初代 J31型とは? わかりやすく解説

初代 J31型(2003年 - 2008年)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/25 14:43 UTC 版)

日産・ティアナ」の記事における「初代 J31型(2003年 - 2008年)」の解説

プラットフォームアルティママキシマなどと共通のDプラットフォーム変更し足回りについては、リバウンドスプリング内蔵ショックアブソーバー取り付けた新開発のフロントストラットサスペンションとリアマルチリンクサスペンションにより、先代よりも衝撃吸収性や静粛性高め優れた乗り味を実現したまた、Dプラットフォーム採用によりエンジン搭載位置を30mm下げることで、トルクステアを完全に解消した。 特に旧モデル比較した場合フロント曲げ剛性85%、捩り剛性40%向上しセダンとしては世界的に見てトップレベル剛性実現した。さらに、静粛性についてはボディ気密性向上することにより、先代モデルから室内騒音の2dB以上の低減実現した。さらに、ドアミラー周辺風切り音小ささについてはクラストップとした。 トランスミッション全車新開発のアダプティブコントロールつきのエクストロニックCVT進化し先代ではVQ23DEエンジン搭載されていたが、新型では排気量アップされVQ25DE型(185ps/23.7kg·m)が搭載されている。エンジン形式A32セフィーロ搭載されいたものと同じであるが、基本設計以外は新設となっている。新型VQ25DEエンジンは、先代VQ23DEエンジン同様に使用燃料レギュラーガソリンとすることで経済性にも配慮されている。4速ATが採用されていた先代J31型2,300ccと比較して新型となったJ32型2,500ccではエクストロニックCVT採用しており、動力性能の向上と実用燃費の向上が図られている。 初代ではDVD方式採用されていたナビゲーションシステムは、新型ではHDD方式採用されており、加えてメーカーオプションBOSEサラウンドサウンドシステムも設定された。また、先代では日本市場向けはメーカーオプション含めサンルーフ用意されなかったが、今回大型のスタイリッシュガラスサンルーフが用意された。機構としては前・後それぞれの天井部分に(中央向かって電動開閉できるシェードつきの空間があり、その上部に前後2分割された大型ガラスルーフが搭載されているというものである。ガラスルーフのフロント部分電動アウタースライド式のため、室内ヘッドクリアランス損なわずにすむという利点がある。 グレード表記に関してフルモデルチェンジ機にJK」、「JM」から「XE」、「XL」、「XV」へと変わっている先代好評だったオーテックジャパン特装車の「AXIS」はこのモデルでも用意されるプレジデントフーガエクストレイル採用されているスクラッチシールドが全ボディカラー採用されインテリア色もボディーカラーかかわらずブラックとシルキーエクリュ(ベージュ系)から選択可能である。 香港仕様ではセフィーロとして販売されていたが、このモデルからは同じティアナとなった。 なお、2代目ルノーサムスンSM7(L47型)は当モデルベース開発されている。 日本国内仕様2012年末3.5Lモデル消滅その後は2.5Lモデルのみが販売されていた。 台湾においては他国製造・販売終了した後も、2018年まで製造・販売続けていた。

※この「初代 J31型(2003年 - 2008年)」の解説は、「日産・ティアナ」の解説の一部です。
「初代 J31型(2003年 - 2008年)」を含む「日産・ティアナ」の記事については、「日産・ティアナ」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「初代 J31型」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「初代 J31型」の関連用語

初代 J31型のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



初代 J31型のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの日産・ティアナ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS