ブラウン‐かん〔‐クワン〕【ブラウン管】
CRT(ブラウン管) cathode ray tube,Braun tube
ブラウン管
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/05 04:38 UTC 版)
ブラウン管(ブラウンかん)は、電子銃から電子ビームを蛍光面に照射し、発光させて図像を表示する、陰極線管(cathode-ray tube, CRT)と呼ばれる種類の真空管を応用した装置である。名称は、発明者であるドイツのカール・フェルディナント・ブラウンに由来する。
- ^ 「YouTubeが実現した「テレビと真逆」の動画革命 アメリカ本社の最高ビジネス責任者に直撃」東洋経済 2020/11/12 閲覧
- ^ 『 YouTubeはどうして「チューブ」なの? ロゴマークに隠された意味 』MACROMANCER 2023年9月4日閲覧。
- ^ 赤木真澄 (1983-11-01). “オペレーターのための新・電気の広場 ビデオ・ゲームのしくみと働き 連載第2回”. ゲームマシン (アミューズメント通信社) 223: 16 .
- ^ a b c 赤木真澄 (1984-01-01). “オペレーターのための新・電気の広場 ビデオ・ゲームのしくみと働き 連載第5回”. ゲームマシン (アミューズメント通信社) 227: 22-23 .
- ^ “テレビ受像機 カラーフラットテレビジョンTH-14F1 | ラジオ受信機 | 第2展示室 | UEC コミュニケーション ミュージアム”. 2023年9月4日閲覧。
- 1 ブラウン管とは
- 2 ブラウン管の概要
- 3 概要
- 4 複数解像度の対応
- 5 市場規模
- 6 関連項目
ブラウン管
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/16 17:14 UTC 版)
テレビ放送初期からの長年の実績があり、コストが安いことから家庭用・業務用ともに最も多く生産され、車載用5インチ型程度の小型から、一般用29インチ型程度まであるが、構造的に重量となって持ち運びにも負担がかかり、画面の大型化が困難(最大で36インチ程度)という弱点がある。
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ブラウン管
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/14 00:21 UTC 版)
「リアプロジェクションテレビ」の記事における「ブラウン管」の解説
古来から使われていた方式。古くはカラーテレビを拡大しただけの1管方式もあったが、その後モノクロのブラウン管3玉にそれぞれ赤、青、緑のカラーフィルタを付けて投影する3管方式が主流になった。
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ブラウン管 (CRT)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/12 03:09 UTC 版)
「リフレッシュレート」の記事における「ブラウン管 (CRT)」の解説
人間の目には残像が残る。ブラウン管などのディスプレイ装置はこれを利用して画面を表示している。もしリフレッシュレートが 1Hz のように低かった場合、人間の目に見えるものはブラウン管上を1秒周期で上下する輝点だけである。このリフレッシュレートを 50Hz や 100Hz といった高い値にすると、輝点の残像が残っている間に再び次の周期の輝点が表示されるので、結果として線や面が輝点の集合として表示されているように見えることになる。これが人間が画面上に見る画像となる。 リフレッシュレートが低いと画面がちらついて見え、逆に高いとちらつきが減少し見やすく、動画(映像)はよりなめらかに見える。リフレッシュレートが低いことで起きるちらつきは、人によっては頭痛や嘔吐感、疲労(目の疲れ)などを引き起こすことがあるので注意する必要がある。また、ちらつきが少なくても長時間ディスプレイを見つづけることで同じような症状を引き起こしうるので、作業姿勢やディスプレイの明るさなどの適切な調整などが勧められている(VDT作業、VDT症候群などを参照)。 なお、リフレッシュレートには、各装置においてそれ自体の上限があり、さらに、画面解像度と、水平同期周波数・ドットクロックの各上限の組合せから来る上限がある。それ以上に高くすると、表示自体ができなくなるので、可能な範囲で表示されることを確認しながら高く設定するとよい(一般には70~75Hz以上が勧められている)。 製図用の専門のディスプレイ、レーダー、医療機器など長時間見る必要のある物は、このような原因で起こるちらつきや目の疲労を防止するため、蛍光体に残光が長く残る、長残光タイプのブラウン管を使用している。 カメラでブラウン管を撮影すると、たいていは帯状に、映っていない部分があったり輝度にムラを生じたりする。これはラスタースキャンのために起こる。 写真(スチル写真)の場合、リフレッシュレート(の逆数、更新間隔)より露光時間すなわちシャッター速度が短時間であった場合、帯状に映らない部分ができ、少し長い程度の場合もムラができる。更新間隔に対しシャッター速度を十分に落とすことによってムラが十分にわずかになり解決できるが、動画では困るしスローシャッターにともなう注意を要する。 ビデオカメラの場合、ブラウン管とカメラの両者のリフレッシュレートが同期していないと、黒い、あるいは輝度ムラの帯が、上あるいは下に常に流れているように写る。これは一種のうなりあるいはストロボ効果である。同期は取れているが、ディスプレイ側が描画を開始するタイミングとカメラ側が毎フレームの作成を開始するタイミングとがずれている場合、帯は流れず、常に同じ部分が映っていなかったり輝度ムラがあらわれる。インターレースも絡むので、ビデオカメラでブラウン管に映った映像を綺麗に撮影することは容易にはできない。
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「ブラウン管」の例文・使い方・用例・文例
- テレビを点け、彼女がブラウン管の前で遊弋している。 「おい、飯だぞ?」
- 切れたブラウン管
- 原形の気体放出型部ブラウン管
- ブラウン管または電子顕微鏡における電子源である電極
- ブラウン管の大きな端面に電子的に作り出される表示
- 鏡現象という,レーダーのブラウン管上に現れる偽像
- ブラウン管の面上の輝点を垂直方向に移動させること
- ブラウン管の面上の輝点を水平方向に移動させること
- ブラウン管の電子ビームを磁界によって偏向させること
- シャドーマスクという,カラーテレビのブラウン管の構成部品
- ブラウン管の代りに液晶を使ったテレビ受像機
- スプレッドシートという,ブラウン管上に作表展開できる処理体系をもつソフトウェア
- ブラウン管という,陰極線を放出させるために用いる真空管
ブラウン管と同じ種類の言葉
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