DDTプロレスリング DDTプロレスリングのブランド

DDTプロレスリング

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/08 08:49 UTC 版)

DDTプロレスリングのブランド

定期開催している興行

東京女子プロレス
DDTプロレスリング 東京女子プロレス事業部が運営している女子プロレス団体。2013年12月1日、北沢タウンホールで旗揚げ戦を開催。
成り上がり
男色ディーノのプロデュースによる一般人候補生を集めたアマチュアプロレス団体。
崖のふち女子プロレス(旧:崖のふちプロレス)
かつて松本都が設立した女子プロレス団体。2019年11月11日、高木に譲渡して活動再開することを発表。

不定期開催している興行

DDTドラマティック総選挙(旧:DDT48総選挙)
AKB48選抜総選挙をモデルにした人気投票で年1回初秋に行われている。対象はDDTとユニオンまたはレギュラー参戦選手。上位入選者には特別興行参戦権やKO-D無差別級王座挑戦権などが与えられる。興行中のアピールは禁止されているが休憩中やネットコンテンツでの選挙活動は認められる。DDTでは選手をDDT48と呼んでいる[18]。2014年からは名称をDDTドラマティック総選挙に変更して興行権を懸けたユニット総選挙もあわせて行われる。ユニット総選挙最下位のユニットは強制解散になる。2018年を最後に終了。
大森UTANフェスタ
毎年10月に開催している大森駅東口前商店街主催のイベントの中で行われている大会。
路上プロレス
許可が下りれば場所を問わずどこでも行われている大会(主に1試合のみ)。これまで商店街、遊園地、本屋、工場、海岸、廃墟などで開催している。
キャンプ場プロレス
山梨のキャンプ場で夏に開催されている大会。台風や雨天による中止もあるが、2008年から毎年開催されている。
BOYZ
女性限定による興行。女性だけでは行きづらいプロレスに女性客を呼び込むためイケメンレスラー主体のマッチメイクや企画が組まれる。当初はジャニー江田島が塾長を務めていたが2019年10月から彰人がプロデュースを担当。
野郎Z
男性限定による興行。男性ファン受けを狙ったマッチメイクや演出が組まれている。MCはブラザー・モンブラザー・トミー
レスリングとんこつ
新日本プロレスの興行「レスリングどんたく」のパロディで福岡県で開催している興行。
闘うビアガーデン
DDTの前身たるPWCより休止期間を挟み夏の恒例イベントとして毎年7月末から8月頭にかけて約1週間、連日趣向を凝らした内容で開催している興行。観客席をビアガーデンスタイルにしてビール片手に試合を楽しんでもらっている。2020年および2021年はコロナ禍の影響により「ビアガーデンっぽいプロレス」としてフード・酒類の提供なしで開催。
新北京プロレス
中国北京市を拠点としているプロレス団体。毎年2月ごろ(中国の正月ごろ)日本で興行を開催している。前漢時代に設立して2000年の歴史を誇る。所属選手は10億人にも及ぶという。所属選手の趙雲子龍が留学生として日本に参戦している。2007年6月6日新木場1stRINGで2000年の歴史の中で初の日本公演「新北京プロレス Japan Tour 2007」を開催。ゴングの代わりに銅鑼が使用されてカウントも中国語で数えられるなどセットや衣装まですべて中国から直輸入された。

終了または長期間開催していた興行

y2D
DDTの原点である熱く激しい戦いを見せる目的で開催している興行。
YAGOプロレス
矢郷良明のプロデュースによる興行。旗揚げ戦後1時間余りで解散。
ファンタジーイリュージョン
チェリーのプロデュースによる女子プロレス興行。
変態團興行
ユニット「変態團」を強制解散させられてからも変態行為を繰り返す佐藤と中澤マイケル高木三四郎が「やるならいっそ突き抜けろ」と用意した興行。2010年9月30日、佐藤と中澤の企画、責任(主に苦情)の下でR指定で開催。
月刊若手通信
若手選手による興行。
ブランド三分の計
DDTの別ブランドによる「天下三分の計」をモデルにして開催している興行。
ベスト・オブ・ザ・スーパー・どインディー
2010年6月13日飯伏幸太が新日本プロレス後楽園ホール大会「BEST OF THE SUPER Jr.」の決勝トーナメントに進出したのを受けて同日昼に後楽園ホールで、どインディーマニアで知られる飯伏への壮行的な興行としてどインディー選手を集めて開催。また2018年11月に新木場1stRingにてMEN'Sテイオーを大会実行委員長に迎えたどインディー選手による大会「ALL DOIN」が開催された。
プロレスリング・セム
プロレスリング・ノア主催の若手選手による興行。2008年9月8日にDDT主催の興行を開催している。
びっくりプロレス
松井幸則のプロデュースによる興行。2005年10月15日岸和田市総合体育館で旗揚げ戦「お前ら、見たらわかるやろ!!」を開催。
でら名古屋プロレス
高木が設立して愛知県名古屋市を中心に活動しているプロレス団体。2008年6月7日Zepp Nagoyaで旗揚げ戦を開催。2009年4月3日、当時の代表が愛知県警察津島警察署に大麻取締法違反で現行犯逮捕された。4月6日、代表が逮捕されたことを受けて解散することを発表。7月26日、中村スポーツセンターで開催する予定だった旗揚げ1周年記念大会を中止して入場無料のラスト興行を開催して解散。7月27日、一部の元所属選手がプロレスリング・チームでらを設立することを発表。
マッスル
坂井のプロデュースによるハッスルのパロディで全く新しいスタイルの興行。2004年10月13日北沢タウンホールで旗揚げ戦「マッスル1」を開催。旗揚げ当初はハッスルのパロディ(ロゴマークもハッスルがモチーフだった)としてインディー団体、ローカル団体の所属ながら光を放つ存在を発掘するというコンセプトで開始。2009年5月4日、後楽園ホールで開催した「マッスルハウス8」を最後に実質的に活動休止していたが2010年2月6日暗黒プロレス組織666との合同ディナーショーで活動再開。5月4日、後楽園ホールで開催した「マッスルハウス9」で「リングオブコント」を開催。10月6日マッスル坂井が家庭の事情により引退することとなり自身最後の興行となる「マッスルハウス10〜負けるから即引退させてくれSP〜」が後楽園ホールで開催。「マッスルハウス10」をもってマッスルはいったん幕を閉じるが同興行開催中に坂井により20年後の2030年10月6日に後楽園ホールで「マッスルハウス11」を開催することを宣言。同日に入籍を発表して子供が生まれる予定があるという坂井が20年後に子供をプロレスラーに育て上げて出場させるという構想である。マッスル戦士たちによると裏の計画では次回のマッスルは日本武道館で興行を予定していて「マッスルハウス10」に来場した観客全員が2人ずつ子供を産んで連れてくれば日本武道館が超満員になるという算段らしい。2019年4月の両国国技館大会「マッスルマニア 2019 in 両国〜俺たちのセカンドキャリア〜」を経て2020年1月に当時のメンバーよりは若手のメンバーによる「まっする」(読み:ひらがなまっする)として復活。
まっする
マッスル坂井のプロデュースによるマッスルをリニューアルした興行。2020年1月27日、新木場1stRINGで旗揚げ戦を開催。2022年9月、鶴見亜門を演じる今林久弥のDDT退社に伴い終了。
Cruiser's Game
MIKAMIのプロデュースによるウェイトがヘビー級、ジュニアヘビー級に区別されるならクルーザー級という新しい世界を作っていこうという形でジュニアヘビー級選手で開催している興行。2005年6月21日CLUB ATOMで旗揚げ戦を開催。2011年3月6日新木場1stRING大会を最後に活動停止。
ユニオンプロレス
ポイズン澤田が設立したプロレス団体。1993年、元第1次NOW所属選手の鶴見五郎、元オリエンタルプロレス所属選手の高杉正彦、元PWC所属選手のホー・デス・ミンらによりIWAを結成して後にIWAは鶴見のIWA格闘志塾、高杉のIWA湘南、ホーのIWA流山を始めとしたインディー団体統括組織「レスリング・ユニオン」に変化。IWA流山にはホー、松崎駿馬荒谷信孝らが参加。その後、レスリング・ユニオンが解散したため1994年4月、団体名をユニオンプロレスに改称と同時にホーはリングネームをポイズン澤田に改名。1995年4月28日、流山市民総合体育館大会を最後に活動停止。2005年6月29日、DDTプロレスリング後楽園ホール大会で第1次ユニオン解散後にポイズン澤田はリングネームをポイズン澤田JULIEに改名して再旗揚げを宣言。DDT代表の一宮章一は難色を示していたが8月14日に和解。代表はFMWで営業として勤めた後にDDTで音響を手掛けていた会場敏が就任。11月3日新木場1stRINGで再旗揚げ戦を開催。2013年9月29日、DDT後楽園ホール大会で運営会社が、それまでの株式会社DDTプロレスリングから株式会社TEC(旧:有限会社DDTテック)(2004年12月、マッスル坂井が設立したDDT映像関連子会社)に変更されることを発表。10月23日、新会社による初興行を新宿FACEで開催。2015年10月4日、後楽園ホール大会を最後に解散。
酒場プロレス
木高イサミのプロデュースによるプロレス&スポーツBar ドロップキックのメンバーを中心として開催している興行。アルコールを含むドリンク飲み放題のオールスタンディングスタイルで行われる。2015年6月23日レッスル武闘館でプレ旗揚げ戦を開催。7月15日新木場1stRingで旗揚げ戦を開催。2017年5月23日、新木場1stRing大会を最後に終了。飲み放題システムはプロレスリングBASARAが「宴」興行として継続している。
DDT NEW ATTITUDE
高木三四郎が「若い力が主人公となる新プロジェクト」として開催している興行。2014年11月28日北沢タウンホールで旗揚げ戦を開催。練習生は、ここでデビューしてDDTとユニオンでデビュー済の一部、選手も既にDDT NEW ATTITUDE所属選手として活動していた。2018年8月10日、北沢タウンホール大会を最後に活動休止。
U.S.A.
福田洋(現:トランザム★ヒロシ)のプロデュースによるアメリカンプロレスの要素を多く取り入れた興行。「U.S.A.」は「アルティメット・スーパースターズ・アクション」の略。
男色牧場classic
男色ディーノが2010年にDDT48総選挙の公約からうまれたDVDによる映像コンテンツがきっかけで開催している興行。1人のプロレスラーをクローズアップして追うドキュメンタリー。

独立した興行

ハードヒット
通常のプロレスルールに加えてダウンやロープエスケープで減点となるロストポイント制を採用して元UWFインターナショナルのレフェリーの和田良覚がルールの監修を行って開催している興行。2008年3月16日新木場1stRINGで旗揚げ戦を開催。2009年5月6日北沢タウンホール大会を最後に活動休止。2011年11月13日、新木場1stRINGで約2年半ぶりに興行を開催。DDT48総選挙で第1位を獲得していた佐藤光留が全試合終了後、「城(ハードヒット)をください」とDDTの代表である高木に直訴して承諾を得たため、ハードヒットは佐藤の下で再始動することになった。11月14日、佐藤がプロデューサーに就任。運営はDDTが協力していく。2012年3月22日、佐藤のプロデュース興行第1弾を新宿FACEで開催。ルールも3カウントフォールを廃止。2015年6月4日、佐藤に譲渡されてDDTのブランドから独立。DDTとの協力体制は継続していく。
プロレスリングBASARA
2015年10月4日後楽園ホールで開催されたユニオンプロレスの解散興行で木高イサミが「新しい家を作る」と宣言して新たなプロレス団体の設立に向けて動き始めた[19]10月7日、木高がプロレスリングBASARAを設立することを発表[20]2016年1月21日新宿FACEで旗揚げ戦「伐折羅・壱〜乾坤一擲〜」を開催。2019年6月11日、今年限りで株式会社DDTプロレスリングから独立して新会社を設立することを発表[21]8月7日、合同会社プロレスリングBASARAを設立。
ガンバレ☆プロレス
石井慧介との一騎討ちで敗れてユニオンを追放された大家健がDDT入団を懸けた試合で敗れて試合後に高木三四郎から「入団するところがないならお前が団体を旗揚げすればいいじゃないか」と言われた後「大仁田厚は5万円で団体(FMW)を旗揚げした。お前は1万5000円で団体を旗揚げしろ」と言われて(投資された1万5千円は高木三四郎鶴見亜門の財布から拝借したものだった。鶴見は「こんなヤツに投資するバカいませんよ」と設立に反対していた)設立したプロレス団体。2013年4月17日、新木場1stRINGで旗揚げ戦を開催。2024年3月31日に株式会社CyberFightから独立。

注釈

  1. ^ DDT48総選挙結果発表時に「家はパンクラスですけれども、ホームリングはDDT」と発言している。
  2. ^ 一般社団法人ベストボディ・ジャパン協会主催
  3. ^ a b 配信限定興行のため。
  4. ^ MAOをモデルにしたアニメオリジナルキャラクター。

出典

  1. ^ a b 株式会社CyberFight 第20期決算公告
  2. ^ 【記者会見】ZERO1道場をZERO1、DDT、スターダムの3団体でシェア。「DDTでは練習以外にプロレスサークルを起ち上げて広く門戸を開放します」(高木)”. 株式会社DDTプロレスリング. 2014年12月18日閲覧。
  3. ^ 2014年12月17日 スターダム、ZERO1、DDTの3団体が道場について記者会見”. 株式会社スターダム. 2014年12月18日閲覧。
  4. ^ 【会見】DDT内事業部に東京女子プロレス設立。代表は甲田氏”. 2012年6月4日閲覧。
  5. ^ http://www.ddtpro.com/ddtpro/6570/
  6. ^ DDT「さいたまスーパーアリーナ進出」表明 - 東京スポーツ・2014年1月4日
  7. ^ 「剛力プロレスデビュー」DDT高木社長が熱烈ラブコール - 東京スポーツ・2014年6月11日
  8. ^ “DDTが11.28大阪府立体育会館第一競技場に初進出することを発表!その時点でのKO-D無差別級王者に総選挙1位が挑戦”. バトル・ニュース. (2015年6月15日). https://battle-news.com/?p=10241 
  9. ^ 事務所移転のお知らせ
  10. ^ “DDTプロレスから男性アイドルNωA誕生、楽曲はmichitomo制作”. 音楽ナタリー. (2016年5月31日). https://natalie.mu/music/news/189103 2016年5月31日閲覧。 
  11. ^ DDTプロレスリングのサイバーエージェントグループ参画に関するお知らせ』(プレスリリース)サイバーエージェント、2017年9月22日https://www.cyberagent.co.jp/newsinfo/press/detail/id=141282017年9月22日閲覧 
  12. ^ グラビアタレント・白川未奈、プロレスデビュー表明「時は来た!」 - ORICON NEWS
  13. ^ DDT UNIVERSEがサービス拡大により名称変更! 新名称はWRESTLE UNIVERSE(レッスルユニバース)!”. DDTプロレスリング公式サイト (2020年5月12日). 2022年11月1日閲覧。
  14. ^ a b 【会見全文】NOAHとDDTが経営統合!新会社CyberFightを設立し各団体は事業部として継続!丸藤正道と彰人が副社長に就任!”. バトル・ニュース (2020年7月27日). 2020年7月27日閲覧。
  15. ^ サンミュージック×DDT業務提携のお知らせ”. DDTプロレスリング公式サイト (2022年11月1日). 2022年11月1日閲覧。
  16. ^ 東京駅発・のぞみ371号「新幹線プロレス」 – DDTプロレスリング公式サイト 2023年8月1日付 2023年9月2日閲覧
  17. ^ DDT 7.19後楽園大会 坂口vs.入江、彰人vs.アントンのEXTREME級戦、MIKAMIのDDT所属最終試合 2015年7月19日付 バトル・ニュース
  18. ^ プロレスラー入門テストの季節 清野茂樹のシゲキ的リング 2006年11月19日
  19. ^ 【ユニオン10周年記念興行~星に願いを~のまとめ】涙、涙の解散興行…最後は「ありがとう、ユニオン!」で10年の歴史にピリオド/イサミが石川を下してユニオンMAX初防衛。タイトル一時封印を示唆も「必ずこいつの出番は来ると思う」(イサミ)「自分が活躍できれば、ユニオンプロレスの名前を残せる」(石川)/ユニオンで生まれ育ったFUMAと風戸が見せた好勝負/チェリーは最後にFTE王座を防衛。ベルトについては「これからゆっくり考える」”. DDTプロレスリング公式サイト (2015年10月5日). 2015年10月18日閲覧。
  20. ^ 元ユニオンプロレス所属選手の今後に関して/諸橋、チェリー、ビアードはDDT所属に”. DDTプロレスリング公式サイト (2015年10月8日). 2015年10月18日閲覧。
  21. ^ プロレスリングBASARA独立のお知らせ”. DDTプロレスリング公式サイト (2019年6月11日). 2019年6月12日閲覧。
  22. ^ ジョーダン・ヒートリーTwitter”. Twitter. 2021年7月18日閲覧。
  23. ^ DDTプロレス大会中継 - FIGHTING TV サムライ
  24. ^ プロレス事業会社 株式会社CyberFightの始動について - 株式会社サイバーエージェント 2020年7月27日
  25. ^ 『ご報告』”. ベストストレッチ代々木上原店のブログ. 2019年1月9日閲覧。
  26. ^ 閉院のお知らせ”. DDT ProWrestling. 2022年12月4日閲覧。






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