XR-900 ジオペリア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/10 08:27 UTC 版)
「X-49 ナイトレーベン」の記事における「XR-900 ジオペリア」の解説
全長:17.18m、全幅:29.95m、全高:3.72m、総重量:30,218kg、最高速度:5,068km/h 「ジオペリア」とはハト科チョウショウバト属の学名。ニューコム社のRナンバーでは海洋生物の名称を用いるのが通例だが、鳥の名前を用いるゼネラルリソースのナイトレーベンを基にしているためかその通例から外れている。 「XR-900 ジオペリア」は、ナイトレーベンの設計を基に、ニューコム社に移籍した元ゼネラル技術陣によって開発された次世代戦闘機の試作機である。基本的な機体構成はナイトレーベンとほぼ同じで、開発メーカーこそ違うが事実上の派生機である。ニューコム社が誇る最新の航空工学が取り入れられており、新素材の採用による機体の大幅な軽量化を始めとした数々の改良がなされている。機体形状もニューコム社製航空機の特徴といえる流線形を多用した形状に改められており、翼形状もブーメラン型の翼を2枚重ねた箱型翼から、三日月型の2枚の翼を翼端で結合した変型結合翼に変更されている。 原型機であるナイトレーベンでは、オプトニューロンを用いた特殊な神経接続システムを採用していたために、パイロットに人工光速神経網の接続といった一種のサイボーグ化手術が必要という問題があった。人道上の問題や、機体の量産化を考えれば、これは非常に大きな問題といえる。これに対して、ジオペリアでは機体制御を同社の新世代AI開発計画「ゼペットプロジェクト」によって開発された高性能AIで行う無人航空機とする事で、この問題の解決を図っている。試験飛行用にコックピットも搭載されてはいるが、より一層の軽量化と高機動化を図る為、将来的には撤去される予定である。
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