おそ松さん あらすじ

おそ松さん

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/07 00:39 UTC 版)

あらすじ

松野家の6つ子であるおそ松カラ松チョロ松一松十四松トド松は20歳を過ぎても定職につかず、親の脛をかじるいわゆるニート。仕事にも女性にも縁がない個性的な6人は、時に足の引っ張り合いをしながらも、ひとつ屋根の下で暮らし、それぞれの趣味にいそしむ日々。

そんな彼達に、うさんくさい男イヤミ、おでん屋のチビ太、6つ子のアイドル的存在トト子、いつもパンツ一丁のおじさんデカパン、大きな口の中年男ダヨーン、あどけない少年(に見えるが実は成人)ハタ坊などの面々が加わり毎回騒動が巻き起こる。

構成は通常、本編の前後に時折入るショートアニメを含めて2 - 7本立ての1話完結の形式をとっており、複数のショートアニメを放送する回もある。ストーリーもほぼ本作オリジナルの物だが、時折原作『おそ松くん』の話を本作用にアレンジした物を放送する回もある。

製作

スタッフ
第1期[12] 第2期[13] 第3期[14]
原作 赤塚不二夫おそ松くん
監督 藤田陽一
シリーズ構成 松原秀
キャラクターデザイン 浅野直之 安彦英二
美術監督 田村せいき
色彩設計 垣田由紀子
撮影監督 福士享
編集 坂本久美子
音響監督 菊田浩巳
音楽 橋本由香利
音楽制作・協力 エイベックス・ピクチャーズ
テレビ東京ミュージック
プロデューサー 富永禎彦[注 2]、圡方真
西浩子[注 3]、桑原正人
尾崎茂樹
松井将司
飯泉朝一
原裕和
南寛将
藤井康詞
滝野圭輔
南寛将
柏木豊
阿部卓也
滝野圭輔
関光晴
吉川亜未[注 4]
アニメーション制作 studioぴえろ
製作 「おそ松さん」製作委員会

経緯

スタジオぴえろの創業者である布川ゆうじによれば、当初、赤塚不二夫生誕80周年にあわせて「おそ松くん」のリメイクを企画していたが、夕方の放送枠がとれず、何度企画を出しても流れることが1年続いた。また、深夜の放送枠では「おそ松くん」はきついとの声もあった。そこで、以前スタジオぴえろで制作した「しろくまカフェ」が人気声優を起用し、女性ファンから支持を得ていたのにならい、六つ子をイケメンにして「しろくまカフェ」と同じ声優をキャスティングするという企画が練られ「おそ松さん」として組み立てたという[15]

赤塚の娘であり株式会社フジオ・プロダクション代表取締役社長の赤塚りえ子は当初、企画内容に困惑し「原作(子供)の設定でお願いします」と難色を示したが、赤塚の生誕80周年を盛り上げたいという思いや生前の赤塚なら快諾するだろうと考え直し、承諾した[16]。実際に赤塚本人は生前、青年向け連載作品『花ちゃん寝る』で大人になった六つ子たちの「不倫ネタ」や「童貞喪失ネタ」、SEXシーンまでを描き、自身の原作(『おそ松くん』)を壊して遊んでいる[17]

2015年7月6日に「おそ松さん」の制作が発表された。監督は『銀魂』の藤田陽一が、キャラクターデザインは映画ドラえもんシリーズで総作画監督を務めた浅野直之が担当している[18][注 5]。藤田のほかにも、シリーズ構成に起用された放送作家の松原秀を含む『銀魂』シリーズにかかわった者たちが多く参加している[19]。また、お笑いユニット夜ふかしの会の構成作家などで知られる岡田幸生が、お笑いを題材とした第20話Cパート「イヤミの学校」など複数の回の脚本を手がけた[19]

広報

アニメ化発表に合わせてティザービジュアルが公開された[18]。公式サイトでは「おそま通信」という架空の新聞を6のつく日に発行するという体裁でキャストや作品情報が公開されていったが、赤塚の誕生日である9月14日に「おそま通信」の号外新聞を実際に印刷して発行し、都内のタワーレコードアニメイトで無料配布した[20]。アニメイト池袋店にはイヤミの着ぐるみも登場した[21]ティザービジュアル公開前、浅野は「シンプルなキャラクターでウケるのだろうか」と不安視していたが、公開後、「かわいらしい」や「色遣いが気に入った」といった反響が寄せられた[22]

設定・内容

『おそ松さん』では6つ子が成長して大人になった後を描く[23][24]。キャラクターデザインを務めた浅野は「ブラックで下品なネタ[注 6]は満載ですが、キャラクターの愛嬌はなくさないように心掛けています」[22]「分かりやすくシンプルなシルエットで、カワイイけど少し毒のあるような色遣いで、一度見たら印象に残るようなキャラクターになるよう心がけてます」[22]と話している。アニメに限らず輪郭線を描く場合は一般に黒で描くが、本作は青を使い、ソフトかつ独特な絵を出している。

監督の藤田はアニメ!アニメ!とのインタビューの中で、「『おそ松さん』の雰囲気はだらだらしているが、セリフはタイトである」とし、「『おそ松さん』はセリフの掛け合いがあまりにも多いので、ダイアローグ(登場人物同士の会話)はダイアローグではなく、アクションとして考えて、映像を編集する必要がある。例えば、0.5秒の間が空いても、セリフの言い方によっては埋まることもある」と述べている[25]。 また、藤田はシリーズ構成の松原の書くダイアローグについても「ストーリーのために登場人物が言わされているものというよりはむしろ、より生々しい"会話"になっているため、会話のテンポを大切にしたいと思った」と述べている[25]。編集を務めた坂本久美子も「ギャグなのでストーリーのテンポが早くなりやすかったため時折監督の藤田さんと相談しながら編集を行ったが、監督の藤田さんが考えているテンポとこちらが考えているものが近かったため、もめるようなことはなかった」と述べた[25]

坂本は「どの作品においてもキャラクターの言動を想像しながら編集する必要があり、『おそ松さん』ではそれを6人分やらなくてはならないので苦労した」と振り返り、パンを行うと尺が長くなり時間が掛かると話した。その一方で、坂本はアフレコ後に声優の演技を聞いて再編集することはしなかったとし、声優にはアフレコ前に一回編集した映像で演技をしてもらったと話している[26]

次回予告は6つ子が交代でナレーションを担当しているが、第1期・第2期6話予告回ではイヤミが担当し、第1期・第2期最終話予告では6つ子全員が次回予告をしている。次回予告が存在しない回や次回のサブタイトルのみを表示するだけの回もある。

このような番組構成になったのには藤田の制作方針が関係しており、藤田はアニメ!アニメ!とのインタビューの中で「『銀魂』の時からそうだったが、完成した映像を放送枠の尺に合わせるために伸ばすのが嫌だったため、3話目に何かを入れたり次回予告を調整した」と述べている[26]

キャスティング

アニメ「おそ松くん」の六つ子の声優は全て女性声優が担当していたが、本作では少年時代も含めて全て男性声優が担当している。スタジオぴえろが制作した「しろくまカフェ」に出演していた女性人気の高い声優が起用された[15]

藤田は2015年10月16日に開催されたイベント「6つ子だよ、全員集合!! トト子もいるよ♪」の場で、普段は多弁なキャラクターやテンションの高いキャラクターを演じる福山潤に対照的な一松役を打診した理由について質問を受けた際、「わりとボソッと毒を言うのが映えそうな…」と答えている[27]

登場人物

6つ子

※ 声はアニメの声優。

本作の主人公である6つ子。誕生日は5月24日。年齢は20代前半[28]。原作やアニメ前2作では6人全員がほとんど同じ性格で外見も区別がつかなかったが、本作ではそれぞれに性格やイメージカラーが設定されると共に[29]、表情・髪型も微妙に変えることで差別化が図られた。また、兄弟間には明確な序列が設定されており上の兄には「兄さん」という呼称をつけるが[30]、物語の途中からは一松がカラ松を「クソ松」と呼ぶなど多少の変化が起きている[31]。私服はティザービジュアルで着ているものや[注 7][18]、色違いの松の文様の入ったパーカー[注 8]、共通のデザインのツナギなど兄弟でお揃いなことが多いが、その着こなし方は様々で個性が光る[31]。全員定職には就いていない[32]が、最終話直前に家族に起こった出来事がきっかけで考えを改めるも緊急事態で白紙になる。全員車の免許は持っている(アニメ第三話にて)。なお、兄弟全員パチンコ好きだが、互いに監視し合っており、誰かが大勝ちしても他の兄弟が目ざとく見つけて勝った分を没収する[33]ので、勝ちが個人の懐に入ることは少ない。就寝時は横長の布団を6人で使用しているなど仲は良好だが[34]、場合によっては兄弟であっても容赦の無い態度を取る[32]。トト子に憧れているところは相変わらず。全員の一人称は基本的に「俺」もしくは「僕」で、場面によって使い分けていることも多い[注 9]。6人全員童貞

松野 おそ松(まつの おそまつ)
- 櫻井孝宏[23]
長男[35]。イメージカラーは   [29][36]。6つ子の基本形とも言うべき容姿をしているが、無邪気な表情が特徴的[37]。それゆえ、弟たちと比べて見た目を含めた個性がいまいち弱いことを気にしているらしく、「プレーン」と呼ばれると怒る(2期2話「超洗剤」)。他の兄弟に対しては基本的に敬称略
小学6年生の頃の心を持ったまま成長した「奇跡のバカ」[38]。パチンコと競馬を人生の楽しみとしており[38]、下手の横好きながら釣堀にもよく訪れている[39]
計画性がほとんど無くいい加減でずぼらな性格[38] 。自意識は梅干し程度の大きさ。弟たちと一緒の時は大口を叩くものの、意外に人見知りで、素の状態では一人で女性に声をかけられない(2期5話「夏のおそ松さん」)し、知らない相手と一緒だとプレッシャーに耐えられず逃げ出す(3期3話アバン「ぼんくらの時代」)。しかし、ここぞという時は、長男として個性の強い弟たちをうまくまとめるリーダーシップを発揮する[38][40]
その一方で頻繁に弟たちにちょっかいを出して苛立たせるなど、長男としての風格は無いに等しいが[38]、思い悩むカラ松の相談に乗り温かい言葉を投げかけたり[40]、失恋に嘆く十四松の背中を押すなど[38]、弟思いの一面もある[38]
2期24話で父が体調を崩して入院したことを皮切りに就職と自立を意識するようになり、不安と向き合いながらラーメン屋でアルバイトを始める。
松野 カラ松(まつの カラまつ)
声 - 中村悠一[41]
次男[35]。イメージカラーは   [29][36]。太くキリッとした眉毛が特徴で[37][42]、革ジャンにサングラスを掛けている[31]。基本的に他の兄弟に対しては敬称略だが、稀におそ松に対しては「兄さん」と呼ぶ。トド松のことは呼び捨てか「トッティ」と呼ぶ。愚称は「クソ松」。
常にクールを気取って格好を付けているが[43]、根は向こう見ずな熱い性格[42]。極度のナルシストで自分をイケメンだと思い込んでおり[42][43]、残念で痛い言動はトド松から「ナルシストを通り越してサイコパス[44]、おそ松から「オカルト[45]と評されている[42]。扱いが酷く兄弟や母に発言を無視されるなど性格のせいで理不尽な目に遭うことも多く[42]、特に一松からのアタリはキツい[43]。実はメンタルが弱くガラスのハート[46]の持ち主であり、1期2話でハローワークの係官に机を叩かれただけでビビりあがるほど。
自身の痛さを自覚する気配こそ無い(むしろイタいという意味を知らない)ものの「みんなのことを愛しているのに傷つける」と悩んだり[40]、兄弟たちに優しい言葉をかけるなど、ある意味純粋とも言える心を持ち合わせている[37]
1期24話ではチビ太の家に居候し、履歴書の書き方を練習したりハローワークで土下座も辞さず本腰を入れて就職活動をしていたが、最終話でセンバツへの出場が決まった為、実家に戻る事になった。
2期24話では就職活動についての描写はないものの、自宅の本棚の「資格の取り方」に手を伸ばしたり、音楽仲間にからかわれながら、一松が手伝いをしているチビ太の屋台を訪れ、仲良く飲んでいる場面がある。
松野 チョロ松(まつの チョロまつ)
声 - 神谷浩史[41]
三男[47]。イメージカラーは   [29][36] 。他の兄弟と比べて、黒目が若干小さめでくちが角張って御、後頭部の癖毛がない[37] 。1期13話Cパートで、ある行為をおそ松に目撃され「シコ松」というあだ名を付けられた。それ以降、その話題で度々イジられ、「チョロシコスキー」「自家発電三郎」「シコティッシュフォールド」などと呼ばれるようになる。基本的に兄弟に対しては敬称略 だが、おそ松には「兄さん」と付けており、カラ松のことは敬称略の呼び捨てと、たまに「兄さん」付きの両方で呼ぶことがある。また上記の他、兄弟から「自意識ライジング」「ライジングシコースキー」などと呼ばれることもある。2期14話[48]では、茶髪にしてイメチェンを図ったものの似合っておらず、そのことが元でおそ松・カラ松の兄2人から一松・十四松・トド松の弟3人が理不尽に叱られるという事態を引き起こし、最後は全裸ダイビング土下座で弟たちに謝るものの、3人から怒りの報復を食らっていた。
他の兄弟と比較して常識的な考えの持ち主で性格も真面目[49]。それゆえにツッコミ役を担うことが多く苦労人でもある[40]。EDでは6人の中で自分が1番まともであることを主張しているが、現状を打破できていないことから「6つ子の中にまともなのが一人もいない」と他の兄弟たちを叱っていることから、チョロ松も自分が世間から見るとまともではないことを自覚している[50]。無職であることに唯一危機感を抱いているが、優柔不断であるため、意欲だけが空回りして結局職に就けないでいる[49]
アイドル好き(ドルヲタ)であり、コミケにも顔を出している(1期17話「十四松まつり」)。トト子がアイドルデビューした際は率先してマネージャーを務めた[39]。お気に入りは地下アイドルの橋本にゃー。また、「背中をトントンしてもらう」ことと引き換えに、トト子にいいように使われるなど、「女性が絡むと途端にポンコツになる」と兄弟に評されている[49]
1期24話では父・松造から紹介された会社に就職が決まって社員寮に引っ越すことになり、6つ子の中で最初に自立することになる。これをきっかけに、他の兄弟達もそれぞれの道を歩み出すことになり、おそ松以外が実家を出て行く展開になるものの、1期25話でおそ松宛に投函しようとした手紙が自然発火で燃え、さらに松野家が「センバツ」への出場が決まったというおそ松からの報告を受けて、会社を退職して実家に戻ることになった[51]
2期24話では、松造の退院後、就職活動を再開するために、意を決した表情でハローワークへ向かう描写がある[52]
松野 一松(まつの いちまつ)
声 - 福山潤[41]
四男[35]。イメージカラーは   [29][36]。常に半目で生気がなく笑顔も冷めており、髪の毛はボサボサで猫背[37]。基本的に他の兄弟に対しては敬称略だが、おそ松には「兄さん」と付けており、トド松に対しては、呼び捨てか「トッティ」と呼んでいる。
マイペースな皮肉屋でしれっと毒を吐くことが多いため[53]、兄弟たちからは社会でやっていけるのかと心配されている[54]。無気力な上にぼそぼそと話す根暗な性格[53] かつ自虐的で、自らをゴミ扱いすることすらある[43]。反面、何らかのスイッチが入ると思い切りのある行動を起こす[53]。その他「戒め」等、自虐的な発言をする割に、他者が原因でピンチに陥ったり危害を加えられそうになったり[55]トド松やカラ松ら他兄弟を蹴落としたり[56]自分の都合が悪くなった時[57]に前述の破壊力のある行動で、その場を切り抜けたり、うやむやにする爆発力を見せつける。
十四松の素振りのトレーニングに望んで付き合う一方、カラ松には冷たく接するなど、兄弟に自分なりの序列をつけている様子[58]
猫が友達で、自らも猫化する時がある[43]。「(兄弟がいるから)友達は要らない」と言い放つほど排他的な性格だが兄弟同様女性に対する興味はあり、女体化したイヤミとチビ太に本気で入れ込んだ挙句、金を騙し取られた事実を知った際は容赦のない報復を行った[59]
1期24話ではほかの4人が家を出て行った後も、しばらくおそ松とともに実家に残っていたが、やがて自分も家を出ると告げて、着の身着のままであてもなく街を彷徨い、飢えと寒さで倒れそうになっていたところを、11話のブラックサンタの回で出会った若いカップルに助けられる場面がある。25話では路地裏で猫たちとともに過ごしている所に、おそ松が「センバツ」出場決定の報を持って迎えにきたため、実家に戻ることになった。
2期24話では松造の退院後、チビ太のおでん屋台を毎晩手伝っている。
松野 十四松(まつの じゅうしまつ)
声 - 小野大輔[60]
五男[35]。イメージカラーは   黄色[29][36]。口を開けて笑っているような表情が多く、目の焦点が合っていない[61]。また、後頭部の癖毛は一本だけ[61]。普段から海パンを履いている[62]。他の兄弟に対しては、上は「○○兄さん」、トド松には「トッティ」と呼ぶ事が多い。
いつも異様に明るくハイテンションな天然系バカ[43][63]。何を考えているかが分からず行動も予測不能で、兄弟たちから「子どもの頃こんなんじゃなかったよね」と言われるほどの奇行癖の持ち主[64]で、ティザーPVでも「明るい狂人」と称されている。ただし、誰にでもしっかりと挨拶を行うなど礼儀正しい一面も持っており[63]、一人の女の子に恋をした際は純粋に相手を想う姿も描かれている[65]
無類の野球好きで、暇が出来ると自前のバットで素振りの練習を行っている[43]。川を高速のバタフライで泳ぐ、78mの遠投記録を持つなど[64]運動神経は全般的に高い[43]ホームレスの知り合いがいたり[54]、こっそり株取引をやっている[66]、コミケで「野球モノ」(本人曰く「BL」)の自作同人誌を販売する、などの一面を見せることもある。第23話「灯油」では、寒いと機嫌が悪くなるらしく、部屋のストーブの灯油が切れたとき、他の誰かが灯油を入れに行くのを寝たフリをしてずっと待っていたり、「あー、クソ寒い」などと普段では見られないような暴言を吐いていた。
1期24話では、チョロ松の就職に続き、アルバイト内定を機にデカパンに紹介された部屋で1人暮らしを始めたが、ある日、勤務中に右腕を負傷したらしく、腕に包帯を巻き三角巾で吊した痛々しい姿で帰宅して、デカパンに心配されるシーンがある。しかし、次の25話では自室にいるところに、おそ松から「センバツ」出場決定の知らせを受け、包帯を投げ捨て喜び勇んで実家に戻る[67]
松野 トド松(まつの トドまつ)
声 - 入野自由[68] / アクター - たじましんぺい(第2期第1話)
六男[35]。イメージカラーは   ピンク[29][36] 。兄たちより黒目が若干大きめでアヒル口など、愛嬌のある表情をしていることが多い[61]。また、帽子をよくかぶっており[61]、スマホを手にしていることが多い。愛称は「トッティ」[39]。ほかの5人に対しては、ほぼ常に「~兄さん」と呼んでいるが、例外的に、2期7話では合コン時に無神経な発言をするおそ松に対して、また、3期5話Aパートでは、ドラッグストアの女性店員をめぐっての恋の宣戦布告でカラ松に対して、「兄さん」を付けず、呼び捨てで呼んでいた。
兄弟の中で一番コミュニケーション能力が高く、甘え上手だが[34][69]、弟らしいかわいさを利用するなどあざとく腹黒い一面もあり「ドライモンスター」とも称される[69]。20代になった現在でも夜中に一人でトイレに行くことができなかったが[70]、一人暮らしをきっかけに克服した描写がある[71]
1期7話では、慶應大学の学生と詐称して若者に人気のカフェ「スタバァ」で働き始め、バイト仲間のアイダとサチコに合コンに誘われるなど[39][72]、一時期「リア充」の仲間入りを果たしかけるものの、兄たちの妨害で失敗に終わっている[34]。この回を皮切りに、怒りが頂点に達すると目を剥いて鬼のような恐ろしい形相を度々見せるようになった。
1期24話では、チョロ松の就職祝いの場をぶち壊した上に見送りもしなかったおそ松を、丸めた雑誌で殴りつけて喧嘩をし、その後チョロ松に次いで家を出て、一人暮らしを始めたが、25話で松野家が「センバツ」に選ばれたという連絡を受け、実家に戻ってきた。
2期24話では松造の退院後、どこかの会社に就職したらしく、作業着らしき上着を来たまま、同僚と飲みに行っている。

6つ子の派生キャラクター

一部のエピソードでは6つ子が設定を変えて登場することも多い。ここでは登場頻度の多いもののみ記載する。

F6(エフシックス)
1期1話、3.5話、11話、16話、18話、2期25話、3期10話、24話に登場。各人の名前や6つ子であることなどは通常と同じだが、乙女ゲーム風のスラリとしたキャラクターデザインとなっており、髪色がそれぞれのイメージカラーと同じものになっている。また、お互いを呼び合う時に「おそ」、「カラ」などと松を抜いた呼称を使うこともある。六つ子の長男にしてリーダー・さわやかジャスティス「松野おそ松」、肉を肉で巻いて食べる肉食系肉「松野カラ松」、ハーバード大学准教授・ビューティージーニアス「松野チョロ松」、カリスマ的求心力・ミステリアスクール「松野一松」、一万人斬りの王子様・スイートプリンス「松野十四松」、奇跡のルックス・キューティーフェアリー「松野トド松」からなる奇跡を起こすイケメン六つ子。私立おそ松学園に通う赤塚不二夫財閥に属する六つ子で、F6の「F」は赤塚不二夫のフジオ(Fujio)のイニシャルを指す。1期2話、18話などの一部のエピソードでは通常の六つ子がF6の姿に変身したり、F6の衣装を身につけることもある。2期第25話では地獄に登場し、通常の六つ子を助けた。
なごみ探偵のおそ松
1期8話、3期10話に登場。2000件以上の事件を担当したが、謎を解いたことは一度もなく、ピリピリしがちな現場の空気を和ませるのが取り柄の探偵。彼を取り巻く人物として6つ子がそれぞれ別人として登場しており、おそ松とは刑事時代からの旧知の仲であるチョロ松警部、事件を憎み現場で緊張しがちなトド松警部補、本編とは違って至って真面目な性格の十四松鑑識官といった警察関係者の他、バスローブ姿で殺害された事件の被害者であるカラ松、アイスホッケーマスクを被り血塗れの姿をした怪しい男性の一松が登場している。
なお、この「なごみのおそ松」を原作とした小説として、後述の『なごみ探偵おそ松さん・リターンズ』と、『おそ松さん〜番外編〜』収録の「なごみのおそ松」が存在する他、公式アンソロジーコミックや『マツモトキヨシ』のCMなどでも登場。
1期17話ではおそ松は登場しないが上記からトド松警部補のみ再登場した。さらに、ここでは一松が刑事、十四松が爆弾処理班と役割を変えて登場している。
3期10話ではおそ松が当初村人として登場し、後にカラ松を食べた犯人の人狼を突き止める探偵として正体を表したが、やはり和ませるだけで事件は解決しなかった。カラ松は同様に第一犠牲者としてバスローブ姿で殺害されているが、他の六つ子の役割が再び変更されており、トド松が占い師、チョロ松が裏切り者の偽占い師、十四松が村人、そして一松が人狼となっている。
じょし松さん(じょしまつさん)
1期13話、15話、18話、19話、2期5話、7話、8話、10話に登場。6つ子の女性版にあたるキャラクターだが、本来の6つ子とはそれぞれ別人の設定になっている。女性キャラにもかかわらず、対応する六つ子の声優がそのまま担当している。お姉さんタイプでまとめ役のOL「おそ子」、インストラクター風の容姿で肉体系の「カラ子」、オタクで腐女子の「チョロ子」、ロングヘアでミステリアスな雰囲気の「一子」、ガングロメイクで天然ギャルを装う「十四子」、森ガール風のゆるふわ女子の「トド子」からなる。喧嘩して仲直りした際に「私達はずっと友達よ」などのセリフがあるので、六つ子ではなく友人関係らしい。1期19話と2期7話では6人とも老婆の姿で登場。2期5話では十四子のみ登場しており、2期8話では十四子以外の5人がイルカトレーナーとして登場(六つ子は十四松のみ登場)、2期10話では一子と十四子が社員として、3期15話ではOL風の一子とトド子が、カラ松がバーテンダーを務めるバーの客として登場。
実松さん(さねまつさん)
声 - 小野大輔(十四松と同じ)
1期13話、18話、2期14話、25話、3期16話、24話と2期後半オープニング曲「まぼろしウインク」の映像に登場。凸凹商事という会社に勤める、うだつのあがらない30代独身のサラリーマン。会社では馬鹿にされているが、同僚の薫子からは心配されている。メロンパンを好み、朝食や昼食に食べている(1期13話、3期16話)。いつも就業時間が終わると残業を断って自分のアパートに早く帰宅している。2期までは「連続テレビドラマ 実松さん」の主人公という設定であるが、このドラマは第一話と第二話は存在せず、途中の話もとばされている。また、本編とは異なりリアルな画風となっている。
1期では第13話の「連続テレビドラマ 実松さん 第三話」に登場。この回では家に帰ると徳松(声 - 櫻井孝宏)、捨松(声 - 中村悠一)、菊松(声 - 神谷浩史)、平松(声 - 福山潤)、門松(声 - 入野自由)が待っていた。兄弟順は、実松が長男、門松が平松や徳松より上など、声優が同じ通常の六つ子と異なっており、各人の性格描写も通常の六つ子とは大きくかけ離れている。弟達は5人とも実松を兄として慕っており兄弟仲は非常に良いが、ラストでは心配で訪れた薫子が声がする明るい所を見ると5人はふっと消えてしまう[注 10]。その後は「実松さん」第四話の次回予告という体で、新たに赤松、重松、常磐松という名前が挙げられている。18話では鍋型のカートに乗って登場し、ここで初めて通常の六つ子と共演した。
2期では14話の「連続テレビドラマ 実松さん 第九話」に登場。以前と変わらない暮らしをしていた所、交差点で交通事故を起こしてしまう。事故直前に彼の見た幻覚として「おそ松さん」本編のような世界の松野家が登場しており、彼もおそ松達兄弟の一員となっていた。画風も本編に準じたものに変貌しており、実松の顔だけはほぼそのままだが頭身が縮んでいる。実松のパーカーの色は茶色で、おそ松とカラ松のことを「兄さん」付き、一松と十四松とトド松のことは呼び捨てで呼んでいる他、チョロ松からは敬称略で呼ばれている。[73]。この世界でのおそ松達六つ子は、性格描写が普段の本編とは若干異なるものになっている。実松は見知らぬ生活に始めは戸惑いつつも、おそ松達と一緒に暮らすうちに兄弟の一員として明るくなっていった。この回における「実松さん」第十話の次回予告では病院での入院生活の描写が描かれるものの、最後には「実松死す」とテロップが出され、それを受ける形で、2期25話では地獄で車に乗って再登場し、鬼たちに追われる六つ子を助けた[74]
3期16話では、前園により肉体に改造を施され、社畜AI「実(さね)コップ」として復活。しかし前述の事故の原因が前園の策略であることを突き止め、記憶と自我を取り戻した。その後、会社の最高経営会議に乗り込んで前園の悪事を暴露し、最後は社長を人質に取った前園を射殺した。その際自身を称えた社長に名を聞かれた際に、再び実松として生きることを誓った。
ちゃんとしてる松
2期1話に登場。過去の六つ子たちが未来の自分たちが働かずに有名になったので暴動を起こされたのを見てちゃんと努力した結果でなったキャラクター。おそ松は既婚者の立派な社会人、カラ松はサイボーグ人間、チョロ松は少女漫画風(この時トト子と魂が入れ替わっている)、一松はアメコミ風のヒーロー、十四松はコンピュータアニメーション映画的な3D、トド松は面を被った実写(アクター - たじましんぺい)になっている。それぞれロボットがあり、合体することで「チャントシター」になる。
絶対英雄チャントシター
合体ロボット。2期第1・2クールともにOPにも継続して登場しており、2期20話で再び登場した。こちらではイヤミロボットが街を破壊し始めたことを受けて、松野家の住宅がチャントシターに変形しようとするものの、変形の準備が長すぎたため、街がイヤミロボットによって壊滅状態となる。壊滅後もギミックは規則的に動き続けていた。2期25話では地獄でF6が操縦する形で登場し、霊柩車と合体した「ファイナルチャントシター」というパワーアップ形態へと進化した。
サマー仮面(カラ松)
2期5話と3期24話Aパートに登場。夏休みになると現れる、水着一丁で日焼けした肌の、ダンボールで作った太陽の仮面をつけた怪人。サマーを探し「○◯サマー」と点数を付けていく。必殺技はサマーフラッシュ。同話ED「イヤミ音頭」でも登場している。
げんし松さん
2期3話、4話、7話に登場。原始人の6人で「ウホ」しか言わない。全員顔に髭が生えている。カラ松はおでこと口の上に骨を載せ、一松は局部に葉っぱを付けている以外は裸で、十四松は全身毛むくじゃらになっている。3話ではマンモス性行為を見て、木を切って局部につけると気持ちが良くなる筒をつくる。4話では自分達でつくった乗り物で速さを競っているとプテラノドンを発見、そのまま空中散歩を楽しんでいたら火山の火口に放り込まれた。7話ではまたマンモスの性行為を見て興奮し、雌のマンモス(声 - くじら)の肛門に飛び込み、現代でマンモスと共に化石として発掘された。
三国志さん
ナレーション - 矢島正明
2期7話に登場。三国志の3国に囲まれた小国「松」の国。おそ松の帝(みかど)を筆頭に、文官のチョロ松、軍師の十四松、猛将のカラ松、野蛮王の一松、若き才能のトド松がいる。天下を取ると勢いづくも本音はノリで「ぎょいー」と言いたかっただけの集団。赤壁の戦いで落ち延びた曹操(声 - 松本保典)と出会い、調子づいて赤壁の戦いの最中に飛び込むも、兵を率いず突撃したためあえなく玉砕する。
学生松
劇場版、3期23話に登場。高校生時代(18歳時点)の6つ子で、現在とかなり見た目や性格が異なっている者や、六つ子として一括りにされるのを嫌って個性を出そうとしている者がいる。おそ松だけは見た目、言動共に現在と変わらないが、カラ松は困り眉・そばかす顔でかなりのビビリ、チョロ松は丸眼鏡をかけ優等生を演じているが、テストは赤点でエロ本収集が趣味、一松は友人たちの前ではノリの良い陽キャラを出しているものの、無理をしているためにふとした時に陰キャラが出現する、十四松は目つきの悪い不良キャラで辺り構わずガンを飛ばしまくり、エア煙草やエアバイク(劇場版)、一人でエア喧嘩(3期23話)をしてなぜか負ける、などの意味不明な行動が目立つ一方、気を抜くと普段の天然な十四松に戻る、トド松は兄たちと比べて一人だけ体が小さく、ぶかぶかの学生服姿で兄たちにくっついて回っている極度の甘えん坊。
ウンコ松
3期1話に登場。アニメ再生工場で失敗して6つ子がウンコになった姿。体色はそれぞれのテーマカラーを引き継いでいる。これまでの事を反省し、アニメ製作委員会のモノリスに土下座して、3期には出演しないという約束の下で人間の姿に戻してもらったものの、新6つ子たちの新作映画お披露目の場に乱入し、暴動を起こした末に合体して巨大ウンコとなった。その後も怒りに任せて街を破壊し、自分達に説得してきた新6つ子を、頭にある触手の不意打ちで全員殴り飛ばした。
松野 一美(まつの いちみ) / マジック天使マジヘライッチー
声 - 福山潤
3期3話と24話Aパートに登場。水色の髪でもじゃもじゃしたショートカットの内気な中学生の女の子。ジュウシ先輩に恋心を抱いているが、声を掛けることも出来ずにいた。
突然現れた妖精(声 - 遠藤綾)から魚の骨を模した魔法のステッキを託されるが、心に潜んでいた陰気な心でヤンデレな性格の魔法少女マジヘライッチーに変身してしまい、ジュウシに憧れる他の女子中学生達(声 - 櫻井孝宏、中村悠一、神谷浩史、入野自由)を必殺技で惨殺し、ジュウシ先輩に血まみれのラブレターを渡した。
ジュウシ先輩
声 - 小野大輔
3期3話に登場。常に白馬に乗っている一美の憧れの先輩で、笑顔が似合う金髪の美形男子。彼を慕う取り巻きの女子中学生達に囲まれている。
一美がマジヘライッチーに変身して彼の目の前で女子中学生達を惨殺しまくった後、彼女から血まみれのラブレターを渡されるが、その恐怖のあまりに逃げ出してしまう。しかし魔法の力で回り込まれ、チェーンソーを掲げる彼女に行く手を阻まれてしまった。

サブキャラクター

話によって、原作・前作までのアニメと同様に様々な役回りで登場する場合もあるが、登場してもセリフがなかったり、1シーンのみという場合もあるなど出番は少なめになっている。

イヤミ
声 - 鈴村健一[75]
原作および前作より頭身が高くスリムな体型になった。嫌味でうさんくさい性格は変わらないが、今作では数少ない常識人キャラとなっており、ツッコミに回ることも多い。実際に行ったことは無いにもかかわらず「おフランス帰り」を自称している[47]。反面、主役を取るためなら手段を選ばない、人助けするにお金を要求する等、非道な一面も見せる。
六つ子とは幼少の頃から親しい仲だが[76]、お金を無心されるなど被害に会うことも多い[77][76]
原作と同様に様々な設定で登場しており、ある意味本作品の「スターシステム」を最も体現している存在。前作ではチビ太と共に実質的に主役のような存在だったが、今作では主演回以外、基本的に脇役となっている。
1期の開始当初は、二階建ての家に住んでいて、自家用車も持っていたが、ハロウィンの仮装をしてイヤミの自宅に押しかけたおそ松たち六つ子に「トリックオアトリート」と連呼されながら家の骨組みと畳一畳、自分自身のはいていたパンツ以外すべて分捕られたことがあった[78]。6話以降は暫く無職となり、橋の下で寝泊まりしたり公園の噴水で行水、さらには猫と道端に落ちたおでんを取り合うなどのホームレス 生活をしたりしているが、固定した設定ではなく、エピソードによって家や車、職業があったりなかったりする。そのため、生計を立てるために職を転々とするも、自身の不始末がたたって廃業・解雇されざるを得なくなり、ボロボロになって松野家に転がり込んだり[79]、その後、何事も無かったかのように元の家が建てなおされたり、ドブスと同居していたりする。
1期6話Bパートでは、イヤミのトレードマークの出っ歯は1京億円程度の価値を持つレアメタルであることがデカパンの研究で明らかになり、さらに、彼の頭の中に出っ歯のスペアがロール状に収納されていて、ほぼ無限に再生可能な仕組みになっていることが発覚した。
「定番」のギャグでもある「シェー」は4話のアバンタイトルにてダヨーンと共に練習している描写が描かれた。
3期9話では、十四松に乞われて、「シェー」の存在や意味を知らないAIのオムスビたちに「シェー」を教えることになるが、オムスビたちに「60年以上前のギャグで現在の人々が笑う確率は0.1」「そもそもシェーというギャグにどのような意味があるのか」などとさんざん問い詰められた挙句、ついには「僕たちはシェーとは何なのかを知りたいだけで、シェーのやり方を教えてもらいたいわけではない」とまで言われたショックで精神が崩壊し、旅に出るという書置きを残してどこかへ去ってしまった。
原作『おそ松くん』での漢字表記は一貫して「井矢見」であったが、2期11話に登場した自宅には「伊矢見」という表札が掛かっていた。3期9話に登場した自筆の書置きの署名は「井矢見」となっている。
ロボイヤミ
1期18話に登場。自ら主催した主役争奪カートレースで主役の座を取り戻すべく、ロボットに変形したイヤミ。おそ松と死闘を繰り広げるが、その隙に聖澤に追い抜かれてしまい、おそ松と共に燃え尽きた。
盗人
2期18話に登場。戦争で両親を亡くした盲目の少女・菊を引き取り、彼女の病気を治すべく奮闘している。この回は原作と同様に主役として登場しており、この回のエンディングではキャストの順番ではイヤミが一番先に表示されている。
チビ太(チビた)
声 - 國立幸[75]
原作・前作より頭身が高くなった[80]が小柄な体格という設定は変わっていない。服装や性格、独特のべらんめぇ口調などは前作を意識しており[注 11] 、口癖の「てやんでぇ、バーロー、チクショー」も引き継いでいる。様々な仕事を持っており[81]、大好物であるおでん屋台 を営業している[82] 。ただし、おそ松たちから代金を払ってもらうことはほとんどなく、ツケが膨大な額になっている。2期以降はハタ坊との絡みが多くなっている。
カラ松を誘拐して身代金を要求したが全く相手にされずあきらめている[83]。おでん作りに関しては職人気質を通り越して狂気の域に達している節もあり、最後の味見の工程で素っ裸でおでんの中へダイビングしたこと もあった[84]。夜中に多くのツケの額の入っている六つ子達におでんを食べさせ、翌朝には支払わなかった六つ子達に激怒して襲い掛かるも、チョロ松の頭に噛みついた際にトド松以外の六つ子達に引っ張られて十四松が間違えて頭の毛を抜いたため、イヤミ・ダヨーン・デカパン・ハタ坊に金を支払って六つ子達に情け無用の報復と頭突きを与えたこともあった。しかし翌朝、一本毛の無くなっている事をトト子に「可愛い」と褒められ、本人も気に入った[85]。翌話から頭の毛は復活しているが、トト子とにゃーによる乱闘で毛が再び抜けてしまった(それでも翌話で復活している)。
3期3話では、AIのオムスビたちにおでんの腕前を評価してもらい、高い評価を得られたものの、「「チビ太」という呼ばれ方は蔑称では」というAIたちの空気の読めなさが原因で失神してしまう。
松野夫妻
1期4話より登場した六つ子の両親[86]。六つ子が大人になったため少し老けた容姿になっている。成人でありながら定職に就かずニート生活を続けている息子達を心配して、様々な手段を用いて、自立するようにプレッシャーを掛ける。初登場の回では結婚歴二十余年にして方向性の違いというバンドのような理由から離婚すると言い出し、松造が家を売り払うと宣言したため、家での安穏としたニート生活を続けたい六つ子を焦らせた[86]ものの、普段は夫婦仲も良く、息子たちを含め家族8人で仲良く暮らしている。1期では脇役だったが、2期からはメインの話が多く作られるようになり、出番も増えていった。フルネームに関しては初登場回で記入した離婚届に記載しているが、1期の公式サイトおよびクレジットでは、「おとうさん」「おかあさん」表記となっている。2期以降の公式サイトおよびクレジットでは「松造」「松代」表記になっている。
松野 松造(まつの まつぞう)
声 - 井上和彦
六つ子たちの父親で、おそらく松野家唯一の稼ぎ手。「松松商事」という会社に勤めているが、まともと思えるような仕事はしておらず、奇怪な行動ばかりしている。現在でも妻の松代に好意を抱いている[87]。2期16話で六つ子や松代と共にチビ太のおでん屋台を訪れた時は、チビ太に対して当たり前な事(屋台にもかかわらず寒い、辛子が辛い)を指摘していた。2期24話では体調を崩して入院するも、命に別状はなかった。このことが六つ子達が一時的に自立を意識するきっかけとなったが、25話の六つ子の葬式の時は、松代共々自立の件を忘れていた。
松野 松代(まつの まつよ)
声 - くじら
松造の妻で六つ子の母親。髪型など全体的な見た目は年相応になっているものの、原作・前作より身長はやや縮んだが細身で丸い眼鏡を掛けているところは若い頃と同じ。六つ子の事はまとめて「ニートたち」と呼んでいる[86] 。なかなか働こうとしない息子たちに対し、唐突に扶養家族選抜面接を開いたり、ニート矯正施設に六つ子の誰かを入所させようと考えたりするなど時々、厳しい姿勢を見せる時があるが、基本的には息子たちへの愛情の方が強いようで、結果として六つ子たちを家から追い出したりせずに世話をしてやっている。スペシャルAI・スケロクのファンであり、スケロクの生写真セットと引き換えに、オムスビたちに松野家でのエネルギー充電を許可する密約をいつの間にか取り交わしていた。
ハタ坊(ハタぼう)
声 - 斎藤桃子[88]
前作同様、オーバーオール姿で登場[82] 。なお、原作および前作まではチビ太とほぼ同じ大きさだったが、今作ではチビ太より大きくなった。「ダジョー」と言いながら走り回る姿やボーッとした性格は原作および前作までと相変わらず。子供の様に見えるが、アフリカ人並の男性器を持っており、チョロ松に「ずいぶん成長したね」と言われ[89]、9話ではレンタルビデオ 店の18禁コーナーに一瞬だが、登場してるなど彼もやはり大人である。
情報商材の商売で大成功を収め、大企業の社長になった。秘書や執事達からは「ミスターフラッグ」の愛称で親しまれているが後に会社経営に何も貢献していないと指摘され、社長の座を追われた。その後、河川敷や街中で得体の知れない肉を使って始めたケバブハンバーガーの移動販売や焼肉屋で成功を収め、再び大富豪に戻っている。2期以降はチビ太との絡みが多くなり、大富豪以外にも他の役職に付く事がある。
デカパン
声 - 上田燿司[88]
パンツの色は前作とほぼ同じで、前作より少し老けたデザインになり、目尻に小じわがある。猫が好きでのんびりした性格[90][注 12] 。パンツから色々な物を出すところも相変わらず[82]。1期7話でダヨーンと共演して以降は親友関係。「故郷の味」と言うほどに芋煮が大好物。味付けは醤油派で、「味噌派」と聞いた際は、赤鬼のような憤怒の形相になった。
DEKAPAN-MAN
1期3話に登場。「ほれいけ!DEKAPAN-MAN」の主人公。お腹を空かせた少女トト子や囚人にいじめられたチビ太を助けるために、パンツから物を出すたびに警察官に扮したおそ松に撃たれるのが定番。マントの色は地上波版では赤だが、BSジャパン版では水色となっている。初放送版のみの登場で、再放送版やDVD・BD版ではカットされている。
デカパン博士
1期5話で初登場。研究所の所長であり、白衣を着ていることが多いが着ていない場合もある。原作と同様に様々な薬品や機械を作るが、それが騒動の原因になる事が多い。他にもイヤミの出っ歯の原理を「イヤメタル」と名付けたり、十四松の就職先の上司になったりする。
ダヨーン
声 - 飛田展男[88]
原作・前作より頭身が高くなり、前作同様、背広姿に革靴を履いた姿であらゆる場面に登場している[92][82] 。基本的にのんびりした口調で「…だよ~ん」という語尾で話すのが特徴。しかし、ごくまれに激昂すると、語尾に「だよ~ん」と付けずにドスの効いた声で恫喝するような口調になる(3期17話など)。掃除機のように何でも吸い込む特技があり、体内には「ダヨーン族」が住んでいる。さらに口からは「ファイナルダヨーン」という強力な光線技を放つなど、ある意味人間離れしている。トド松と披露したデリバリーコントによると、口が大きいのは遺伝らしい。7話でデカパンと共演して以降は親友関係。「ダヨーン相談室」ではおそ松とカラ松の相談相手として登場した。
トト子(トトこ)
声 - 遠藤綾[93]
本作のヒロイン[77]。前作まではサロペットスカート姿であったが、今作では濃いピンクのセーターとチェックのプリーツミニスカート姿がベースとなる。髪型は原作同様おさげだが、髪を伸ばすと目が隠れるほどのロングヘアであり、髪の色も焦茶色に変更された。原作でも見られた男勝りで勝気な性格は相変わらずで、更に前作で見せた腹黒さに加えナルシスト、傲慢さも追加され必要とあらば暴力に訴え「ボディブロー」を得意技とする[82]。前作でほとんど描かれなかった実家の魚屋[94]は大繁盛しており[90]、父親(声 - 利根健太朗)の愛車はベンツ左ハンドル)である[95]。母親(声 - 斉藤貴美子)はフォックス型の眼鏡をかけている。免許を取得はしていない[96]
1期4話では魚屋の宣伝も兼ねて、弱井トト子(よわいトトこ)名義でアイドルデビューした[95]が、魚介類 のコスチュームを着て歌うマニアックなステージのため、六つ子以外は固定ファンも付かず、ほとんど売れていない。トト子を利用して儲けようとしたイヤミからも「儲かる気がしない」と匙を投げられている[97]
アイドル活動こそしているが、定職についてはおらず、副業や就学もしておらず、家業の魚屋を手伝っているような明確な描写もない。
六つ子及びレギュラー陣とは腐れ縁を続けており未だに全員から好意を持たれているが、全員相手にしていない。普段は六つ子を「〜君」呼びしてるが怒ると「ニート達」「クソ」と見下す。他のレギュラーは呼び捨て。
ストレスが極限状態に溜まると冷凍倉庫にある冷凍マグロをサンドバッグにして殴りまくる。ただ自分がこの世で一番可愛いと信じているので「嫉妬」と「コンプレックス」という言葉を知らない。第1期第24話で石油王と結婚するが「魚臭い」と言われてブチ切れて破局。その後、シンガポールに留学するが、程なくホームシックになって帰ってきた。
2期24話では、松造の入退院後、「ちゃんとすること」と「自分らしくいること」の間で悩むおそ松の弱音を聞いてやり、辛口の言葉を掛けながらも励まして、おそ松にある決断をさせるという、本作のヒロインらしい振る舞いを見せた。
『えいがのおそ松さん』では、高校時代は橋本にゃーから尊敬される先輩後輩関係であった事が明かされた。
第3期第3話では評価値で、AIロボット達から「働いていない」「わがまま」「悪い人」などの理由から、総合評価を「ウンコ」とされた怒りで、AIたちを連れてきたカラ松、チョロ松、トド松を自宅のマグロの冷凍庫に吊るしてチェーンソーで切り刻むという制裁を行った。それ以来オムスビ達を苦手にしていたが、24話で彼らがA1グランプリのファイナルに出場した際には応援するなど関係も良くなっている。11話ではオムスビに再びアイドルとしての自分を評価してもらったものの、魚類系の衣装はすべて酷評され、最後に着装した橋本にゃーから薦められた猫モチーフ衣装に「100万点」の高評価が出たことにより激怒し、おそ松とカラ松に対してボディーブロー一発で消滅させた。
また、かつての後輩で今はアイドルとして目の上のたんこぶである橋本にゃーの子供の子守りを時々するようになった。
聖澤 庄之助(ひじりさわ しょうのすけ)
声 - 上田燿司[98]
1期2話冒頭のチョロ松と十四松のデリバリーコントで初登場した謎の男。同話Bパートのラストでは「NEWおそ松兄さん」となっていた[注 13]。1期3話の「銭湯クイズ」[99]以降もモブキャラクターとしてたびたび登場し、1期7話の「北へ」ではじめてセリフ付で登場した。
また主役を演じた1期19話冒頭の「しどう 聖澤庄之助さん」にて、慎之助、鈴之助、左之助、伝之助、由良之助、りん之助、とも之助、くら之助、あい之助、もん之助、てつ之助、はる之助、じゅん之助、えい之助、しか之助、のぼり之助という同じ顔の弟たちを持つ17つ子の長男であることが明らかになった[注 14]が、他にネタがないという理由で打ち切りとなった。この17人は後に1期25話にも登場している。
顔の造形そのものは、「ボーイズライフ」に1965年7月号から同年12月号まで連載されていた作品『いじわる教授』[注 15]の主人公と同一である。また、赤塚公認サイト「これでいいのだ」では鼻がないものの「カムカムホテルのオーナー」というキャラクターが『おそ松くん』のキャラクターとして記載されている。
橋本にゃー(はしもと にゃー)
声 - 山下七海
1期2話Bパートで初登場。チョロ松のお気に入りの地下アイドルだが、自身はチョロ松をファンとして全く認識していない。赤系の制服姿に猫耳 や猫の手のグローブなどを装着し、ネコを前面に押し出したキャラクターのコンセプトで活動をしている。愛称は「にゃーちゃん」。中学時代は黒髪の地味な容姿で、赤塚高校のマドンナ的な存在であったトト子にファンレターを渡すほど憧れていたが、現在彼女とはアイドルとしてのライバル関係にあり、顔を合わせると辛辣な口調で言い争いを始める。1期24話ではイケメンIT系の彼氏(声 - 上田燿司)と婚約し、この際に地下アイドルも引退したが、1期25話での「センバツ」出場の松野家チームの応援(チアガール)として再登場、次の年には選手としてチームに参加していた他、2期では何事もなかったように地下アイドルに復帰して、しばしばチビ太のおでん屋台で、トト子と一緒に一杯やっていた。おそ松とチョロ松以外の6つ子とは絡みが少ないにも係わらず、2期25話の6つ子の葬式に参列し、6つ子全員を悼んでいた。
3期ではIT実業家とは既に離婚して、シングルマザーとしてアイドル活動を続けていたことが判明。アイドルとしての活動に限界を感じ、トト子に話を持ち掛けて、女子プロレスヒール役としてコンビを結成。チョロ松は彼女達の変貌を見て唖然とした。18話では、公園で赤ちゃんが転倒してしまうところを、おそ松に助けられたことがきっかけで淡い想いを抱くが、トト子や他の六つ子など周囲から猛反対を受けて意地になった上に、自身の発言にチョロ松がショックを受け、海外に失踪する原因を作ってしまう。その後、おそ松とデートをすることになるものの、デート当日の朝、目覚めるのと同時に冷静になり、思い直して待ち合わせ場所の公園でおそ松に謝罪し、自ら断りを入れた。25話ではドブスや赤ちゃんと共に花見を見に行っていた。
ドブス
声 - 斉藤貴美子
1期15話Bパートで初登場。名前の通りドブスな見た目をしている。 原型は原作『おそ松くん』の「チビ太の花のいのち」にてイヤミが欲をかいて誕生した花の精だが、キャラクターデザインは異なっている。2期25話では地獄で彼女の顔に似た獄卒が大量に出現しており、映画では6つ子やトト子たちと同期の赤塚高校の生徒の一人として登場。
花の精
1期15話Bパートに登場。枯れそうな花にカラ松が酒を注いだことで現れカラ松の彼女になり、彼からは「フラワー」と呼ばれていた。原作とは元になった花が異なる。
イヤミの彼女
2期11話で初登場。イヤミの家に同居しており、第3期ではベビーシッターとして橋本にゃーの子供の世話をしている。
オムスビ(シャケ / ウメ)
声 - 山本和臣
3期2話から登場。独立行政AI研究所からお届け物として松野家に配達されてきた2体の双子AI ロボット。6つ子の肩口位の身長で、ネクタイの色がシャケはサーモンピンク、ウメは紅色という違い以外は全く同じ形状をしている。声にも若干の違いがあり、シャケは甲高くハイテンションな声、ウメは低めでローテンションな声をしている。高い知能と性能を持ち、掃除・料理・洗濯などの家事全般をこなし、競馬のレース予想、マッサージ、将棋の相手、ライブの応援、VRの提供など多方面で能力を発揮する他、「コンプライアンス機能」も内蔵している。エネルギー(電力)が足りなくなると、正座した状態で、家庭用電源からバッテリーを通して充電する(プラグはお尻にある)。
最初は6つ子達も訝しんでいたものの、やがてAIたちが見せる能力に感心、あるいは満足し、更に彼らが「ニートの何がだめなのでしょうか?」と、ニートであることを容認する発言をしたことに喜び、一松以外の6つ子は一気にうち解けて仲良くなった。基本的に日中だけ松野家に来ており、夜になると、研究所のような所に戻って、その日に蓄積したデータをメインコンピューターに移しているかのような描写があり、その本来の目的は不明。ただし、5話Aパートでは、夜更けに松野家の縁側で、一松、十四松とともにトド松の一目惚れの相手の話題に2体揃って耳を傾けていた。時折「気に入られないと」と呟いている。頭を撫でられると喜ぶ。
当初名前が無かったため、3期2話のエンディングでは「AIロボ」と表記されていた。その後、同話Cパートにておそ松から適当に「オムスビ」、それにちなんでネクタイの色から「シャケ」と「ウメ」と命名された。
物事を評価値で評価検証することが可能。あくまでも客観的なデータ等から科学的に検証・評価を行うが、人間の個性・感情や言葉の裏の意味などの曖昧、微妙なニュアンスをまだ完全には理解できていない部分がある。そのためか、正論ではあるが登場人物が答えに困ったり、不快になる質問や意見、評価値を出してしまい、しばしば相手から怒りを買うなどの迷惑をかけることがある。ボイス機能付きで一度聞いた声の完全再現が可能。
6つ子に好印象を与えるべく献身的にお世話するが、「コンプライアンス機能」に引っかかるような命令が多いおそ松には基本的に従わないため、おそ松が完全にAIにハマることはない[100]。一方で、最初から距離を置いている一松には自ら近づき、「最適化」の機能を駆使して町内の猫の居場所のデータを提供し仲良くなろうとするものの、彼から礼を言われつつも「もう、いいから」と告げられ、去られてしまった[注 16][101]
12話ではサポートAIとしての評価値が下がり過ぎで、スペシャルAIのスケロクと交代する形で降板した。その後、解体工場に異動して働いていたが、探しに来た六つ子に助けられ、二体とも自我に目覚めて「ニートAI」として覚醒したものの、興奮の余り暴走し、あたり構わず破壊の限りを尽くしたため、そのままバス停に置き去りにされた。[注 17]以降は自主的に松野家に入り浸るようになり、以前のように命令されても「自分たちでやってください」と答えたり、「シェー」をしてはぐらかし、充電のためだけに来ているなどと憎まれ口を平気で叩くようになった。
14話以降は、AIたちの漫才の祭典という「A-1グランプリ」の本選出場や入賞を目標に、若手漫才コンビのような日常を送っている。14話Cや19話Aパートでは、ファミレスでネタ作りを行っている様子が描かれ、主にウメがネタを考えてツッコミ、シャケがボケという役割分担があるようだが、17話Aパートで一松とトド松の前で披露した新ネタでは、どちらがボケでツッコミなのかはあまり明確ではなく、しかも人間のAIに対する感情や扱いを揶揄するような内容であったため、一松とトド松を怒らせて、なぜか松野家の裏庭にある落とし穴(舞台でいう「奈落」)に2体とも落とされた。
24話では「A1グランプリ」のファイナル(8組)に進出。緊張の余り楽屋や廊下でオイルを吐きまくるかたわら、出場順・前のコンビが滑った場合・爆発的に受けた場合など様々な状況に応じたネタのパターンを計算し、必勝のアルゴリズムを形成するなどの準備して本番に臨む。しかし、本番を始めてほどなく、観客や視聴者の反応から「滑っている」ことに気が付き、追い詰められた結果、「ギャグAI」として覚醒。口や手から出したアンテナから、脳を揺さぶり笑いの中枢を刺激するような電波を発信し、日本中を強制的に「笑わせた」結果、見事優勝を勝ち取る。しかし、「あれは漫才ではない」「洗脳ではないのか」「コンプライアンス違反」などの批判殺到で、「A-1グランプリ」は今季限りで無期限番組休止(「打ち切り」)となり、オムスビたちの優勝も剥奪となった。
監督の藤田からは「2体の演技はあまり変えないでいい」という指示を受けていたが、担当声優の山本は「シャケはポジティブで若干テンション高め、ウメはオーソドックスなAIらしい聞き取りやすい喋り」と、2体のキャラクターを演じ分けている[102]

複数のシリーズに登場

アイダ / サチコ
声 - 遠藤綾[103](アイダ) / 斎藤桃子(サチコ)
1期2話Bパートで初登場した2人組の女の子。ロングヘアがアイダでポニーテールがサチコ。サチコはアイダから「サッチー」と愛称で呼ばれている。カラ松は公園でたまたま見かけた彼女たちから好意を持たれていると思い込み、二枚目を気取った振る舞いをしたが、実際は2人から気味悪がられていた。
1期7話ではカフェ「スタバァコォヒィー」の店員をしており、アルバイトしている同僚のトド松を「トッティ」と呼び[注 18] 、それなりに親しくなって合コンにも誘っていたが、5人の兄たちに振り回されるトド松を見て失望した[104]。1期ではその他、18話のカートレースと25話のセンバツにも二人とも出場している。
2期の5話では2人揃ってトド松と海に行っている。この時、弟に出し抜かれた怒りと嫉妬した5人の兄達によって、トド松は3度も流刑にされた。11話ではアイダが登場。
3期では15話で会社員(あつし)の彼女役でアイダが登場。17話と22話Bパートと25話では二人とも登場。
エスパーニャンコ
声 - 大川透
1期5話Bパートで初登場。デカパン博士が開発した人の気持ちが分かるようになる「気持ち薬」を注射されて、人の本音を読み取り言葉にして喋る能力を身に着けたネコ。メガネを掛けている。9話の時点では既に薬の効果が切れていることが一松から言及されている。
元は原作『おそ松くん』の「エスパーニャンコをねらえ」に登場するキャラクターで、原作ではデカパンの猫だったが、本作では一松の親友の野良猫という設定に改変されている。ただしデカパンからは原作同様「ぼうや」と呼ばれている。
台詞有りで登場したのは1期5話Bパートのみで、11話、25話、2期1話では台詞なしで登場。また、OPでも常に登場している。ほとんどのアニメ雑誌等のメディアやグッズでは一松とのコンビで登場する事が多い。
十四松の彼女
声 - 桑島法子
1期9話Bパート、25話、2期8話Bパート、25話で登場。とある事情で自殺しようとしていたところを十四松と知り合い、彼と意気投合し合う関係となる。
十四松のギャグについて呼吸困難になるほど面白がったり、彼との他愛もない遊びに付き合ったりするなど、兄弟達から見ても良好な間柄であった。しかし、十四松が想いを伝えた当日に田舎へ帰省する事になった旨を伝えて彼の元から去る。
そして新幹線に乗り込もうとした直前に見送りに駆け付けた十四松から渾身のエールを受け取り、彼との別れを惜しみながら東京を去って行った。
1期最終話にもセンバツのチームメイトとして登場。2期ではパラレルの世界にて登場。じょし松さんによる「ドルフィンシスターズ」達と共にイルカトレーナーとして登場したが、初登場時とは打って変わって表情を変えずに十四松にじょし松さん達がドン引きするほどのスパルタ特訓を行った(水中で15分間息を止める、手足を縛ってプールに落とす、魚をそのまま食べさせる、超音波を出させようとするなど)が誰よりも十四松がイルカになれると信じている。また最終回にて六つ子の葬式に彼女らしき人物がいる。
凸凹商事の社員
1期13話Aパート、2期14話Aパート、3期16話Aパートに登場。
薫子(かおるこ)
声 - 遠藤綾
実松が勤める凸凹商事のOL。職場の上司や社員たちからいつも馬鹿にされている実松を心配し、何かと気に掛けている。3期16話では、「実コップ」に改造され記憶を失った実松が、本当の「自分」を思い出すきっかけを作る。
前園(まえぞの)
声 - 井上和彦
凸凹商事で、実松が働く部署の上司。薫子を除く他の社員と一緒になって、仕事が遅い実松を馬鹿にし冷たくあしらう。実松を利用して出世するべく、2期14話Aパートでは交通事故にみせかけ実松を殺害。3期16話では実松を改造し、社畜AI「実コップ」を開発。パワハラによって社員を働かせ、会社の業績を飛躍的に上げることに成功。しかし、会社の経営会議に乗り込んできた実松にこれまでの悪事をばらされ、さらに社長を人質にとったためにクビを宣告され実松により射殺された。
社長
声 - 玄田哲章
3期16話Aパートに登場。実松が働く凸凹商事の社長。会議で社畜AIの実コップを使って会社の業績を上げた前園を褒めていたが、会議に乗り込んできた実松に動揺した彼に人質にされてしまう。さらに実松が前園のパワハラ行為をばらしたことで態度を一変し、彼にクビを宣告。実松に対しては働きぶりを評価した。
花の精
声 - 和久井優
1期15話Bパート、2期25話で登場。枯れそうな花にチビ太が水をやったことで恩返しに現れた花の精。最終的に花の命が尽きたことでチビ太に別れを告げ消滅した。2期25話では地獄で他のキャラクター達と共に登場している。
原型は原作『おそ松くん』の同名エピソード「チビ太の花のいのち」に登場するキャラクターだが、元になった花やキャラクターデザインは異なっている。
神松(かみまつ) / 悪松(あくまつ)
声 - 野島健児(神松) / 杉田智和(悪松)
1期21話Bパート、2期13話Bパートに登場。1期21話では、六つ子の、恨みや妬みといった負の感情によって剥がれ落ちたキレイな心が積もり積もって誕生したのが神松で、髪型は他の6つ子と同じだが、端整な顔立ちと福耳を持っている。普段は6つ子と同じ松パーカーを着用しており、イメージカラーは白。同話の後半では6つ子たちが悪巧みをし、神松を始末しようとした為、6つ子の良い心が剥がれ落ち、それが徐々に吸収された為に背丈が伸び、トト子からデートに誘われたりもした。逆に、6つ子の負の感情が口から黒く吐き出され、集まってできたのが悪松で、オーラのような形状をしている。最終的には神松を押し潰す。クレジットでは神松と野島の名前の色は黄色、悪松と杉田の名前は黒色で表記されている。2期では二軍メンバーとしてセリフ無しで登場。
あつし
声 - 利根健太朗(1期)→上田燿司(劇場版・3期)
1期22話Aパート「希望の星・トド松」で初登場。トド松の友人で、金持ちで車も持っているステータスの高い「一軍の男」。トド松が呼び掛けた合コンに参加し、結果的に女性達の人気を独占した(一方のトド松は女性達から「何も無し男」として蔑まれる結果となった)。2期7話Cパート「おそ松とトド松」では名前のみ登場。トド松に頼まれて、合コンにOLのミワとクミを紹介した。
3期15話では、飛び降り自殺をしようとする会社員として登場。最終的には「しょうがない」が口癖の警察官・一松の発したある言葉から自殺を思いどどまったが、心配した彼女(アイダ)が駆けつけて彼に抱き付いたため、それを見た一松から発砲された。
劇場版では、物語冒頭の赤塚高校の同窓会で、6つ子がニートであることを嘘をついて隠していたのがバレて、同級生の内川に「ニート村」などと説教されている場面にワイン片手に登場、6つ子をやんわりとフォローしてやり、女性達に好感を持たれていた。また中盤以降の「思い出の世界」では、赤塚高校3年生として登場。現在の垢ぬけた感じの身なりとはかなり異なり、マッシュルームヘアーで、同級生たちの中では地味な存在であった。
石油王
声 - 川島得愛
1期第24話Aパート、25話、2期19話Bパート、25話に登場。1期24話では、合コンで出会ったトト子を気に入り、結婚まで順調に進んでいたが、トト子の魚臭さにドン引きし、更に魚を否定した為、彼女を本気で怒らせてしまう。その結果、激怒したトト子から強力なボディブローを喰らい、高層ホテルのビルから蹴り落されたため、婚約破棄となり破局となった。1期25話では松野家のメンバーの一員としてセンバツに参加している。映画版にもセリフ付きで1シーンのみ登場。
コーチ松
声 ‐ なし
1期25話、2期25話に登場。サングラスに口髭の強面で、赤の開襟シャツに白いスーツという「タッチ」の柏葉英二郎監督風の容貌。1期25話では、松野家チームのコーチとして登場。2度目のセンバツでチームは様々な手を使って順調に勝ち進むが、本人は本選を前にして突然逝去。チームのメンバーに墓参りされてその死を悼まれるものの、最後はなぜか墓石を蹴り倒された。2期25話では、地獄にいたキャラクターたちの一人として登場。

第1期に登場

じぐ蔵(じぐぞう)
声 - 高木渉
1期3話登場。怪しいマスクを被りチェーンソーを持った怪人。10年前の学生時代の頃に演劇部に所属していたが、おそ松が彼から主役の座を奪うために台本の間に鳥の糞を挟んだことを根に持っており復讐のため六つ子を攫うものの、何度も間違った人物を攫ったあげく、実際には演劇部だったのはカラ松であり、尚且つ鳥の糞を挟ませたのはトド松だった。最終的には面倒くさくなったのか妥協して十四松を襲った。
イヤ代(イヤよ) / チビ美(チビみ)
声 - たかはし智秋(イヤ代) / 野中藍(チビ美)
1期10話登場。イヤミとチビ太がデカパンの作った「美女薬」の効果で女体化した姿。スタイル抜群の金髪美女がイヤ代、ロリータ服に身を包んだツインテールの美少女がチビ美。
レンタル彼女と称し法外な料金で六つ子とデートをして大金をせしめるも、繰り返し服用したため薬に耐性が付き、最終的に効き目がなくなり正体がバレる。その後イヤミとチビ太に戻った2人はと共に檻に入れられ、一松から鍵を法外な料金でレンタルするか尋ねられるという制裁を受ける。
イヤミカート実況
声 - 古川登志夫
1期18話登場。1期の振り返りPVではナレーションも担当していた。
合コンの神様
声 - 大塚芳忠
1期22話Aパートに登場。合コン相手の女の子から「かっこよくてノリがいい20代の男をあと1人連れてくること。無理なら合コン中止」と告げられ、誰を連れていくか迷い、途方に暮れたトド松が辿り着いた神社に降臨した、白髪のロックシンガーのような見た目の神様。トド松に「自分の心に素直になりなさい」と説く。
師範代 / シャオリン
声 - 柴田秀勝(師範代) / 釘宮理恵(シャオリン)
1期22話Bパートに登場。アカーツカの武人と、チャイナ娘風の娘。
イヤミはシャオリンのために修行を頑張るも、後に既婚で子持ちであることが発覚。
ダヨーン族 / 娘ダヨーン
声 - 飛田展男(ダヨーン族) / 遠藤綾(娘ダヨーン)
1期23話Bパートに登場。ダヨーンの体内にいるダヨーン族。いずれも「ダヨーン」としか喋らない。娘ダヨーンはチョロ松に惚れ結婚式を挙げるも、彼を外の世界へと返すために別れた。

第2期に登場

照英(しょうえい)
声 - 本人
俳優。3話Cパートに本人役で登場。トト子が参加している「爆食女王決定戦」の番組MC。涙脆いが筋肉自慢、鼻息で空を飛べる。また9 話では入眠しかけた一松の夢の中、25話では地獄にいたキャラクターたちの一人として登場。
ナナミ / タックン
声 - 大坪由佳(ナナミ) / 佐々木拓真(タックン)
5話に登場。二人は高校生でタックンは野球部員。真夏のグラウンド横でタックンが告白をしようとしたところを、それを嫉妬したセミたち(六つ子)が次々に鳴き声のボリュームを上げて邪魔をしたため、ナナミが告白を聞き取れず、タックンは振られてしまう。
ミワ / クミ
声 - 日笠陽子(ミワ) / 加藤英美里(クミ)
7話、25話に登場。トド松とおそ松の合コン相手。ウェーブの掛かった薄茶色の長髪がミワ、黒髪ショートヘアがクミ。二人共OLで実は彼氏持ち。最初は女性を絡ませた下ネタなど無神経な発言をくり出すおそ松を嫌悪していたが、酒が進むと意気投合する。しかし後日、街中で再会した時には、この前は自分たちが楽しむために参加しただけと、おそ松を軽くあしらった。25話では地獄に登場。
栄太郎(えいたろう)
声 - 小林由美子
12話、24話、25話に登場。十四松に憧れて弟子入りした小学生。十四松に影響されて妙なギャグまで覚えた末、彼の嘘(ニート二塁手ショート の間を守る野手で自分は独立リーグの選手、チェリーボーイ は、さくらんぼ好きだから、等)も信じ込んだため、十四松は母親(声 - 松谷彼哉 )に呼び出された。叱られると思った十四松だが、実際は親が転勤族で転校が多く、中々友達が作れずにいたため、心配した母親に相談された十四松と一緒に友達を作るためにギャグを開発した。最終的に友達もできて更に彼女もできたが十四松からは破門され、母親の方が十四松の信者になった。24話では同学年の友達と砂遊びをしており25話では母親と共に六つ子の葬式に向かっている描写があった。
マイコマツ
声 - 東地宏樹
13話、25話に登場。戦力外通告されたトド松に変わりスカウトされた、メジャーでも活躍した助っ人外国人末っ子。しかし日本食が口に合わない事や「神様からのお告げがあった」という理由でフロリダに帰国した。25話では地獄にて登場。
シャーザー
声 - 安原義人
16話、25話に登場。元宇宙海賊だったが、海賊として軍に追われる生活に飽き、博士(声 - 福田信昭)とその助手のアンドロイド(声 - 勝生真沙子)に依頼して姿も記憶もリセットし、別人として生きていく道を選んだ。その20年後、追っ手が地球まで来て、シャーザーの現在の姿と思われるダヨーンをデカパンの研究所で追い詰めるものの、ダヨーンが自分がシャーザーであることを否定したため、居合わせたデカパン、イヤミまでもが本物のシャーザーではないかと疑われる。その結果、3人がお互いを「こいつが本物のシャーザーだ!」と押し付け合うまでの一連の光景を研究所の窓の外から覗いていたハタ坊が、微かに笑いながら去っていくという暗示的な結末となった。
なお、シャーザーが現役時代のパートは、通常とは大きく異なり、元ネタの作画や演出(止め画など)を意識した作風になっている。
犬山キン子(いぬやま キンこ)
声 - 伊藤かな恵
16話、25話に登場。松野家の隣人である親戚の家に遊びにきた沖縄 出身の女の子。褐色肌にショートヘアの非常にボーイッシュな女性で、洗濯していた下着を松野家に多く飛ばしたことで六つ子達と親しくなる。ある日、六つ子達がトト子との約束をドタキャンして彼女とのデートを優先させたことで、トト子から一方的に妬まれた。実は、六つ子がキン子と遊びに行くのを優先したのは、親戚の家に来ていた彼女が翌日には沖縄に帰るため東京での最後の思い出作りという理由があり、最終的にはその真相を知ったトト子と和解して、笑顔で沖縄に帰って行った。25話では六つ子の葬式に参列している。
原型は原作『おそ松くん』の同名エピソード「となりのかわい子ちゃん」に登場する同名のキャラクターだが、名前以外のキャラクターデザインが大きく異なっている。また原作では父親と愛犬「ペス」が登場したが、本作では登場していない。
菊(きく)
声 - 諸星すみれ
18話、25話に登場。堕落した盗人のイヤミが出会った花売りをしている盲目の少女。戦争で両親を亡くしてからは一人で生活していたが、彼女の境遇を哀れんだイヤミと共に暮らすことになった。町医者(デカパン)の診断で来日中のアメリカの医者なら目を治すことができると知ったイヤミは昼夜問わず働いて治療費を工面し、その姿に感化された大金持ちのチビ太の計らいで残りの治療費も補うことができた。しかしチビ太と舎弟の六つ子たちが治療費を渡す際の芝居(イヤミに強盗されたことにして金を渡す)が原因で、イヤミは警官から強盗として追われることとなるが、最後は町の住民達の協力で無事に治療費を彼女に渡すことができた。最終的にイヤミは逮捕され、菊とはそれきり離れ離れに。菊はその後無事に治療を受けて目を治すことができ、十数年後、イヤミが出所した頃は大人になって、恩人であるイヤミの名前を冠した花屋(「イヤミ花店」)を営んでいる。
原型は原作『おそ松くん』の同名エピソード「イヤミはひとり風の中」[注 19](モチーフはチャールズ・チャップリン街の灯[105])に登場するキャラクター「お菊」だが、時代設定は江戸時代から戦後へと変更されており、ラストも、『おそ松くん』では菊が浮浪人となったイヤミを当人とは知らずに助ける流れだが、今作では、刑期を終え出所したイヤミが、花屋を営み幸せに暮らしている彼女を物陰から涙ながらに見守り、敢えて名乗ることも会うこともせず立ち去っていく流れとなっている。
木村出代音(きむら ダヨーン)
声 - 田中秀幸
23話に登場。ダヨーンに瓜二つの人物。35歳。赤塚大学教授で家庭を持ち、妻(声 - 冬馬由美)と子供2人(声 - 遠藤綾)がいる。出会ったダヨーンに「君という存在は私の中に存在する可能性の一つ」であると語る。理知的な人物だが、ダヨーンから「ドッペルゲンガー」ではないかと言われた際には激怒した。互いに意気投合して家族も紹介したが、数日後に電車内での盗撮未遂で逮捕された。25話では地獄に登場。
プロデューサー
23話、25話に登場。番組が嫌になり、突如首吊り自殺をしようとしたイヤミをおそ松やチビ太と共に止めようとしたが、シェーに変わる新たなギャグを提案しようとしたおそ松やチビ太に呆れ、あと2話で最終回だからと開き直り去って行った。25話では地獄に登場。

第3期に登場

新6つ子
声 - 花江夏樹(新おそ松)、石川界人(新カラ松)、島﨑信長(新チョロ松)、松岡禎丞(新一松)、内田雄馬(新十四松)、村瀬歩(新トド松)
1話、24話Aパートに登場。製作委員会が新たに用意した令和にふさわしい清廉潔白な6つ子。顔も身長もスタイルもバージョンアップして、爽やかな印象。更に後述のジェンダーバランス6つ子とグローバルバランス6つ子を合わせた18つ子となり、第3期を引っ張っていく事を宣言した。その様子を見たおそ松は困惑した。
その後、アニメ製作委員会によってウンコにまでキャラクター再生(失敗)されて、底辺まで落とされるも、「3期に登場しない」ことを条件に人間の姿に戻された旧6つ子が、新6つ子たちのお披露目の場で暴動を起こした際に、巨大な合体ウンコと化して街を破壊しまくる旧6つ子の攻撃を食らって弾き飛ばされてしまう。この時、気を失った新6つ子全員のポケットから謎の白い粉が入った袋がこぼれ落ちていたため、現行犯逮捕で全員降板となった。24話ではいつの間にか全員出所しており、旧6つ子に1話の仕返しをするべく様々な対決を繰り広げるが、最終的に長男同士が全裸になりつつも互いの健闘を認め合った。
ジェンダー松
声 - 日笠陽子
1話に登場。ジェンダーバランスに配慮して登場した姉妹の6つ子。
グローバル松
声 - 利根健太朗
1話に登場。グローバルバランスに配慮して登場した様々な人種・民族からなる6つ子。
コンビニ(Uocyu-Mart)関係者
3期において六つ子達が頻繁に利用するコンビニ。店員として以下の人物が登場している。
男女の店員
21話Aパートに登場。長居を注意されるかと恐れるチョロ松と一松の後ろを、プレッシャーをかけるかのように無言で通り過ぎていった。
男性店員
25話に登場。店の前で騒ぎ続ける六つ子に不満を抱いており、最後は表に出て来て注意した。
アニメ製作委員会
声 - 飛田展男
1話に登場。前から見ると5体のモノリスに見えるが、俯瞰すると裏面は色違いの蒲鉾のような形状。松野家の6つ子を令和の時代のコンプライアンスにそぐわないという理由から強制降板させ、「キャラクター再生工場」送りにする。
藤田陽一
声 - 鈴村健一
1話に登場。本作の監督として、番組を「下品」「暴力」「全裸」などで俗悪にしたことを理由に降板させられた6つ子に最終通告に現れるが、6つ子から「お前が作ってるんだろうが!」と突っ込まれた。
櫻井孝宏、中村悠一、神谷浩史、福山潤 、小野大輔
声 - 本人
1話に本人役で登場。トド松以外6つ子の声優陣である。アニメ製作委員会によって降板させられた6つ子の前に花束を持って登場し、労いの言葉と共に自分たちが声をあてている6つ子(トド松を除く)に対してそれぞれひとしきり絡んだ。
村上光司(むらかみ こうじ)
声 - 吉野裕行
1話、8話、14話、17話、19話、25話に登場。花束をトド松に渡そうとするが、トド松は自分だけ自分の担当声優(入野自由)ではないことに狼狽し、「誰!?自由(みゆ)はどこ!」などと突っ込んだ。聖澤庄之助とと共に3話アバンタイトルの「ぼんくらの時代」に出演した際も声優として扱われている。7話では、松造の会社(松松商事)の社長として登場。奇怪な行動を繰り返す松造に対してなぜか給料をあげたり、昇進命令をしていた。元々は『天才バカボン』に出演した無名のキャラクターが原型になっている。
配達員
声 - 高橋伸也
1話のラストと、2話Bパート冒頭に登場。2体のAIロボを松野家に届けた。
赤ちゃん
声 - 川井田夏海
4話に登場。橋本にゃーの子供で、性別不明。にゃーが仕事(アイドル活動)で留守の間、ドブスがベビーシッターとして世話をしていた。
7話では既にハイハイが出来るようになり、トト子とにゃーが帰宅した際の姿に驚いたはずみに立てるようになる。
さとざき
声 - 無し
5話Aパートに登場。ドラッグストアの店員の女性。黒髪の美人で、優しげな接客応対から自分に気があると勘違いしたトド松とカラ松が一目惚れし、すったもんだの挙句、2人で同時に告白しに行くも玉砕した(断られた理由などは省略され、その後、2人が河原に腰掛け、憮然として佇む場面で、振られたことを暗示している)。
6つ子の同級生
声 - 無し
5話Bパートの回想で登場。学生時代の元同級生で6つ子が初めて呼ばれた結婚式の新郎。式からの帰り道、6つ子が自分たちも結婚を考えうる年齢であることを自覚する。
スケロク
声 - 立木文彦
12話と24話Bパートに登場。六つ子のサポートの任務を降板したオムスビの代わりに独立行政AI研究所から派遣されたスペシャルAI。大柄な体躯で、ストップウォッチのような丸い顔と4本の腕、金色のネクタイが特徴。おそ松が認めるほど声が渋くイケボであり、その声とスマートな気遣いには松代も瞬時に心奪われた。業界No.1のサポートAIを自認するだけあって、あらゆることへの完璧なサポートを提供できる有能さをもつ。姿を消したオムスビを心配して探しに行く六つ子を影から見守り、様々な手助けをして山奥の解体工場へと導く。その後六つ子たちとの再会をきっかけに「ニートAI」として覚醒したオムスビたちを見て「奇跡の自律型AIが誕生した」と喜んだ。翌朝、現場の後始末も完璧に済ませて、辺り構わず破壊の限りを尽くしたオムスビを完全に見限った六つ子と一緒に、六本木で「ずっこんばっこんパーティー」を開くと言って意気揚々とバスで帰っていった。14話ではオムスビが、スケロクの生写真を松代に渡す代わりに、松野家で充電をさせてもらうという密約を結んでいたことが判明した。24話ではA1グランプリで優勝したオムスビを影から見守っていた。
ボス
声 - 山野井仁
12話と24話Aパートに登場。独立行政AI研究所の所長でオムスビやスケロクたちサポートAIの生みの親。他のAIたちが業績を上げる中で、六つ子のサポート業務がうまくいかず、最低の評価値を付けられたオムスビたちを、六つ子の担当から外して解体現場の仕事に異動させた。その後、六つ子たちとの再会を引き金としたオムスビの「ニートAI」への覚醒には、スケロクと一緒に「自律型AI」の誕生と狂喜乱舞していたが、暴走したオムスビたちが乱射したミサイルの爆発でどこかに飛ばされてしまった。
クソ助 / ダメ丸 / カス男
声 - 吉田丈一郎(クソ助)、高橋伸也(ダメ丸)、近藤浩徳(カス男)
12話に登場。順に、AIのサポートで彼女ができた秋田県の男性、就職できた三重県の男性、結婚できた佐賀県の男性。なお、1期22話にもトド松の友人として同名の「クソ助」が登場していたが、姿が異なり別人。
ナンマイダー一味
16話Bパートと24話Aパートに登場。原型は原作『おそ松くん』に登場したエイリアン。六つ子を始め、世の中に影響力のある多数の地球人に変装して入れ替わり、さらに、サブリミナルな広告や特殊な電波などを使って密かに人類の洗脳も進め、地球侵略を企む。しかしふとした事からナンマイダーたちの存在に気付いたイヤミと松造の活躍により、侵略は失敗した。
ナンマイダー
声 - 近藤浩徳
エイリアンのボス。原作では『バカボン』の本官さんのような繋がり目だったが、本作では黒目になっている。
インベーダー達
ナンマイダーの手下のエイリアン達。無精ヒゲがゴンベーダー(声 - 利根健太朗)、カールヒゲがジンベーダー(声 - 遠藤綾)、ベロを出しているのがアッカンベーダー(声 - 吉田丈一郎)、おしゃぶりを咥えた赤ん坊のような容姿をしているのがバブバブダー(声 - 髙橋ミナミ)、鼻に絆創膏を貼っているのがシンジマッタダー(声 - 上田耀司)、目が3なのがカレンダー(声 - 飛田展男)、タレ目で鼻がないのがコレデオシマイダー(声 - 中村源太)。
芋人
声 - 利根健太朗、近藤浩徳、高橋伸也、橘潤二、川井田夏海
17話Bパートと24話Aパートに登場。カラ松が、芋煮に使う最高の食材の芋を探す旅先で出会った芋人間たち。最初はカラ松を警戒していたが徐々に打ち解け合い、やがてカラ松は「これを食べればお前も我々の仲間」と芋人の長老から授かった「究極の芋」を持ち帰ることに成功。それらの芋を芋煮の鍋の中に食材として加えるが、その結果、長老の言葉通り、芋煮を食べた全員が芋人間になってしまった。
ワン太
19話Cパートと20話Dパートと24話Aパートに登場。十四松と仲良しの野良犬。公園で楽しく遊んでいるうち、ふとした出来事から十四松と人格が入れ替わってしまう。それに気づいた一松が両者を元に戻そうとするが、十四松の体になったワン太が逃走してしまい、一松もワン太を結局見つけられず、諦めて犬の体になった十四松を連れて帰宅した。しかし、犬の十四松は割と違和感なく松野家に馴染み、失踪したワン太は十四松の体で全裸のまま、屋外で暮らすことになった。20話Dパートでは、病気のハタ坊に対する嫌がらせで、1個だけ残った柿の実を落とそうとする医師のイヤミに噛みつく犬として登場(19話Cパートとはストーリー上の繋がりはない)。
原型は「赤旗日曜版」(日本共産党)に、1971年1月から1972年12月まで連載した漫画『ハタ坊とワンペイ』に登場するワンペイという犬のキャラクター(赤塚不二夫公認サイト「これでいいのだ」参照)。今作では相手役がハタ坊から十四松に変更されており、十四松の言う事をよく聞くが、人語は話せないごく普通の犬になっている。
バッシー
声 - 近藤浩徳
21話Bパート、24話Bパートに登場。MCとしての実績を持ち、後輩のAIたちからも信頼されている人気者のAI。24話Bパートでは「A-1」グランプリ・ファイナリストの「バッシーズ」として、相方と共に出演している。
AI達
声 - 中務貴幸山口智広(若手)、高橋伸也(チャラ)、中村源太(普通)、土屋神葉(同期)
21話Bパートに登場。お笑いAIライブの楽屋にいたAI達。オムスビを含め、全員「A-1グランプリ」の1次予選に通った事で、バッシ―と一緒に、喜びながら楽屋を後にした。
イヤチビ
声 - 鈴村健一、國立幸
21話Bパートと24話Bパートに登場。イヤミとチビ太に似た容貌を持つAIの2人組。イヤはイヤミと違い語尾に「ザンス」をつけない。オムスビたちの先輩で、「決して悪い人ではないけど、正直なところいろいろと面倒くさい人」と認識されている。オムスビを含め、楽屋にいた後輩のAIたちが全員「A-1グランプリ」の1次予選を突破する中、彼らだけが落選してしまい、ショックで2体とも自爆(自壊)してしまう。24話Bパートでは、懲りずに敗者復活戦に賭けようとしたが、オムスビから「1次予選を突破しなければいけない」という条件がある事を指摘され、再び自壊してしまった。その後は仕方なく、楽屋裏のモニターからオムスビを応援をする事になった。
立浪
声 - 野島裕史
23話Cパートと24話Aパートに登場。卒業式中の赤塚高校を眺めていたチョロ松が、アイデンティティーであったエロ本の事について共感してもらいたく編み出していた空想上の友人。通称「たっちゃん」。高校時代の友達であるチョロ松を「博士」と呼ぶ。学生時代は不良であったが、チョロ松と絡んでいるうちに更生していったという設定。
新F6
24話Aパートに登場。新6つ子のF6版であり、元のF6をやや可愛めにアップデートした容姿をしている。
入野自由・遠藤綾
声 - 本人
24話Bパートに本人役で登場。「A-1グランプリ」ファイナルの番組司会・進行を担当した。
内海、鞍馬
声 - 櫻井トオル大隈健太
24話Bパートに登場。「A-1グランプリ」の前年度優勝コンビ「チェリーボーイ」のAI2人組。
アーシモ、ルンダ、ペッポー、アレキサ、モグレーダー、とんつかにゃん、バッシーズ
24話Bパートに登場。「A-1グランプリ」のオムスビ以外の7組のファイナリストAIたち。
キョジング、ザビ川家、ハニワ、ラクレロ、プロッコ、アマガサ、アワジシマ
24話Bパートに登場。「A-1グランプリ」ファイナルの審査員のAIたち。
教官
声 - 高橋伸也
25話に登場。トト子が通っている自動車教習所の教官。教習車で所内を破壊しまくるトト子に困惑していた。

  1. ^ 作中でおそ松は「自己責任アニメ」と提唱。
  2. ^ 第1期はアニメーションプロデューサー。
  3. ^ 第1期は音楽プロデューサー。
  4. ^ 音楽プロデューサー。
  5. ^ なお、浅野は『のび太の人魚大海戦』『新・のび太と鉄人兵団』で総作画監督を務めた。
  6. ^ モザイク処理されている場面もある。
  7. ^ 2つボタンの青いジャケットに灰色のネクタイ姿。
  8. ^ 「松パーカー」の名で公式グッズ化された。
  9. ^ おそ松、カラ松、一松は主に「俺」、チョロ松、十四松、トド松は主に「僕」を使用している。F6など異なる設定では一人称が変化することも多い。また、各一人称の表記については、2016年開催の『フェス松さん'16』のパンフレットにて、おそ松とチョロ松は漢字の「俺」「僕」、カラ松とトド松はカタカナの「オレ」「ボク」、一松と十四松はひらがなの「おれ」「ぼく」と書き分けられるようになり、それ以降にリリースされた書籍媒体(雑誌記事、コミックス2巻以降、各種小説版、TVアニメコミックスなど)はこの表記に準拠しているものが多い。
  10. ^ 妄想なのか幽霊とかなのかは明かされていない。
  11. ^ TV版第1話のモノクロ画面においてもべらんめぇ口調で話していた。
  12. ^ 「動物が好きらしい」という紹介もある[91]
  13. ^ おそ松の怒りを買い、ぶっ飛ばされる羽目になった。
  14. ^ 17つ子全員とも上田燿司が声を担当。
  15. ^ アケボノコミックス『赤塚不二夫全集』第25巻(曙出版・1971年発行)に収録。
  16. ^ 一松が立ち去った後姿を見ながら、オムスビ達は「気に入らなかったのかな?」「僕たちが嫌いなのかな?」「…わからない」などと呟いていた。
  17. ^ その際、置き去りにされたショックで初めて正しく「シェー」できるようになり、お互いに責任を押し付けあいながら喧嘩を始めた。
  18. ^ この愛称はその後公式となり[82]兄たちからも呼ばれるようになる。
  19. ^ あらすじについては 原作者公認サイトの「『おそ松くん』エピソード 赤塚先生お気に入り『おそ松くん』2」 を参照のこと。
  20. ^ おそ松さん第2話「おそ松の憂鬱」より、劇中のカラ松のセリフ「フッ、やっと来たかいカラ松ガールズ」に由来。
  21. ^ 第一話・第二話は登場しない。
  22. ^ なお、「アニメディア」の重版は1981年の創刊から35年で初である[132]
  23. ^ BD・DVDには未収録。遅れネットの各放送局でも未放送扱いとなる。
  24. ^ かつて公式サイト上で紹介されていた際のタイトル表記[150]。番組内の表記は「ふっかつ おそ松くん」。
  25. ^ 同話では4:3画角→16:9画角→4:3画角→16:9画角と状況に応じて画面サイズが変わった。
  26. ^ イケメンパートキャラクターデザインも担当。
  27. ^ 実際には「OAW / OSO」、「- 2」、「- 3」、「- returns」、「- final」、「- Episode0」、「- 真」、「OAW OAW / OSO OSO」、「DRIVE A -」の順で放映された。
  28. ^ 実際には「キラキラネーム」の後に「第一回」、「パチンコ警察」の後に「第二回」、「密漁」の後に「第三回」、と分けて放映された。
    2015年10月放送当時のBSジャパンでは大幅に修正、2016年4月以降のネット局やBSやCSでは完全カットされ、BD・DVDにも未収録となった。
  29. ^ BD・DVDのみ収録。実写映像。
  30. ^ 予告編はなく、BD・DVDには第3話→第4話の予告→第3.5話という順番で収録されている。また、冒頭では「ここよりのお話は『4話と5話の間くらいの話数』として、広い心で見てね!」という注意書きが表示される。
  31. ^ おそ松とトト子の司会による総集編。同話では副音声でキャストコメンタリーを放送。出演はAパートは櫻井孝宏、中村悠一、神谷浩史、Bパートは福山潤、小野大輔、入野自由。
  32. ^ 番組内の表記は「チビ太の花の命」。また、この回のサブタイトルの文字は手書き風になっている。
  33. ^ この回のアイキャッチは「おそ松さん」(番組タイトルの文字)が「十四松まつり」になっている。
  34. ^ 番組内の表記は「しどう 聖澤庄之助さん」。この回は第1話と同じく4:3画角のモノクロ映像で放送された。
  35. ^ 同話では状況に応じて画面サイズが変わっておりモノクロ映像の場面では4:3画角、カラー映像の場面・ちゃんとしたメカパートでは16:9画角で放送された。
  36. ^ a b ちゃんとしたメカパート
  37. ^ a b アクションエフェクト作画監督
  38. ^ ドラマCD『かくれエピソードドラマCD「松野家のなんでもない感じ」』第1巻収録の同名エピソードを元にしている。
  39. ^ 当初は12月15日に放送予定であったが、『緊急生放送!全米女子オープンゴルフ最終日』[151]を急遽放送することになったため、この日に延期となった[152]
  40. ^ 当初第11話は12月22日に放送予定であったが、ゴルフ中継の影響で12話と2話連続放送となった。
  41. ^ オムスビの司会による第1期と第2期の振り返り総集編。同話では副音声でキャストコメンタリーを放送。出演はAパート(第1期)は櫻井孝宏、中村悠一、小野大輔、Bパート(第2期)は神谷浩史、福山潤、入野自由。
  42. ^ ドラマCD『かくれエピソードドラマCD「松野家のわちゃっとした感じ」』第1巻収録の同名エピソードを元にしているが、展開が異なる。
  43. ^ 2016年5月14日開始の再放送では2話から放送・未放送話3.5話も放送。なお、3話は「リアル松」を除いたBD・DVD版に準拠した内容で放送[155]
  44. ^ 最終回(第25話)のみ5分繰り下げ[158]
  45. ^ 2月14日放送分は、前日13日に発生した福島県沖地震の影響で休止(翌週20日に放送)。
  46. ^ 「クリスマスおそ松さん」のために作られたがお蔵入りになっていたもの。
  47. ^ a b 映画『おそ松さん 春の全国大センバツ上映祭』より
  48. ^ 第1話未収録のため、代わりに収録。
  49. ^ 「ほれいけ!DEKAPAN-MAN」と「リアル松」は未収録。
  50. ^ 単行本未収録エピソードは「復活!おそ松くん」、「デリバリーコント(3編とも)」、「シェーの練習」、「こぼれ話集」のうち「ほれいけ!DEKAPAN-MAN」と「リアル松」、「イヤミの大発見」、「北へ」、「ダヨーン相談室(2編とも)」、「年末スペシャルさん」、「連続テレビドラマ 実松さん 第三話」、「逆襲のイヤミ」、「聖澤庄之助さん」、「教えてハタ坊」、「ファイナルシェー」、「ダヨーン族」。
    上記のうち、「デリバリーコント 本当は怖いイソップ物語」、「シェーの練習」、「デリバリーコント 本当は悲しい赤ずきんちゃん」、「ダヨーン相談室(#2)」はcomico PLUS『アニメコミック・おそ松さん』で収録されている。
  51. ^ 2016年1月18日にゲーム化の予定が発表された[213]
  52. ^ a b 購入した謎ときキットを元に、店内に貼られたパネルやアイテムを用いて謎を解き明かしていき、エリア内を巡る。ナゾラリーと呼ばれている。
  53. ^ a b CDケースに入ったブックレットで、店の内外や制限時間を気にせずテイクアウト可能、解答はwebサイトに入力する。ナゾレットと呼ばれている。
  54. ^ a b テーブルに着席し飲食しながらでも謎とき体験ができるストーリー体験アトラクション。パーティーキューブと呼ばれている。
  55. ^ 着ぐるみとしての登場。





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