Vol. バナナ「親切」(1998年)
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ZURU ZURU オスの雑種犬、コジロウ(松本)が動物病院にやってくる。獣医(今田)は彼の性器が腐ってるのに驚く。なんとイタチと交尾してしまったと言うのだ。コジロウはなんとかならないかとせがむが、医者は切るしかないと断言。犬はしぶしぶその決断を受け入れるのだが…。 マイクロフィルム 中国系マフィアの一味、劉(松本)・楊(板尾)・呉(東野)・周(田中)。4人は自らの命運を左右するマイクロフィルムを盗んだ敵組織のスパイ(遠藤)を捕まえ、リンチにかけていた。そんな中、とある一撃でスパイの肛門から大便まみれの短銃やヌンチャクが出るという現象が発生。いぶかしがる4人だが、このスパイがなんでも飲み込める特異体質の人間ではないかと悟り、またマイクロフィルムを飲み込んでいるはずだと断定する。肛門からマイクロフィルムを出させるため、4人はさらにスパイを殴り続けていくのだが…。 む゙ん 遠足に来た園児(木村・今田・蔵野・東野)とその先生(板尾)。先生は園児に話しかけるが、園児はそれぞれ好き勝手に「オッケー」「うぇー」「すごいすごい」「おしっこー」などとなぜか同じセリフばかりをしゃべっている。そこへ胴体や手足が岩のような形をした謎の怪物(松本)が現れ、園児たちを次々と山の山頂から突き落とす。先生も突き落とすが、落ちた後になぜかロボットに変身し怪物と戦う。 いきなりダイヤモンド 刑務所のとある房に入った男・吉田(今田)。そんな男に近付く老囚人の三枝(松本)。三枝は吉田に「漫才コンビを組まないか」と持ちかける。漫才のまの字も知らない吉田だったが、何気ないボケに絶妙なツッコミを行う吉田に、三枝は非凡な才能を感じる。そして二人によるネタ合わせが始まった…。 ゲッタマン 特撮番組「ゲッタマン」の撮影現場。しかし監督(今田)とクライアント(板尾)は浮かない顔をしている。製作費が足りず、ゲッタマン(東野)のコスチュームに比べ、今回の怪人・毒アゲハ人間(田中)のコスチュームがチープな物になってしまったのだ。そこへゲッタマン原作者の石ノ森(松本)がやってくる。事情を知った石ノ森は、「ゲッタマンのコスチュームのパーツを、毒アゲハ人間に与えればバランスが良くなる」と提案。石ノ森はゲッタマンのパーツだけに飽き足らず、助監督(木村)やメイク(遠藤)の衣装にも着目。そこで「一旦、全員脱ごう」という事になり、ゲッタマンと毒アゲハ人間の新たなコスチュームを決めるべく、何故か助監督・メイク・クライアントも混ざり、5人による衣装取り合戦が始まるのであった…。
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