同型車両
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「国鉄キハ20系気動車」の記事における「同型車両」の解説
留萠鉄道 キハ1100形1103 → 茨城交通キハ21形同型車。1959年新潟鐵工所製。側窓配置はキハ21形に準じるが、前面はキハ1000形に続いて湘南型とされた。路線廃止後、茨城交通(現・ひたちなか海浜鉄道)へ譲渡。1991年廃車。 留萠鉄道 キハ2000形2004・2005 → 茨城交通(→ひたちなか海浜鉄道)→平成筑豊鉄道1966年に新潟鐵工所と東急車輛製造で製造。キハ22形同型車であるが便所と二重窓は装備していない。路線廃止後、茨城交通へ譲渡。2004は国鉄準急色、2005は国鉄急行色を纏っていた。2015年に引退。キハ2004は平成筑豊鉄道に再譲渡され、動態保存される予定。 羽幌炭礦鉄道 キハ22形1 - 3 → 茨城交通(→ひたちなか海浜鉄道)キハ22形同型車。1960年 - 1966年富士重工業製。豪雪地帯用として、前面窓に旋回窓が装着されているのが特徴であった。また、ワインレッドに白帯の塗装は路線廃止後、茨城交通へ譲渡された後も維持され、一時期の同社車両の標準塗装となった。2は国鉄旧気動車標準色を纏っていた。2015年に引退。 雄別鉄道 キハ49200Y形1 - 3 → 関東鉄道(→筑波鉄道)キハ760形761 - 763キハ21形同型車。1957年新潟鐵工所製。台車はTR29相当の新潟鐵工所NH38で、キハ21の計画時の形式称号であるキハ49200に雄別の頭文字であるYを付した形式が与えられていた。路線廃止後関東鉄道へ譲渡、筑波線(後・筑波鉄道)で1987年の廃線まで活躍した。 雄別鉄道 キハ100形104・105 → 関東鉄道(→筑波鉄道)キハ810形811・8121962年新潟鐵工所製。キハ21形の側窓配置のままキハ22形と同様の一段上昇窓としたもの。台車も正規のDT22・TR51相当となった。路線廃止後は関東鉄道に譲渡、キハ49200Y形同様筑波線に配属。筑波鉄道に分社後、812は1986年に廃車、811は廃線まで活躍した。 雄別鉄道 キハ100形106 → 関東鉄道キハ813形813キハ100形の増備車にして、雄別では最初で最後の片運転台車。廃止前年の1969年に新潟鐵工所で製造。路線廃止後は関東鉄道へ譲渡されたが、他の雄別からの譲渡車が筑波線に配属されたのに対し、本車のみは常総線に配属された。1989年廃車。 定山渓鉄道 キハ7000形7001 - 7003国鉄札幌駅への乗り入れに備えて1957年に製造。客用扉を両端に寄せた翌1958年製造開始のキハ22形に近い側窓配置とキハ20系に準じた基本構造を備えるが、前面は湘南形の2枚窓構成で便所はなく、メーカーである日立製作所笠戸工場のオリジナルデザインである。国鉄線内は国鉄キハ08系気動車などとの併結あるいは単独で、定山渓鉄道線内はエンジンをアイドリングさせたまま電車に牽引されて運用された。1969年の路線廃止後はキハ7501を含めて全車が他社に譲渡されることもないまま解体処分されている。 定山渓鉄道 キハ7500形75011958年に製造された増備車。前面はキハ7000形と同様であるが、側窓配置がキハ21形に準じたものとなった。運用はキハ7000形と同様。 津軽鉄道 キハ24000形24021 - 240241962年 - 1967年新潟鐵工所製。窓配置等はキハ21形に準じているが、側窓はキハ22形と同様の一段上昇窓。2000年全廃。 小湊鐵道 キハ200形201 - 214キハ20形に準じた設計であるが、便所はなく扉間の2段窓が6個、座席はロングシート、前面も前照灯が前面窓上に2灯が独立してあるなど京成系の独自色が出ている。全車両が日本車輌製造製である。キハ20系の設計で製造された中では一番遅くまで増備が続いた。最終グループではユニット窓仕様となったものの、機関は保守部品共通化の見地からDMH17C形で首尾一貫した。国鉄車とも併結及び統括制御が可能であり、千葉駅まで乗り入れたことや2020年にJR東日本から譲渡されたキハ40系と編成を組むこともある。1978年にキハ5800形が運用離脱してから2021年に譲渡車のキハ40系が運用開始されるまでは房総里山トロッコ号を除く同社の全定期列車が本系列で運転されていた。 島原鉄道 キハ20形2001 - 2003キハ20形同型車。国鉄線直通乗り入れ運転に備えて1958年に製造。2001・2002は日本車輌製造製で国鉄の0番台車と同じDT19C・TR49C装着のバス窓車。2003は帝國車輛工業製で200番台車と同じDT22A・TR51A装着の2段上昇窓車。いずれも国鉄車とは異なり便所が設置されていない。塗色は新製時は栗色とクリームの塗り分けに白帯だったが、後に国鉄急行色に準じた塗色となり前頭部に3本ひげで独自性を持たせた。2008年初の時点では2003のみが在籍していたが、2008年4月1日に島原外港駅(現在の島原港駅) - 加津佐駅間が廃止されたことにより廃車となった。 このほか、いすみ鉄道では2013年と2014年に、いすみ300型をベースに外観をキハ20系に似せたいすみ350型・キハ20 1303を導入しているが、外観のみの再現でありキハ20系との構造上の共通性はない。 茨城交通(現・ひたちなか海浜鉄道)キハ221の廃車体(羽幌炭鉱鉄道色)(阿字ヶ浦駅) 茨城交通(現・ひたちなか海浜鉄道)キハ2000形2004(国鉄準急色)(那珂湊駅 2006年2月11日) キハ20形2003(三本ヒゲ)(加津佐駅 2008年3月12日) 小湊鉄道キハ200形(上総中野駅 2009年8月14日)
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「韓国鉄道6300形ディーゼル機関車」の記事における「同型車両」の解説
製造メーカーのEMDにおける形式名はG26CWであり、7000形(→6300形)以外にもイスラエル、エジプトなど各国の鉄道に導入されている。
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「ブリュッセル首都圏交通T7700形電車」の記事における「同型車両」の解説
フランス・サン=テティエンヌの路面電車であるサン=テティエンヌ市電(英語版)には、BNが製造した試作車(7501→7500)と同型の片運転台式2車体連接車が1968年に5編成(551 - 555)が導入された。部分超低床電車導入後の1991年には車両番号の変更(951 - 955)が実施されたが、以降は置き換えが進み1998年までに廃車された。
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「NGT8D (路面電車車両)」の記事における「同型車両」の解説
1998年以降NGT8Dが使用されているダルムシュタット市電(ダルムシュタット)に向けては、その導入以前の1994年から1995年にかけて主電動機が設置されていない同型の付随車(ボギー車)であるSB09形がリンケ=ホフマンによって30両製造されている。これは路面電車の迅速なバリアフリー化を目的としたもので、シャルフェンベルク式連結器によってNGT8D(ST13形、ST14形)や従来の高床式電車との連結運転を可能としている。主要諸元は以下の通り。 後方にSB09形を連結したST13形(2005年撮影) 高床式車両との連結運転も可能である(2006年撮影) 連結器で繋がれたSB09形(左)とST13形(右)(2017年撮影) 主要諸元両数車両番号全長全幅全高重量着席定員立席定員低床率軌間備考・参考30両 9425 - 9454 14,700mm 2,400mm 3,400mm 12.8t 42人 48人 100% 1,000mm
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