カワサキ・ニンジャZX-25Rとは? わかりやすく解説

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カワサキ・ニンジャZX-25R

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/20 09:08 UTC 版)

ニンジャZX-25R(Ninja ZX-25R ニンジャ ゼットエックス・トゥエンティファイブ・アール[1])は、カワサキモータースが生産している250 ccオートバイである。

概要

ニンジャZX‐25R
画像は2020年モデル
基本情報
排気量クラス 軽二輪
メーカー カワサキ
車体型式 2BK-ZX250E
エンジン 249 cm3 4ストローク
水冷並列4気筒DOHC4バルブ
内径×行程 / 圧縮比 50.0 mm × 31.8 mm / 11.5:1
最高出力 33 kW (45 PS) / 15,500 rpm
最大トルク 21 N・m (2.1 kgf・m) / 13,000 rpm
車両重量 183 kg
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ニンジャZX-25Rは、2019年の東京モーターショーで初披露された250 cc 4気筒のオートバイである[2]。250 cc 4気筒のオートバイは約30年ぶりの新車であることから、東京モーターショーでの出展は驚きをもって迎えられた。カワサキの250 cc 4気筒のオートバイは2007年まで生産されたバリオスII以来、スポーツタイプではZXR250R以来である。ちなみにバリオスIIは日本のオートバイメーカーのうち最後まで生産されていた250 cc 4気筒のオートバイであった。

ニンジャZX-10Rを長兄としてニンジャZX-25Rは末弟にあたり、デザインはカワサキのスポーツタイプのオートバイと共通。「SCREAMING IN-LINE 4 POWER」を惹句とし、4気筒エンジンの高回転型エンジンとサウンドが特徴である。

新設計のトレリスフレームで支えられるエンジンは50 PS、ラムエア過給で51 PSを発揮[3]。スイングアームはロングスイングアームを採用。右側のスイングアームは湾曲させることによりサイレンサーはショート型にできマスの集中化に寄与している[4]。ZX-25Rには3種のグレードのSTD (スタンダード)、SE (エスイー)、SE KRT EDITION (エスイー・ケイアールティー・エディション)が用意され、装備においてはLEDヘッドライト、ラムエア過給、パワーモード、トラクションコントロール、ラジアルマウント式ブレーキキャリパー、ハザードランプスイッチは全グレード装備、SEおよびSE KRT EDITIONにはUSB電源ソケット、スモークのウインドシールド、フレームスライダー、ホイールリムテープが標準装備され、なおかつ250 ccクラスでは初となるクイックシフターも標準装備される[5](STD仕様はすべてオプション)。

2020年7月10日にインドネシアにて先行発表され、日本でも同年9月10日に発売されることが発表された。なお日本仕様は45 PS[2]に抑えられる(ラムエア加圧時は46 PS[2])。ニンジャZX-25Rは現行車種で唯一の250 cc 4気筒エンジン搭載のオートバイである。

2021年9月10日、2022年モデルを発表した。STDは「メタリックスパークブラック」を継続。SEは新色「メタリックマットグラフェンスチールグレー×メタリックスパークブラック」を採用。SE KRT EDITIONは「ライムグリーン×エボニー」のグラフィックデザインを変更。スペックと外装には変更はない。

関連項目

脚注

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