CHILL
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/19 06:32 UTC 版)
パラダイム | 手続き型 |
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登場時期 | 1980年 |
設計者 | CCITT |
最新リリース | 3.0?/ 2003年 |
型付け | 静的・強い型付け |
方言 | Object CHILL |
影響を受けた言語 | COBOL, PL/1 |
プラットフォーム | 交換機 |
CHILL(チル、CCITT HIgh Level Language)は、主として交換機の制御プログラムの記述に用いられる高水準プログラミング言語である。
言語仕様としてはAdaのサブセットとなっているが、Adaの制定に時間がかかったため、CHILLの方が先に制式化されている。Adaとサブセットと言う観点で言えばModula-2と似通っている面もあるが、CHILLがModula-2の影響を受けているわけではない。多重処理の記述に適したプロセスの生成、同期通信、排他制御を記述するための並列処理機能を持つ。大規模開発のため、モジュール間での広域変数・関数のアクセス制御が細かく設定できるのもAda譲りである。並列処理機能に加えて、周期処理や時間依存の処理のような実時間制御機能をサポートしていることも特徴である。
ITUは標準のCHILLコンパイラを提供している。フリーのCHILLコンパイラとしては、GCCにバージョン2.95まではバンドルされていたが、それ以降のバージョンでは削除された。また、Object CHILLと呼ばれるオブジェクト指向のバージョンも開発された[1]。
最初の仕様書は1980年に出版された。国際規格としては、ITU-T(旧CCITT)勧告Z.200として発行されており、これに相当するISO規格はISO/IEC 9496:2003である(両者の文章は同じである)。ITU-T勧告Z.200の最終版は1999年末であり、以降、ITU-Tは同規格の管理を中止している。日本では、保守作業へのみ利用されているとみなされており、2006年10月現在、JIS制定が見送られている。
CHILLはアルカテル System 12やシーメンスEWSDなどのシステムで使用されていた。
関連項目
その他の交換機向けプログラミング言語
- PLEX
- Erlang
脚注
- ^ Jürgen F. H. Winkler; Georg Dießl (1992). “Object CHILL—an object oriented language for systems implementation”. Kansas City, Missouri, USA: Association for Computing Machinery. pp. 139–147. doi:10.1145/131214.131232. ISBN 0-89791-472-4 2008年12月30日閲覧。
外部リンク
- ITU Z.200 standard page, has freely downloadable CHILL spec
- The CHILL Homepage
- Documentation for GNU CHILL
カワサキ・Z200
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/05 04:01 UTC 版)
基本情報 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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排気量クラス | 軽二輪 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
エンジン | 198 cm3 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
内径×行程 / 圧縮比 | 66 mm × 58 mm / 9.0:1 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
最高出力 | 18ps/8,000rpm | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
最大トルク | 1.68 kg-m/7000rpm | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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Z200(ゼットにひゃく)は、川崎重工業(オートバイ製造事業部、現・カワサキモータース)が製造販売していたオートバイ。
概要
1970年代後半から1980年頃まで販売されていたオートバイ。排気量198ccの空冷4サイクルSOHC2バルブ単気筒エンジン、前輪にワイヤー(メカニカル)式シングルディスクブレーキ、後輪にドラムブレーキを装備する極めてシンプルなモデルである。当時の単気筒では最大排気量。車体カラーは青メタリック、黒メタリック。その他、シルバーメタリック、赤メタリックがある。1980年のカタログ価格は240,000円。シンプルな車体と軽量な車重から初心者や女性ライダー向けともカタログにうたわれていた。実際には、当車種をターゲットとしていた初心者や女性ライダーではなく、単気筒エンジン独特のテイスト(味わい)を好む男性ライダーたちに支持された。
数度マイナーチェンジを繰り返した後、1980年に排気量が246ccにアップ(のち249ccにアップ)された、後継のモデルZ250FSにバトンタッチした。
現在では個体数も少なく、レア車として扱われている。
参考文献
- 『モーターサイクリスト』1982年10月号臨時増刊「国産モーターサイクルのあゆみ・パート3」
外部リンク
- Webike(ウェビック) - 車種別カタログ - カワサキ Z200総合情報 ※「1977年式 Z200」記載
Z200
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「ソニーモバイルコミュニケーションズ」の記事における「Z200」の解説
低価格のトライバンドで重さ98gのフリップ式端末で、折りたたみ式着せ替え端末。
※この「Z200」の解説は、「ソニーモバイルコミュニケーションズ」の解説の一部です。
「Z200」を含む「ソニーモバイルコミュニケーションズ」の記事については、「ソニーモバイルコミュニケーションズ」の概要を参照ください。
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