Z1トラスとは? わかりやすく解説

Z1トラス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/10 04:39 UTC 版)

トラス (ISS)」の記事における「Z1トラス」の解説

ISS最初トラスはZ1トラスで、2000年10月STS-92打ち上げられ若田光一宇宙飛行士ロボットアーム操作ユニティの上部に設置された。続く STS-97打ち上げられたP6トラス太陽電池パドル一時的な取り付け場所として使われていた。Z1トラスには、コントロール・モーメント・ジャイロ(CMG)4基、電気配線Kuバンドアンテナなどの通信装置や、ISS帯電する静電気中和するための2基のプラズマ接触ユニットPlasma Contactor UnitPCU)などが装備されている。Z1トラスは与圧されていないが、共通結合機構(CBM)を2ポート備えている。ポート1つは、ユニティ天頂ポート接続されている。もう1つポートは、与圧結合アダプタPMA-3一時的に置くためだけに使われ機能省いた簡易版(MBM)である。2007年10月に、P6トラスが本来の設置場所であるP5トラスの隣に移され、現在はZ1トラスは他の要素接続するためには使われておらず、CMGKuバンドアンテナ2基、PCUなどが引き続き使用されている。

※この「Z1トラス」の解説は、「トラス (ISS)」の解説の一部です。
「Z1トラス」を含む「トラス (ISS)」の記事については、「トラス (ISS)」の概要を参照ください。

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