VQ25DE
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/26 05:06 UTC 版)
ルノー/ルノーサムスンでは「V4U」と呼称される。 タイプ:V型6気筒 DOHC(4-OHC) 24バルブ CVTC 排気量:2,495cc 内径×行程:85.0mm×73.3mm 圧縮比:9.8 - 10.3 出力・トルク (1) 140kW (190PS) /6,400rpm 235N·m (24.0kg·m) /4,000rpm (2) 154kW (210PS) /6,400rpm 265N·m (27.0kg·m) /4,400rpm (3) 136kW (186PS) /6,000rpm 232N·m (23.7kg·m) /3,200rpm (4) 136kW (185PS) /6,000rpm 232N·m (23.7kg·m) /4,400rpm 主な搭載車種 1994 - 1998 日産・セフィーロ A321998 -2005 ルノーサムスン・SM5 A32 1997 - 1999 日産・レパード JY33 1997 - 1999 日産・セドリック、グロリア Y33 2004 - 2007日産・フーガ 2004 - 2010 日産・エルグランド E51 2008 - 2014 日産・ティアナ J32 2010 - 2012 ルノーサムスン・SM5 L432010 - ルノー・ラティテュード L43 2011 - ルノーサムスン・SM7 L472012 - ルノー・タリスマン 1994年に2代目セフィーロに初搭載。当時の出力・トルクは (1) であった。このエンジンはその後、セドリック、グロリア、レパードなどのFR系にも同スペックのものが搭載されていたが、直噴仕様の登場により、1999年以降一時的に姿を消す。しかし、直噴+リーンバーン化はカタログ数値の燃費は良くなるが、実用面では低回転域のトルクが細い傾向にあり、結果的に燃費はそれほど向上せず、また厳しくなる排出ガス規制に適合させるのも多額の費用がかかるため、2004年より再度このエンジンが起用されている。フーガで復活搭載した際の出力・トルクは (2) となっているが、エルグランドに搭載されているものは、ライバルのトヨタ・アルファード2.4Lの好調な販売に押され追加したもので、経済性を重視したレギュラーガソリン仕様としているため、出力・トルクは (3) となっている。FF車用はJ32ティアナで10年ぶりに復活し、出力・トルクは (4) となっている。こちらもレギュラーガソリン仕様となっているため、出力・トルクは(1)と比べると若干落ちている。ルノーやルノーサムスンにおいては「VQ25」と呼称される。 VQ25DE 初代SM5用 VQ25 3代目SM5用 VQ25
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