代り

デジタル大辞泉

かわり〔かはり〕【代（わ）り／替（わ）り】

読み方：かわり

１ 入れかわること。交替すること。また、そのもの。「前任者の—を探す」

２ ある役割を、他のものがすること。また、そのもの。

㋐代理。身がわり。「父の—に出席する」

㋑代用の品。「本をまくらの—にする」

３ ある事柄に相当して、ひきかえとなるもの。代償。「宿題をみてもらう—に肩たたきをする」

４ （多く「おかわり」の形で）同じものをさらに飲み食いすること。また、そのもの。「酒のお—を頼む」

５ 「替わり狂言」の略。

[下接語] 入り代わり・入れ代わり・御(お)代わり・其(そ)の代わり・立ち代わり・二の替わり（がわり）肩代わり・互(かたみ)替わり・代わり代わり・代(だい)替わり・台替わり・月代わり・手替わり・出替わり・年度替わり・早替わり・番替わり・日替わり

がわり〔がはり〕【代（わ）り／替（わ）り】

読み方：がわり

［接尾］《名詞「か（代）わり」の接尾語化》名詞に付いて、…の代わりになるもの、…の代用になるもの、の意を表す。「親—」「名刺—」

日本語活用形辞書

代り

読み方：かわり

ラ行五段活用の動詞「代る」の連用形、あるいは連用形が名詞化したもの。

終止形

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「代り」の例文・使い方・用例・文例

• これは私がやっておくわ。その代りにあっちをお願い。
• 彼女には能力はないけれどその代り会社に忠実だ。
• 彼は私の代りに大きな危険を冒してくれた。
• 彼は怪我をした選手の代りをつとめた。
• 彼が休んでいるので、私が彼の代りをしなければならないだろう。
• 石油の代りにアルコールを使うべきだ。
• 日本人は署名の代りに判を押す.
• あの家は朝から晩まで入り代り立ち代り絶え間無く客来がある
• 日本の書生は英語を話すことは下手な代りに読書の力がある
• 日本の学生は英語を話すことは下手な代りに読書力がある
• 船賃代りに労働をして渡航する
• この地は地味な代りに持ちます
• 彼は口数をきかない代りに要点を言う
• 身代りに立つ
• 彼は主人の身代りに立った
• 身代りに立てる
• 僕は人の身代りになって罰を受けた
• 品が無い時は代りを捜す
• なにぶんにも代りが無いので止めるわけにいきません