ユネスコ条約(ゆねすこじょうやく)(the UNESCO treaty)
盗難にあった美術品などの文化財について、条約を締結した国同士で輸入と輸出を禁止するという内容。1970年にユネスコ(国連教育科学文化機関)の総会で採択された。
条約の趣旨は、ある国で盗まれた文化財が国外へ流出し、他国の市場で売買されるという事態を防ぐことにある。文化財の流出は文化的な損失だし、いったん他国で流通したものを取り戻すのは一般に難しい。そこで、盗難の被害国からの要請があれば返還のための措置をとるべきことを定めている。
現在、世界の92か国がユネスコ条約を締結しているが、これまで日本は締結していなかった。というのも、日本の法律(民法)では、たとえ盗難品であったとしても、盗難の事実を知らずに自分のものとしたときは善意取得として所有権が認められるからだ。あとで被害者が返還を求めようとしても、2年の時効で返還請求権そのものが消滅してしまう。
なお、ユネスコ条約の正式名称は、「文化財の不法な輸出入および所有権の移転の禁止および防止に関する条約」。
(2002.06.14更新)
「the UNESCO treaty」の例文・使い方・用例・文例
- botherの単純過去系と過去分詞系
- 先行詞がthis,that,these,thoseの場合はwhichを用いるのが普通です。
- ウェストミンスター寺院 《the Abbey ともいう》.
- 《主に米国で用いられる》 = 《主に英国で用いられる》 an admiral of the fleet 海軍元帥.
- ビザンチン教会, 東方正教会 《the Orthodox (Eastern) Church の別称》.
- 【文法】 相関接続詞 《both…and; either…or など》.
- 【文法】 相関語 《either と or, the former と the latter など》.
- 名詞相当語句 《たとえば The rich are not always happier than the poor. における the rich, the poor など》.
- 《主に米国で用いられる》 = 《主に英国で用いられる》 the corn exchange 穀物取引所.
- (英国の)運輸省. the Ministry of Education(, Science and Culture) (日本の)文部省.
- 前置詞付きの句, 前置詞句 《in the room, with us など》.
- 相互代名詞 《each other, one another》.
- 世界の屋根 《本来はパミール高原 (the Pamirs); のちにチベット (Tibet) やヒマラヤ山脈 (the Himalayas) もさすようになった》.
- 王立植物園 《the Kew Gardens のこと》.
- 王立オペラ劇場 《the Covent Garden Theatre のこと》.
- 《主に米国で用いられる》 = 《主に英国で用いられる》 the Speaker of the House of Commons 下院議長.
- 仮定法, 叙想法, 仮定法の動詞 《たとえば God save the Queen! の save》.
- =《主に米国で用いられる》 What time do you have?=Have you got the time? 今何時ですか.
- 教会の守護聖人 《St. Paul's Cathedral の St. Paul》.
- 【聖書】 われらの罪を許したまえ 《主の祈り (the Lord's Prayer) の中の言葉》.
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