経て
経てとは
「経て」とは、動詞「経る(へる)」の連用形であり、時間や過程を通過することを意味する表現である。単に時間が流れるだけでなく、ある経験や段階を踏んだうえで次の状態に至るニュアンスを含むのが特徴である。経ての読み方と文法
「経て」は「へて」と読む。「〜を経て」「〜を経てから」といった形で使われ、時間・経験・段階などを経由したことを示す接続的な役割を持つ。文章語として使われることが多く、ややフォーマルな印象を与える表現である。経ての使い方
「長い議論を経て結論に至った」「数年の努力を経て成功した」のように、ある過程を踏んだ結果を述べる際に使われる。単なる経過ではなく、その過程に意味や重みがある場合に用いられることが多い。時間や経験を経て変化するという使い方
「時を経て変化する」という表現では、時間の流れによって状態や価値が変わることを示す。文化や技術、人の考え方などが年月とともに変化していく様子を説明する際に適した言い回しである。成長や進化を経てという表現
「経験を経て成長する」「試行錯誤を経て進化する」といった使い方では、単なる結果ではなく、その過程で得た学びや変化を強調することができる。努力や積み重ねのニュアンスが含まれる点が特徴である。経てを使う際のポイント
「経て」はやや硬い表現であるため、ビジネス文書や論説文などでよく用いられる。一方で日常会話では「〜して」「〜のあとに」といったより簡単な言い回しに置き換えられることも多い。文脈に応じて使い分けることが重要である。経て
「経て」の例文・使い方・用例・文例
- これだけ時を経ても故郷は私の心の中では変わらずにいる
- 時が経てば彼の状態は良くなるだろう
- 彼は、ボストン大学医学部の助教授を経て、本学医学部の教授になった
- Xは20年を経てからだ
- 彼がデザイン会社を経て、フリーになった
- 当該株式の直近のトレンド分析は、過去数年間の上昇下降を経て、右肩上がり傾向にあることを示している。
- 一定期間のテストを経て、その新製品は市場に投入された。
- 時間が経てば、このフルーツは甘くなりますか?
- いくつかの哀しい出来事を経て、私は成長した。
- 私の病気は一週間も経てば治ります。
- 私の病気も一週間も経てば治ります。
- 私は主任を経て工場長になった。
- 心配しなくても大丈夫です。ある程度時間が経てば何とかなります。
- 時が経てば全ては美しい思い出に・・・。
- 困難を経て星の世界へ。
- 幾多の紆余曲折を経て条約は締結されるに至った。
- もう10年経てばその町は変っているだろう。
- あの問題も、紆余曲折を経て解決した。
- 大国は興亡を経てきた.
- 第一[第二, 第三]読会 《英国では第三読会を経て勅裁を得たのち法律となる》.
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