XR-45 Cariburn(カリバーン)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/11 10:20 UTC 版)
「エースコンバットX スカイズ・オブ・デセプション」の記事における「XR-45 Cariburn(カリバーン)」の解説
多国籍企業体の航空機部門が次世代戦闘機構想の実験機として開発した機体。Cariburnはアーサー王伝説に登場する聖剣カリバーンを意味する。実験機らしく先進的な仕様となっており、COFFINシステム(密閉型全周モニター式広視界コックピット)を始め、前進翼や特殊カナードからなるエンテ形状、2次元ベクタードノズル付高出力双発エンジン、左右の主翼付け根に内蔵される2門の航空機関砲などの特徴を持つ。これらの特徴によって非常に高い格闘戦能力を発揮するが、高出力エンジンのための大型エアインテークや前進翼などによる特殊な機体形状が高速域での空力特性の悪化を招いており、最高速度の面では同世代機に比べやや劣る。また、更なる機動性向上を目的として、専用の軽量化エルロン「シルフウィング(Sylph Wing)」がオプション装備として用意されており、搭載機はその名に違わぬ機動性を見せる。実験機であるはずの本機が、オーレリア戦争で実戦投入された理由については、主に企業側によるデータ収集のためではないかと見られているが、詳細は不明である。独特な機体形状やコフィンシステムの搭載等からACECOMBAT3の時代に繋がる機体であるとされる。機体形状はヴァルキリー計画の極初期にノースアメリカンがカーティス・ルメイ率いる戦略航空軍団に提出したNA-239案に酷似している。
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