Vol. ぶどう「安心」(1999年)
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「HITOSI MATUMOTO VISUALBUM」の記事における「Vol. ぶどう「安心」(1999年)」の解説
診察室にて・・・ 風邪をひいた患者(浜田)が病院に駆け込む。しかし現れた医者(松本)はキレ気味でやって来て、待合室で診察を始めようとする。そんな医者の態度に患者はキレるが、医者はさらに逆ギレする…。 寿司 とある寿司屋では、大将(板尾)が握った寿司が、極端に歯並びの悪い店員の女(松本)によって次々とつぶされていく。タバコを買いに女が外へ出て行くと、我慢していた客達(今田、木村、東野)は、大将に寿司をつぶすのを止めて欲しいと伝える。しかし何故か大将の態度は煮え切らない…。 巨人殺人 関(松本)・稲葉(板尾)・アキ(木村)・太一(今田)の4人は、奈良の大仏ほどもある巨人の坂東にいつも虐げられていた。そんな彼らのうっぷんは溜まりに溜まり、4人はついに坂東の殺害を決心。アキの知り合い・シン(東野)と共に計画を練り、なんとか坂東を殺害することに成功する。しかし5人は新たな問題点に遭遇する。それはどうやって巨人・坂東の遺体を隠すかであった…。 荒城の月 下水道に住む初老の夫婦(夫…浜田、妻…松本)は、トイレに来た子供たちをさらい楽団を結成させている。そして「みんなが上を見るから妬み・嫉みが生まれる。下を見れば皆平等!」「上こそ下界、上こそ肥溜」といったイデオロギー教育を施している。しかしそんな夫婦の努力もむなしく、地上では警察と子供たちの親による奪還計画が進められていた…。 園子 かつていくつかの一発ギャグをヒットさせ、テレビで大活躍するも、今は落ち目の落語家・京丸(松本)。そんな京丸の妻・園子が亡くなった。一門の一京(板尾)・三京(東野)・四京(遠藤)は憔悴しきった師匠の京丸を心配していた。そこへ今はテレビで大活躍中の二番弟子・二京(今田)がテレビ局社員(木村・田中)を伴って弔問に訪れる。テレビ局の人間が来たことを知り、京丸は何とか芸人としてのテンションを保ちつつ、皆の前に顔を出す。そこで京丸は、園子の最後の言葉が「もう一回、テレビであなたを見たかった」であったことを伝え、この言葉をきっかけに一大決心をしたと伝える。その一大決心とは…?
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