SoftBank 4G SoftBank 4Gの概要

SoftBank 4G

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/23 00:19 UTC 版)

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概要

規格値で下り最大110Mbps、上り最大10Mbpsの高速通信が売りで、TD-LTEと互換のあるAXGPを採用した初の商用データ通信サービスとなる。2012年2月24日のサービスイン時に提供された端末は下り76Mbpsまでの対応となったが、NTTドコモが提供するXiの屋内下り最大75Mbpsを規格値上1Mbps上回り、下り通信速度の業界最速を謳う。

サービスエリアはゼロからの構築となるためごく狭い範囲に限られるが、2013年3月末時点で全国政令指定都市においての人口カバー率99%を目指している。AXGPの基地局を展開する際は既存のウィルコム基地局を利用しPHS共用のオムニアンテナ新型機に替えている。[1]

4Gという単語を含むがITUが規定するIMT-Advancedの要求を満たす厳密な4G規格ではない[1]

ソフトバンクモバイルがAXGPのMVNOとなる上で最大の特徴は、下り最大110Mbpsの"SoftBank 4G"と下り最大42Mbpsの"ULTRA SPEED"を組み合わせた"ULTRA WiFi 4G"にある。これに対応した契約と端末であれば、自社網のULTRA SPEEDエリアも利用できるため、AXGP圏外ではサービスエリアの広いULTRA SPEEDでの接続を試みることができる。

2012年10月10日より、スマートフォン向けのサービスを開始(対応初号機は、SoftBank 201HW)。スマートフォン向けの下りの最高速度は76Mbpsとなるが、電池消費が激しいとの理由で、下り最速110Mbpsとはしなかったとのこと。なお、テザリングは、2012年12月15日より開始となった。

2012年10月19日に、下り最速110Mbpsのデータ端末によるサービスを開始した。

2013年8月9日より、AXGPエリアの補完を目的として、イー・アクセスのLTEエリアもカバーできる端末が発売される。

2013年12月より、AXGPエリアに加えて、SoftBank 4G LTEエリアもカバーできる端末が「Hybrid 4G LTE」として発売された。

通信速度規制

2012年10月以降、月当たりの通信量が7GBを超えた場合は送受信ともに128kbpsに制限される。制限された場合は2GBごとに2,500円の追加料金を支払う事で速度制限が解除できる。また、直近3日間のパケット通信量が1GBを超えた場合、通信速度が制限されることがある。後者の速度制限は追加料金により解除することはできない。なお、この規制はNTTドコモが提供するXiPREMIUM 4G及びKDDIが提供するau 4G LTEの通信制限と同じである。






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