UFC世界ライト級王座獲得・二階級制覇
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「コナー・マクレガー」の記事における「UFC世界ライト級王座獲得・二階級制覇」の解説
2016年11月12日、ネイト・ディアスとの死闘からわずか3カ月後のUFC 205で一階級上のUFC世界ライト級王者エディ・アルバレスに挑戦し、1Rから3度ダウンを奪うなど圧倒し、2Rに左ストレートから右フック、さらに左ストレートから右フックの4連続のコンビネーションでダウンを奪いパウンドでTKO勝ちを収めた。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞。フェザー級に次いでライト級の王座獲得に成功し、ランディ・クートゥア、BJ・ペンに続いて史上3人目となる二階級制覇を達成した。なお、二階級の王座を同時に保持したのはマクレガーがUFC史上初めてとなった。 試合の会場となったマディソン・スクエア・ガーデンの入場料収入記録は1999年にボクシングで行われたヘビー級の試合レノックス・ルイス対イベンダー・ホリフィールドの1350万ドルであったが、これを上回る1770万ドルを売り上げ、同会場の入場料収入最高記録を樹立した。なお試合の前々日に行われた記者会見にマクレガーが赤いロールネックのセーターにグッチの白いミンクのファーコートを合わせた70年代風のファッションで現れたのは、同会場でモハメド・アリと伝説の試合を繰り広げたジョー・フレージャーの当時の服装をオマージュしたものである。 翌年の子供の出産予定に合わせ産休を取り、それまでは試合を控えることを発表した。 2016年11月26日、UFCがフェザー級王座をマクレガーが返上したと発表する。しかし、マクレガーは返上に同意していない趣旨の発言をした。 2016年12月18日、アイルランドのスポーツ賞「RTÉスポーツ・パーソン・オブ・ザ・イヤー」に選ばれる。この際、マクレガーが同賞に相応しいかアイルランド国内で論争が起こり、アイルランド首相のエンダ・ケニーが「コナー・マクレガーは素晴らしいアスリートで、スポーツ・パーソン・オブ・ザ・イヤーに相応しく、世界のスーパースターであり固有のカテゴリーで頂点に立つ人物です」と選考は適切であると述べてマクレガーを支持する表明をした。
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