無量義経とは? わかりやすく解説

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むりょうぎきょう〔ムリヤウギキヤウ〕【無量義経】

読み方:むりょうぎきょう

大乗経典。1巻。曇摩伽陀耶舎(どんまかだやしゃ)訳。481年成立法華三部経の一。法華経序論に当たる開経とされ、無相一法から無量義、実相諸法生じることについて説いたもの。


無量義経(裝飾経)

主名称: 無量義経(裝飾経
指定番号 118
枝番 01
指定年月日 1975.06.12(昭和50.06.12)
国宝重文区分 国宝
部門種別 書跡・典籍
ト書 元和九年九月中浣良恕親王
員数 1巻
時代区分 平安
年代
検索年代
解説文:  両巻とも同一筆者の手になる開結装飾経で、料紙は金切箔散らし薄茶丁子雁皮紙白茶雁皮紙とを交互に継ぎ金泥界線中に一紙二十六行、一行十七字に書写している。書風温雅優美な和様典型示し平安中期十一世紀頃の能書家の手になるものであろう。無量義経巻末の良恕親王跋には行成筆と伝えているが確証はない。書風料紙ともにすぐれた平安時代中期装飾経数少ない代表的遺品として貴重である。

無量義経

主名称: 無量義経
指定番号 230
枝番 03
指定年月日 1956.06.28(昭和31.06.28)
国宝重文区分 国宝
部門種別 書跡・典籍
ト書
員数 3巻
時代区分 鎌倉
年代
検索年代
解説文:  金切箔散しの薄丁子雁皮紙【ちようじぶきがんびし】と白茶雁皮紙とを交互に継ぎ金泥界線中に一紙二十六行、一行十七字に書写している。書風温雅優美な和様典型示し平安中期代表的装飾経である。国宝観普賢経根津美術館)と一具のもので、もとは法華経開結十巻として書写されたものであろう巻末には元和九年(一六二三)良恕親王の跋があり、行成筆と伝えているが確証はない。


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