井風呂谷川砂防三号堰堤
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| 文化財としての特徴 |
本えん堤は修築の経過から3段にわかれており、1・2段目は明治時期特有の巨石による空積、3段目は大正末期以降に普及した練積が使われている。 えん堤周辺は砂防学習ゾーンとして砂防公園が整備されており、文化財を存置するに相応しい良好な環境で、自然の中で楽しく遊びながら昔の人々の知恵や工夫を学べる空間を創出している。平成14年3月には、国土の歴史的景観に寄与している文化財建造物として登録有形文化財となった。 |
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井風呂谷川砂防三号堰堤
| 名称: | 井風呂谷川砂防三号堰堤 |
| ふりがな: | いぶろだにがわさぼうさんごうえんてい |
| 登録番号: | 33 - 0055 |
| 員数(数): | 1 |
| 員数(単位): | 基 |
| 構造: | 石造堰堤、堤長73m、堤高11m |
| 時代区分: | 明治 |
| 年代: | 明治33頃/明治44頃・昭和初期増築 |
| 代表都道府県: | 岡山県 |
| 所在地: | 岡山県総社市見延地内 |
| 登録基準: | 国土の歴史的景観に寄与しているもの |
| 備考(調査): | 日本の近代土木遺産 |
| 施工者: | |
| 解説文: | 高梁川に注ぐ槙谷川の支川・井風呂谷川中流域にある砂防堰堤。巨石空積,曲線平面で築かれた緩勾配法面部分に空積及び練積堰堤が嵩上され,総高約12m堤長70m超の大規模な造りとする。県を代表する砂防堰堤で,公園施設として広く市民に親しまれている。 |
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