Z20E
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 10:11 UTC 版)
Z20Eは、1979年から1984年7月に掛けて生産されたZ20Sの燃料噴射装置仕様のエンジンであり、内径×行程はZ20Sと同一ながらもZ20Sよりも全長の長いコネクティングロッドと、短い圧縮高のピストンが組み込まれていた。このエンジンは100 馬力 (74 kW / ネット)を発揮した。Z20Eは720型ダットサントラックでは選択出来ず、キャブレター仕様のみであった。720型及びD21型の米国仕様ではZ20Eは選択出来ず、カリフォルニア仕様のみで利用できた。 参考スペック 最高出力(グロス) : 120PS / 5,600rpm 最大トルク(グロス) : 17.0kg・m / 3,600rpm上記はS110型 日産・シルビア、ツインプラグ仕様のものその他の基本的な仕様はZ20Sに準ずるが、内部部品の構成がZ20Sと異なる。 採用車種: S110型 ダットサン・200SX(日本名: シルビア) 1979-1981 D21型 日産・ピックアップ カリフォルニア仕様(日本名: ダットサントラック) 1985-1988 日産・ピックアップ D21型 KUC211型 日産・スカイライン UJR30型 日産・スカイライン Y910/YJ910型 日産・ブルーバード
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