hack
「hack」とは、叩き切る・掘り起こす・うまくやり抜く・コンピュータのプログラムに取り組むということを意味する英語表現である。
「hack」とは・「hack」の意味
「hack」とは、「叩き切る、切り刻む、土地を掘り起こす、うまくやり抜く、コンピュータのプログラムに取り組む」といった意味の英語表現である。もともとは斧などで木を叩き切ることを表し、そのため荒々しい印象のある言葉となっている。しかし、めった打ちにし、ずたずたに切り裂いて原型を無くしたうえで修正する、または切り開いて進むというポジティブなニュアンスがあり、そこから派生して「土地を掘り起こす、種を植える」という意味も持っている。「hack it」とすると「うまくやり抜く」ことを表し、しばしば否定文で使用される。また、「hack」は切り刻むようにキーボードを打つという意味で「コンピュータに精通している人」を指しても用いられる。近年では「コンピュータプログラムに取り組む」という意味から派生して、ネットワークに不法侵入して情報などを勝手に引き出す行為や、プログラムの違法な改変を指して使われることが多い。
「hack」は他に、「大きな音でせきをする」「向こうずねを打つ、蹴る」という意味もあり、アメリカ英語では「人をいらいらさせる」という意味で使われることもある。また、「hackney(ハックニー種という乗馬用の馬)」の略語として「hack」と言うことがあり、この場合は「乗用馬」と日本語訳され、「おいぼれの馬」や「あくせく働く人」のたとえとして使用されることがある。
「hack」の発音・読み方
「hack」の発音記号は「hǽk」である。カタカナでは「ハック」と表記されることが多いが、実際の発音は「ハァク」に近いものとなる。「h」はハ行の音を息を吐きながら出す。「æ」は「ア」と「エ」の中間のような音で、「エ」の音を出すときのように口を横に開けて「ア」と発音する。「hǽ」と続けると「ハァ」という音となる。「ǽ」の部分にアクセントがあるため「ア」の音は強めに出すとよい。「k」は舌の奥の部分を上げて上あごに付け、急に舌を離すようにして「クッ」と息とともに音を出す。
「hack」の語源・由来
「hack」は、インド・ヨーロッパ祖語で「留め金、ぎざぎざした歯状のもの」を意味する「keg」を語源とする。そこから派生して、古英語で「ぎざぎざに切り刻む」を意味する「tohaccian」という言葉が生まれ、「切り刻む、叩き切る」という意味の「hack」へと形を変えた。「hack」を含む英熟語・英語表現
「hack」を含む英語表現には次のようなものがある。「got hack」とは
「got hack」とは、「ハッキングされる、乗っ取られる」という意味の英語表現である。コンピュータのシステムやネットワークを他人に解析され、不正利用されたり情報を抜き取られたりすることを指す。「got hacked」または「get hacked」のように受動態で表現されることが多い。
「hack」に関連する用語の解説
「hack」に関連する用語としては次のものが挙げられる。「Life hack」とは
「Life hack」は、もともとは仕事の質や生産性を高めるための工夫を表す言葉で、日本語では「仕事術」と訳される。そこから日常の暮らしにおいても、作業の効率を上げる手立てを「Life hack」と言うようになった。日本語でも「ライフハック」という言葉は定着しており、生活に役立つちょっとしたアイデアやヒントのことを指して用いられている。
「hack」の使い方・例文
「hack」を使った例文には以下のようなものがある。・I hacked the tree down.
私はその木を切り倒した。
・They hacked the figure out of a rock.
彼らは岩を刻んで像を作った。
・He hacked his way through the forest.
彼は森を切り開いて進んだ。
・I can’t hack it anymore.
これ以上は我慢できません。
・He hacked away all night.
彼は一晩中咳をしていた。
・I think he hacked into the computer system.
私は彼がコンピューターのシステムに侵入したと考えている。
・I’m afraid I won’t be able to hack it in the team.
チームの中でうまくやっていけなさそうで不安だ。
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