2ちゃんねる 文化

2ちゃんねる

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/11 04:21 UTC 版)

文化

2ちゃんねるは、それ以前に隆盛したアンダーグラウンド掲示板「あやしいわーるど」や直接の派生元である「あめぞう」の流れを受けた文化を持っており、大半が固定ハンドルを用いることなく参加し、ネットスラング絵文字が多用される[80][81]。また、攻撃的言辞や不謹慎な書き込みも多い[82]

名無し

多くのウェブサービスと違い、システム上名前を入力することが必須ではなく、そのため書き込みをする人も固定の名前を使うより「名無し」で発言することが多い。これはあめぞうからの影響が多大である。そのためか、固定ハンドルネームで書き込む利用者はNGに入れられたりなど、嫌われる傾向にある。

独特の用語

アスキーアート

ネット右派との親和性

2ちゃんねる発足同時期の1999年からネオナチ極右ユーザーがリベラル系のサイトをターゲットに攻撃を仕掛けており、瀬戸弘幸は実名で頻繁に投稿を繰り返していた。時事関連の板で外国人労働者や外国人参政権に関連した荒らし紛いの論戦が繰り広げられていた[83]

2000年4月、2ちゃんねるで初の大規模炎上が発生する。石原慎太郎東京都知事の「三国人発言」に抗議のメールを都庁宛てに送るよう呼びかけた当時の小金井市女性市会議員をターゲットに「都知事・府知事板」に大量の誹謗中傷メッセージが書き込まれる。性犯罪を示唆するような内容も含まれていた。市議のホームページの掲示板も荒らされ閉鎖に追い込まれた。市議は2ちゃんねるの運営に書き込みの削除を要請したが、このことが2ちゃんねらーの反発を買い、さらに激しい攻撃を受けるようになった。市議は心労により5月29日、市の委員長を辞任するも炎上は収束せず[83]


注釈

  1. ^ 2ちゃんねる内に設置された個々の掲示板ごとに、充分な数の削除対応者(削除人)が割り当てられていないことが原因の一端であるとされるが、技術的にもまた独自の 2ちゃんねる削除ガイドライン5ちゃんねる削除ガイドライン) のフォーマットを満たさないと削除対象の特定など作業が遅延するなど支障が出るためでもある。[独自研究?][要出典]
  2. ^ 「はちま起稿」「オレ的ゲーム速報@刃」「やらおん!」など。
  3. ^ 2ちゃんねるに書き込みを行うウイルスがあり、一時は掲示板の機能が麻痺することもある。このウイルスの対策のため同人板など一部の掲示板では名無しで書き込むことが出来ない。
  4. ^ なお、1,000回目に書き込みが殺到した場合は1,001番目や1,002番目まで延びることもある。酷いときには1,010番目台以降に突入することもまれにある。2010年現在の記録では「不滅 一人で暴言 はにゃ〜ん スレッド」の持つ16,658レスが最多とされるが、これは1,000回投稿制限が付く前のものである。
  5. ^ 巨大アスキーアートなどをいくつも貼り続けることで容量オーバーに追い込み、書き込みをできなくする
  6. ^ 2012年5月現在は「[【3.11】 その時2ちゃんねるは…」「【看過できない】集めればいいんだろ?コンプガチャの実態とは、★2」が存在。他にも一部の人間以外スレッドが立てられない掲示板が存在。
  7. ^ 2ちゃんねるでは固定ハンドルに対する「叩き(集団による中傷)」が横行しており、標的にされた利用者は酷い場合は数年にもわたって中傷され続けることがある。固定ハンドル叩きはスレッドや板本来の趣旨から逸れていってしまうことが多く、結果的に荒らすことが可能になるため、2ちゃんねる開設当初からユーザーより問題視されていた。この対策のため運営側は比較的初期から(旧)キャップ制度を設けて固定ハンドルを他人が騙ることを防止させた。また逆に固定ハンドルを名乗ったり目立つ書き込みを名無しで行い、一方では他人を装った名無しで自作自演により前者を構うことによってスレッドを荒らすことも横行していた。この防止のためにID制度が導入された(板の設定による)。これでもスレッド荒らしのために固定ハンドルを名乗ったり、固定ハンドルを叩くことが横行しているため、運営側は固定ハンドルに対する中傷を書き込むことを目的とした最悪板を設け、固定ハンドルを叩くのを最悪板以外では禁止した。
  8. ^ 復帰屋魂@運用情報 〜復帰屋の連絡・相談スレ〜」で、名称決定などのやりとりが行われた。
  9. ^ そのことを逆手にとって負荷試験を実際の運用で行うこともあるが、この実験結果は2ちゃんねるのサーバ群を構成するFreeBSDの安定性・耐久性向上に貢献している側面がある。特に6.1のSMP関係のバグは2ちゃんねるの運用から発見されている[要出典]。ただしこれが実際にFreeBSDプロジェクトに反映されたかどうかは不明。当該実験場はex*.2ch.netに属する板が対象となる。
  10. ^ 特に関連企業のガーラバズ。2012年5月31日付でガーラバズは株式会社 ホットリンクと経営統合したのち、同年10月1日付で合併。
  11. ^ 2004年5月31日の京都新聞「「Winnyの衝撃(5) 匿名ネットと著作権 京都の文化財、デジタル化で標的に」記事中において、ファイル共有ソフトによる著作権侵害の例として高山寺(京都市右京区)の鳥獣戯画が例示されたことに対し、日本の著作権法上は、著作権の存続は著作者の死後50年を経過するまでであるとする規定を前提に、運営によって「ただいま、猛烈な勢いで著作権侵害中」「京都の人、寿命長すぎ!」と、痛烈な皮肉を込めてトップページに『鳥獣戯画』の画像が掲載された。
  12. ^ 壷の画像は、イベントや各種出来事に連動して変わることがある。例えば、新潟県中越地震発生時は、被災者救援のために使い捨てカイロを差し出したモナー(マスコットキャラクター)を大きく表示し、壷は小さくなっていた。過去には鳥羽僧正の『鳥獣人物戯画』などが使われた[注釈 11]au携帯電話PENCK」のフォント無断使用疑惑が浮上していた時期には、同商品を皮肉った画像を表示したこともある(KDDI側は、後日フォント無断使用を認めて謝罪した)。2005年9月に発生したのまネコ問題以降は、FLASHで表示されている壺をマウスのカーソルで触れると、モナーが壺を守るかのように出てきていた。しかし、個人情報を公表されたユーザー(後述)が2ch(正確には当時の2ちゃんねる管理人であった西村)を訴えたことによる閉鎖騒動が起こっていた時、壺には「この壺を損壊し、または無効にしたものには刑法第96条により処罰されます。賠償金滞納差押物件 赤羽地方裁判所」と書いた赤い紙が張ってあった。しかし、赤羽地方裁判所は実在しない。現在、赤紙は撤去されている。
  13. ^ ただし爆笑問題の太田光は2ちゃんねらーについて、人を攻撃するのは卑怯であるとの旨を述べており、2ちゃんねる全体を肯定しているわけではない。
  14. ^ a b 新反動主義」あるいは「暗黒啓蒙」は、欧米のブログ圏を中心に広まった思想運動であり、リベラルなポリティカル・コレクトネスに対する強烈なカウンターを主な特徴とする。2012年には、哲学者のニック・ランド加速主義の理論的支柱)が啓蒙主義へのアンチテーゼとして「暗黒啓蒙」を提唱し、後続のオルタナ右翼にも間接的な影響を与えた[104]
  15. ^ a b 言語ウイルス論=人間は無意識のうちに、宇宙から飛来した「言語」に寄生され、マインドコントロールされているという考え方ウイルスが他の生命の遺伝子に入り込んで増殖するように、言語もまたメディアを仲介し、世界中の人間の身体に伝播・憑依するという構図に由来する。言語ウイルス論はウィリアム・S・バロウズが1964年に発表した小説『ノヴァ急報[109]の中で展開したもので、その毒性を解消する試みとして言語を解体する「カットアップ」という文学技法も登場した。言語ウイルスの典型例として、マスコミによる思想の刷り込み、洗脳情報戦プロパガンダ相対主義権威主義テロリズムファシズム、排他的ナショナリズムインターネット・ミームヘイトスピーチネット右翼オルタナ右翼ポストトゥルースQアノン陰謀論などが挙げられる。特に1990年代以降はパソコン通信インターネットの急速な普及によって、玉石混交の情報が従来以上に高速かつ膨大に流通するようになっており、高度情報化社会における「言語ウイルス」といかに向き合うべきか、という哲学的・倫理的な考察も成されている[110]村崎百郎は言語ウイルス論を引き、言語の持つ落とし穴について次のように警鐘を鳴らした[111]
    「どうか言語ウイルスどもの巧妙な罠に気づいてくれ! 奴らの正体は自分たちを使用する全ての人間に寄生して、世代を超えてその身体を拡張し続ける極めて特殊な疑似生命だ。彼らの希薄な身体と支配力は、彼らを使用する人間の数にかかっている。そのため彼らはできるだけ多くの人間に取り憑き支配しようと、自分が取り憑いた民族を刺激して他民族に対して侵略をしかけるのだ。歴史をひもとけば、侵略に成功した側の民族が征服民に自分達の宗教や言語を強いる例はいくらでもある。“神”はことばであり、同時に言語ウイルスなのだ」という言説は、一九七七年の秋以降、俺の頭に二十九日周期でやってくる電波特有のものだが、この種の妄想は記録によれば一九世紀後半のヨーロッパでは道端に転がる糞ぐらいにポピュラーなものであったというから、そもそもキチガイの妄想には所詮大したオリジナリティーなど皆無なのだ。
    とどのつまり、バロウズの言語ウイルス論から我々が学ぶべきは、「我々の使用する言語の中には“言語ウイルス”という言葉に象微されるような致命的な欠陥が存在する」ということだ。我々の日常のコミュニケーションの中でも、伝えたいことが何ひとつ相手に伝わらず、つまらない悪意ばかり増幅して伝わってしまうことは良くあることだろう。最も伝えたいことが相手にさっぱり伝わらないもどかしさを感じて言葉につまった経験はないか? それは何も“ボキャブラリーの貧困”ばかりが原因ではない。コミュニケーション・ツールとしての“言語”がもつ不完全性と、そこから生じる“悪意”をつねに意識しながら注意深く言語を使用すること──それこそが、我々意識ある人類が陥った“言語の拘束”から解き放たれるための第一歩なのだ。全ての言語が、発生したその瞬間に、嘘もつける“詐欺の手段”としての機能をも同時に合わせ持った“両刃の刃”であることを忘れてはいけない。

出典

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