WEEKNUM 関数
適用対象: Microsoft Excel 2010, Excel Web App, SharePoint Online for enterprises, SharePoint Online for professionals and small businesses
説明
特定の日付が第何週目に当たるかを返します。たとえば、1 月 1 日を含む週がその年の最初の週で、第 1 週になります。
この関数で使用されるシステムには、次の 2 種類があります。
- システム 1 1 月 1 日を含む週がその年の最初の週であり、第 1 週です。
- システム 2 その年の最初の木曜日を含む週がその年の最初の週であり、第 1 週です。このシステムは、ヨーロッパ式週番号システムと呼ばれる、ISO 8601 に規定されている方式です。
書式
WEEKNUM(シリアル値,[週の基準])
- シリアル値 必ず指定します。日付を指定します。日付は、DATE 関数を使って入力するか、他の数式または他の関数の結果を指定します。たとえば、2008 年 5 月 23 日を入力する場合は、DATE (2008,5,23) を使用します。日付を文字列として入力した場合、エラーが発生することがあります。
- 週の基準 省略可能です。週の始まりを何曜日とするかを数値で指定します。既定値は 1 です。
週の基準 | 週の始まり | システム |
---|---|---|
1 または省略 | 日曜日 | 1 |
2 | 月曜日 | 1 |
11 | 月曜日 | 1 |
12 | 火曜日 | 1 |
13 | 水曜日 | 1 |
14 | 木曜日 | 1 |
15 | 金曜日 | 1 |
16 | 土曜日 | 1 |
17 | 日曜日 | 1 |
21 | 月曜日 | 2 |
解説
- Microsoft Office Excel では、日付を連続したシリアル値として処理することで、日付の計算が行われています。既定では、1900 年 1 月 1 日がシリアル値 1 として保存され、2008 年 1 月 1 日は 1900 年 1 月 1 日から 39,448 日後に当たるので、シリアル値は 39,448 になります。
- シリアル値が現在の日付基準値の範囲外の場合、#NUM! エラーが返されます。
- 週の基準が上の表に示す範囲外の場合、#NUM! エラーが返されます。
使用例 1
使用例を新規のワークシートにコピーすると、計算結果を確認できます。
その方法は?
- Ctrl キーを押しらながら C キーを押します。
- 空のブックまたはワークシートを作成します。
- ワークシートでセル A1 を選択し、Ctrl キーを押しながら V キーを押します。Excel Web App を使用している場合は、使用例のセルごとにコピーと貼り付けを繰り返します。
- 2008 年 3 月 9 日は日曜日です。
- Excel Web App で、結果を適切な形式で表示するには、セルを選択してから、[ホーム] タブの [数値] で [表示形式] の横の矢印をクリックし、[標準] をクリックします。
使用例 2
使用例を新規のワークシートにコピーすると、計算結果を確認できます。
その方法は?
- Ctrl キーを押しながら C キーを押します。
- 空白のブックまたはワークシートを作成します。
- ワークシートでセル A1 を選択し、Ctrl キーを押しながら V キーを押します。Excel Web App を使用している場合は、使用例のセルごとにコピーと貼り付けを繰り返します。
この記事の使用例を選択します。Excel Web App の例をコピーする場合は、セルを 1 つずつコピーして貼り付けます。
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メモ Excel Web App で、結果を適切な形式で表示するには、セルを選択してから、[ホーム] タブの [数値] で [表示形式] の横の矢印をクリックし、[標準] をクリックします。
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