voucher
「voucher」の意味
「voucher」は、証明書やクーポン、券などの意味を持つ英単語である。主に、金銭的な価値があるものや、特定のサービスや商品と交換できるものを指す。また、経費精算などで使用される領収書や証明書を指すこともある。「voucher」の発音・読み方
「voucher」の発音は、IPA表記では /ˈvaʊtʃər/ であり、IPAのカタカナ読みでは「ヴァウチャー」となる。日本人が発音するカタカナ英語では「ヴァウチャー」と読む。「voucher」の定義を英語で解説
A voucher is a document that serves as evidence of a transaction or authorization to access a particular service, product, or discount. It can be a physical or digital document and is often used in financial transactions, such as expense reimbursements or gift certificates.「voucher」の類語
「voucher」に類似した意味を持つ単語には、certificate, coupon, ticket, token, pass などがある。これらの単語は、それぞれ状況や用途に応じて使い分けられる。「voucher」に関連する用語・表現
「voucher」に関連する用語や表現には、gift voucher, discount voucher, travel voucher, meal voucher などがある。これらは、それぞれプレゼント用のクーポン、割引券、旅行券、食事券を意味する。「voucher」の例文
1. I received a voucher for a free meal at the restaurant.(レストランで無料の食事がもらえるクーポンをもらった。) 2. She used a discount voucher to buy the dress at a lower price.(彼女は割引券を使って、ドレスを安く買った。) 3. The company provided travel vouchers for the employees' business trips.(会社は従業員の出張に旅行券を提供した。) 4. He redeemed the gift voucher for a new pair of shoes.(彼はギフト券を使って新しい靴と交換した。) 5. The event organizers distributed meal vouchers to the attendees.(イベント主催者は参加者に食事券を配布した。) 6. The store offers a voucher for a 10% discount on your next purchase.(その店は次回の購入で10%割引がもらえるクーポンを提供している。) 7. The hotel provided a voucher for a complimentary breakfast.(ホテルは無料朝食のクーポンを提供した。) 8. The airline issued a travel voucher as compensation for the delayed flight.(航空会社は遅延したフライトの補償として旅行券を発行した。) 9. The customer received a voucher for a free drink after completing the survey.(アンケートに回答したお客様には無料ドリンクのクーポンがもらえる。) 10. The employee submitted a voucher to claim reimbursement for his expenses.(従業員は経費精算のために領収書を提出した。)バウチャー
(Voucher から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/06 07:19 UTC 版)
バウチャー(voucher)は、ある種の金銭的価値を持つ金券で、特定の目的または特定の商品にのみ使用できる。例としては、住宅、旅行、食事券などがある。
また、英単語voucherは伝票あるいは領収書の同義語でもある。特に、サービスが実行された、あるいは支払いが実行されたことを示す証拠としての領収書を指すためによく使われる。たとえば、旅行業においては、バウチャーとは、顧客が予約(受けるサービス)を済ませたことを示す書類(証明書)である[1]。
バウチャーとは証書を発行する仕組みや行動を示し、それによって発行された金券のことをクーポンと呼び区別する場合もある。
「教育バウチャー」という言葉もあるが、これは多少異なる。
観光業
観光業界でのバウチャーとはサービスを受ける場所と時間と利用者名を記した証明書類である。
たとえばホテルの場合、宿泊日程、宿泊者名、支払済か否か等が記載されている[1]。実際にサービスを提供する事業者は、受け取ったバウチャーを、その顧客を案内したツアーオペレーターまたは旅行会社に返送して、サービスを提供したことを証明する。つまりバウチャーの流れとは次のようなものである。
- 顧客が、ツアーオペレーターまたは旅行会社から、購入(予約)したサービスのバウチャーを受け取る。
- 顧客は、旅行先でバウチャーを提示して、事業者にサービスの提供を要求する。
- 事業者は、受け取ったバウチャーを、その顧客を扱った旅行会社またはオペレーターに送り、代金の支払いを求める。
- 未回収のバウチャーは支払い対象とはならない。
この手法は、(旅程が旅行会社によって決められている団体旅行でなく)個人が自由に組んだ旅行には特に適した物だった。通信手段が限られ、かつ高価だった情報化時代以前の慣習に由来するが、現在のB2CのIT化によって、まったく異なる役割が与えられている。インターネットで予約すると、電子メールや印刷可能なWebサイトでバウチャーが提供されることがよくある。通常、顧客はサービスを受ける前に、事業者にこのバウチャーを提示する必要がある。
携帯電話
モバイルビジネスでは、バウチャーとは、プリペイドタイプのSIMカードの利用期間または容量を顧客が購入するチャージ用番号である。バウチャーは通常、携帯電話会社が運営する電話店や、販売業者、食料品店、ガソリンスタンドなどの小売店で販売される[2]。
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消費者の90%以上がバウチャーを使用しているイタリアやスペイン、60%以上が小売店でバウチャーを購入している英国など、多くの国で、バウチャーがプリペイド携帯電話に対する再チャージの一般的な方法となっている[3]。米国、アイルランド、および多くの北欧諸国などの他の国では、オンライン決済であるとか、携帯電話でオペレーターに依頼する(CSR)とか、無人化されたIVR(自動音声応答装置)による手続きが増えている。
関連項目
- クーポン
- フードスタンプ
- ギフトカード
- 労働バウチャー(en:Labour voucher)
- 食料バウチャー(Meal voucher)
- 教育バウチャー
- 代用貨幣
脚注
- ^ a b “バウチャーとは|ホテル用語集”. ホテリスタ. 株式会社アップルワールド. 2021年5月30日閲覧。
- ^ 日本では利用権はプリペイドカードの形での販売が行われていたが、店頭のプリンターで印刷された「ぷりペイドカードの番号が記載されたお知らせシート」についてはバウチャーと呼んでいる例も見られる。“auのプリペイド携帯電話サービス「ぷりペイド」の払い戻しに関するお知らせ”. au. 2021年6月6日閲覧。
- ^ Time to Top-Up the Prepaid User Experience: How an effective top-up strategy can improve operator performance metrics and accelerate mobile payments. Northstream White Paper, June 2009 http://northstream.se/wp-content/uploads/2009/06/Prepaid_Whitepaper_Jun_2009.pdf
外部リンク
ウィキメディア・コモンズには、バウチャーに関するカテゴリがあります。
- Voucherのページへのリンク