)のSD画質に制限する」という新AACS規定施行により、D端子におけるハイビジョン画質アナログ伝送に制限が設けられ、2014年1月以降に製造される機種からD端子におけるハイビジョン映像アナログ伝送が全面禁止となる。それに伴い、番組の録画・再生が(接続及び操作が簡単でD端子などのアナログ接続より高画質・高音質で再生可能な)HDMI主体へ移行してきていることもあり、2011年春以降のBDレコーダーは(D端子・S端子を廃止して)HDMIとコンポジット映像端子のみ搭載の機種が多い。また、従来型AV入出力端子の数も年式が進むにつれ減少しており、2011年モデルは入力・出力が各1系統のみの機種がほとんどで(前面AV入力端子は非搭載でSDメモリーカード&B-CASカードスロットに差し替え。HDMI出力は1系統のみの機種がほとんどで、一部上位機は2系統搭載)、中には従来型AV入出力端子を撤廃した機種も存在する。また電話回線を利用した双方向番組があまり普及しなかったことから、2010年以降製造機種より電話回線端子は廃止され(お部屋ジャンプリンク・ドアホン画面視聴・アクトビラビデオフル・スカパー!HD及びCATV STB録画にも対応した)LAN端子のみ搭載に改められている(2011年以降の上位モデルは無線LAN内蔵、普及モデルは専用アダプタによる無線LAN利用可)。 なお、2011年以降製造機種はシングルチューナーの普及モデルにおいてアナログAV入力端子が廃止されたため、ビデオデッキからHDD/BDへのダビングは、トリプルチューナー及びWチューナーの上位モデルと組み合わせた場合にしかできなくなった。さらにS端子やD端子も、2011年モデルを最後に廃止され、コンポジット映像端子のみに改められたので、S-VHS/W-VHS/D-VHSデッキと組み合わせた場合でも、画質はVHSデッキと同等になる。ただし、上位モデルはi-LINK端子を搭載しているので、D-VHSデッキとI-LINK接続した場合は、ハイビジョン画質によるダビングが可能。 2012年以降モデルからは(シャープ「AQUOSブルーレイ」とソニー「BDZ」の一部モデルを皮切りに)出力端子をHDMIのみにして、アナログAV出力端子を廃止した機種が登場し始め、HDMI端子非搭載の従来型TV受像機には接続不可の(従来型アナログTV受像機における外付デジタルチューナーとしては使えない)機種が増加している(2013年にはパナソニックが出力をHDMIと光デジタルのみとしアナログAV出力を廃止したブルーレイディーガ第一号「DMR-BXT3000」を発表)。なお(ビデオデッキなど従来型アナログ再生機器からのダビングに備え)従来型アナログAV入力端子は最低1系統搭載されている(HDMIは出力のみで入力は非搭載。普及モデルにはアナログAV入力端子非搭載のため、外部アナログ機器からのダビング不可となっているモデルもあり。2014年に入るとダブル・トリプルチューナーの普及モデルですらAV入力は搭載されなくなっている)。パナソニックは「DIGA」2013年以降モデルにおいて(ソニー「BDZ」に次いで)国内で2番目に「全機種アナログAV出力端子廃止」を完了。次いで東芝が「REGZAブルーレイ」2014年秋冬以降モデルにおいて、アナログAV入出力端子を全廃している。 アンテナ入出力端子の場合、登場当初のモデルは地上波アンテナ端子がデジタルとアナログとで別々になっていたが、2008年以降製造の機種は、地上波アンテナ端子がデジタル・アナログ混合入出力へと改められ、BS・110度CSアンテナ入出力と併せて2系統に集約されている(これにより地上波アンテナ線の接続端子を間違えて地デジが映らなくなるトラブルを防止)。さらに2010年秋冬モデル以降の機種は、アナログTV放送終了が迫ったことから、地上アナログチューナーを撤去し、デジタル3波チューナーのみの搭載に改められた。 光デジタル出力端子は現在「トリプルチューナー及びチャンネル録画機能を有する上位機種のみの搭載」となり、Wチューナー・シングルチューナーの普及モデルは(2014年以降製造機種より)光デジタル出力端子を廃止した(ソニー「BDZ」と東芝「レグザブルーレイ」は2016年以降製造機種より「トリプルチューナーを搭載した上位機種も光デジタル出力端子を廃止」)。 本体側の操作ボタンも、年式が進むにつれ数が減少しており、2014年現在発売のモデルの本体ボタンは、電源・ディスクトレイの開閉といった操作しかない構成の機種が多い。結果として(録画・再生・番組予約・編集・ダビングなどといった)ほとんど全ての操作は付属のリモコンのみで行うことになり、万が一リモコンが故障・破損・紛失すると、レコーダーとしての操作がほぼ不可能になるので要注意である(万が一に備え、学習リモコンにボタンの信号を記憶させ、付属のリモコンは予備で保管しておくのが望ましい。もしくはメーカーによっては、付属リモコンの価格が安価な場合もあるため予備として注文しておくのもよい)。 アナログAV入力端子も廃止が進み、4Kチューナー内蔵の上位機種は全機種アナログAV入力と光&同軸デジタル出力端子非搭載となっている。
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端子群
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 15:25 UTC 版)
初期のディーガは「コンポジット端子」・「S端子」・「D端子」・「光デジタル出力端子」・「HDMI端子」を搭載した機種が一般的だったが、年式が進むにつれ従来型アナログ端子数は減少。現行モデルは「HDMI出力」・「光デジタル出力」・「コンポジット入出力」・「USB」の各端子を1系統ずつ搭載するのが一般的となった(上位モデルはUSB端子を前後面合わせて最大3系統搭載し、さらにi-LINK端子も搭載。2011年以降モデルはUSB-HDD増設対応。なおS端子とD端子は2011年上位モデルを最後に全廃)。さらに(新AACS規定により2014年以降モデルはHD画質・SD画質を問わずアナログ出力が全面禁止となった事から)「BXT3000」を皮切りに(従来型アナログ出力端子を全廃し)TVとはHDMIケーブルでしか繋げない(従来型アナログTV受像機における外付デジタルチューナーとしては使えない)機種への置き換えを進め、2012年モデルを以てパナソニック製「ディーガ」はアナログAV出力端子廃止を完了。翌2013年以降モデルより「TVへの出力はHDMI端子のみ」に統一されている。 大半のディーガはビデオデッキなど従来型アナログ再生機器からのダビング用としてコンポジットAV入力端子を1系統搭載しているが、シングルチューナーの普及モデル(BRT/BR/BRSシリーズ)はコンポジットAV入力端子非搭載のため、従来型アナログ再生機器からのダビングは不可(シングルチューナー機の外部AV入力端子搭載は2010年モデル「BRT300」が最後)。 光デジタル出力端子は当初ディーガ全機種に搭載されていたが、現在はトリプルチューナー&チャンネル録画機能を搭載した上位モデル「BZT/BXT/BRZ/BRXシリーズ」のみの搭載となり(「BZT9300」などの最上位モデルは同軸デジタル出力も併載)、Wチューナー・シングルチューナーの普及モデル(BWT/BRT/BR/SWシリーズ以降)は光デジタル出力端子を廃止した(Wチューナー及びシングルチューナーモデルの光デジタル出力端子搭載は2010年モデル「BRT300」と2011年モデル「BWT510」が最後)。 発売当初は電話回線端子が標準装備されていたが、電話回線を利用した双方向番組があまり普及しなかった事から2009年モデルを最後に電話回線端子は廃止され、現行モデルはLAN端子のみの搭載となっている(上位モデルは無線LANも内蔵、2011年以降モデルは「スカパープレミアム」用チューナーとLAN接続すれば本体チューナーと合わせ複数番組の同時録画可=トリプルチューナーモデルは最大4番組、Wチューナーモデルは最大3番組、シングルチューナーモデルは最大2番組同時録画。普及モデルでも専用アダプター「DY-WL10」をUSB端子に繋げば無線LAN利用可。但し2011年モデルBRT210は無線LAN・お部屋ジャンプリンク・USB-HDD接続非対応)。 ヘッドホン端子は全機種非搭載のため、ヘッドホンはTV受像機やアンプなどを経由して繋ぐ形となる。 アンテナ入出力端子は発売当初は地上波端子をデジタル・アナログ別々にしていたが、2008年以降モデルは地上波アンテナ端子をデジタル・アナログ混合型に変更しBS・110度CS端子と合わせて(従来の3系統から)2系統に集約(これにより地上波アンテナ線の接続端子を間違えて地デジが映らなくなるトラブルを防止)。2011年以降モデルは地上アナログチューナー非搭載となっている。 ホームシアターシステム(AVアンプ・ラックシアター・シアターバー・シアターボードなど)と組み合わせて「ビエラリンク」を用いる場合、シアターは必ずディーガ・ビエラ双方に挟まれる形で繋ぐ。
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