木曽漆器
木曽漆器 |
きそしっき |
漆器 |
座卓、盆、膳、重箱、そば道具、花器、家具 |
始まりは17世紀の初頭です。もともと豊富な木曽のヒノキを使った木地作りが盛んな土地柄で、江戸時代に尾張徳川藩の手厚い庇護を受けて発達しました。木曽の漆器は中山道を通る旅人の土産物として人気がありました。 明治時代初期に地元で下地作りに欠かせない「錆土(さびつち)」粘土が発見されたことから、他の産地より堅牢な漆器が作られるようになりました。 |
長野県 |
昭和50年2月17日 |
木肌の美しさを生かす「春慶塗(しゅんけいぬり)」、幾層もの漆によりまだら模様を表わす「堆朱(ついしゅ)」、彩漆(いろうるし)で幾何学模様を作り出す「塗り分け呂色塗(ぬりわけろいろぬり)」に特色があります。 |
木曽漆器
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/10 04:41 UTC 版)
木曽漆器(きそしっき)は、長野県塩尻市木曽平沢(旧木曽郡楢川村平沢)とその周辺で製造される漆器。流れをくむものとして八沢漆器と呼ぶものもある[† 1]。
注釈
出典
- ^ a b c d 小山 1993, p. 113.
- ^ a b c d e f 伝統的工芸品 2001, p. 42.
- ^ 信州塩尻ガイド 2013.
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s 技術事典 1980, p. 173.
- ^ a b c d e f 漆工 1978, p. 131.
- ^ 「官報. 1917年02月19日」参考
- ^ 長野冬季オリンピック入賞メダル - 木曽くらしの工芸館
- ^ さいたま観光国際協会 - 造幣さいたま博物館
- ^ a b "郷土伝統工芸品、学校給食で感じて:漆塗り食器導入 楢川村"、朝日新聞1999年10月26日付朝刊(長野版)、p.27
- ^ “木曽漆器の魅力”. 塩尻市ウェブサイト. 塩尻市. 2016年12月12日閲覧。
- ^ 「塩尻市木曽平沢重要伝統的建造物群保存地区」(塩尻市サイト)
- ^ "漆文化、継承へ機運 木曽平沢、国の「保存地区」に"、朝日新聞2006年4月22日付朝刊(長野版)、p.31
- ^ “第22回ジャパン≪漆≫サミット開催月間図書館展示”. 塩尻市地域ポータルサイト「ここから、」. 塩尻市振興公社 (2012年10月5日). 2016年12月12日閲覧。
- ^ "「木曽漆器」の魅力、サミットを機に発信"、朝日新聞2012年10月10日付朝刊(長野東北信版)、p.29
- ^ 漆工 1978, p. 135.
- ^ a b 漆工 1978, p. 141.
- ^ a b 冬樹 1989, p. 132.
- ^ a b c d 漆工 1978, p. 146.
- ^ a b c “木曽漆器工業協同組合のご案内”. 木曽漆器工業協同組合. 2016年12月2日閲覧。
- ^ “「広報しおじり」平成28年2月1日号”. 塩尻市 (2016年1月29日). 2016年12月2日閲覧。
- 1 木曽漆器とは
- 2 木曽漆器の概要
- 3 木曽高等漆芸学院
- 4 外部リンク
木曽漆器と同じ種類の言葉
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