SOBAプロジェクトとは? わかりやすく解説

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株式会社SOBAプロジェクト

株式会社SOBAプロジェクトは、京都発祥の、産学官共同研究プロジェクトから生まれた次世代双方向ビジュアルコミュニケーション市場開拓する企業です。
SOBAプロジェクトは、2001年京都大学中心とした研究グループ京都大学東京工業大学早稲田大学慶應義塾大学)とオムロン株式会社研究所による産学共同体制発足その後まもなくNTTコムウェア株式会社が同プロジェクト参画し、加えて財団法人京都高度技術研究所母体2002年度から3年間にわたって文部科学省による業務委託受託し産学官共同によるSOBAプロジェクト体制技術開発推進されました。2005年3月にSOBAの概念とSOBAテクノロジー確立し研究成果であるSOBAフレームワーク完成しました2005年4月、SOBAテクノロジー開発メンバーが「株式会社SOBAプロジェクト」を設立しブロードバンド時代ビジュアルコミュニケーション市場開拓してます。

事業区分 情報共有システム
代表者 緒方敏博
本社所在地 600-8813
京都府 京都市下京区中堂寺南町134番地 京都リサーチパーク2号館2階
企業URL http://japan.zdnet.com/company/20168112/
設立年月日 2005年0127日
上場区分 非上場
従業員数 10
主要株主 オムロン
決算期 6月
資本金 68,500,000
売上高 181,000,000
経常利益 6,790,949 円


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SOBAプロジェクト

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/24 05:00 UTC 版)

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株式会社SOBAプロジェクト
種類 株式会社
市場情報 非上場
略称 SOBA
本社所在地 日本
600-8815
京都府京都市下京区中堂寺粟田町93番地京都リサーチパーク4号館4階
設立 2005年1月27日
業種 情報・通信業
法人番号 5130001025904
事業内容 ・情報サービス業(ソフトウェア受託開発/研究開発) ・インターネット附随サービス業(ASPサービス)
代表者 乾和志(代表取締役社長
資本金 68,500,000円
外部リンク http://www.soba-project.com/
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株式会社SOBAプロジェクト(ソーバプロジェクト)は、京都大学およびオムロン株式会社とで始められた研究目的の共同プロジェクトを基盤として設立された株式会社。2000年に発足後、京都大学に加えて東京大学東京工業大学早稲田大学慶應義塾大学の4大学(全部で5大学)と、オムロン株式会社・NTTコムウェア株式会社の2企業が参画し、産学連携プロジェクトとなった。2002年には文部科学省の委託事業に採択され、母体を京都市の第3セクターである財団法人京都高度技術研究所としながら研究活動が行われた。

2004年度で研究プロジェクトは終了したが、その後、その研究成果は企業化された株式会社SOBAプロジェクト(本社・京都市下京区)に引き継がれている。

概要

SOBAフレームワークを応用したビジュアルコミュニケーションツールの企画・開発・販売・運用・保守を主に行う。またSOBAフレームワークを利用したWeb会議システム「SOBA mieruka」「SOBA ミエルカ・クラウド」やオンライン個別指導システム「SOBA スクール」の販売を行っている。Web会議システムではHTML5の機能「WebRTC」を採用したり、音声認識を活用した自動議事録作成機能を搭載する等、新しい技術を積極的に取り入れている。

略歴

2001年9月、京都大学数理解析研究所の中島玲二教授の研究グループを中心に、慶應義塾大学東京工業大学東京大学早稲田大学の各研究グループとオムロン株式会社の産学協同プロジェクトとして発足の発足表明。同月、α版(評価版)「SOBAフレームワーク」の研究開発に着手。

2002年にα版(評価版)「SOBAフレームワーク」をリリース。同年、エヌ・ティ・ティ・コムウェア株式会社の参加後、文部科学省の協力を得て、3カ年にわたる産学官共同による開発体制が強化され、技術開発が促進。

2003年10月、「SOBAフレームワーク1.1(初版)」を公開。

2005年4月、SOBAに関わる総ての研究成果や思想を継承し、株式会社SOBAプロジェクトとして新組織を発足、事業化する。また、11月には平成17年度民間基盤技術研究促進制度「地域中小企業・ベンチャー重点支援型」の研究開発課題「ユビキタスネット社会を実現するためのVIIC基盤技術に関する研究課題」に採択され、情報通信インフラを有効に活用するための技術提供により、「デジタルデバイドの解消や高齢者にも優しい社会的共通資本と位置づけられるシステムの提供」を理念に開発を進めた。

2006年3月、P2P型テレビ会議システム「SOBA CITY」の無償サービス提供開始。その間に、遠隔医療支援ソフト「Medical SOBA」を開発し、名古屋大学ほかと実証実験も開始した。同年「SOBA LIVE」を京都高度技術研究所京都工芸繊維大学の連携によるMOT研修遠隔教育向けに提供する。同年末には高セキュリティのP2P型WEB会議システム「SOBA mieruka」ASPサービスを提供開始した。

2008年手塚プロダクションの委託を受け、手塚漫画がオンラインで楽しめる「手塚治虫マガジン倶楽部」を開設する。同年、「SOBA CITY」登録ユーザ数が2万人を突破した。

2010年、インターネット個別指導システム「SOBA スクール」を開発、提供開始。浜学園でインターネット個別指導システム「SOBA スクール」が正式採用、双方向通信のWebスクールが開始されるなど教育業界に新しい可能性を提供した。同年、平成22年度戦略的基盤技術高度化支援事業(経済産業省 近畿経済産業局 管内)」の研究開発課題に採択される。

2011年、国際宇宙ステーションの宇宙飛行士古川聡氏との交信イベントに「SOBA mieruka」が採用。

2012年、(公財)日本宇宙少年団主催、国際宇宙ステーションとの中継イベントに「SOBA mieruka 」が採用。長崎県立鳴滝高校で「SOBA mieruka」が採用され、離島と本校を繋ぎ同時に授業を行いICT教育の先駆けとして活躍した。

2013年、インストール不要のクラウド型Web会議「SOBA ミエルカ・クラウド」開発、提供開始。同年、ビジュアルコミュニケーションの基盤技術「SOBAフレームワーク・クラウド」開発、パーツ提供サービス開始。

2015年、「SOBA ミエルカ・クラウド」、 「SOBAフレームワーク・クラウド」がWebRTCに対応する。

2016年、「SOBA ミエルカ・クラウド」において、史上初となるパネルディスカッションの配信を可能としたライブ配信機能をリリース。

2017年、「SOBA ミエルカ・クラウド」において、音声認識機能を活用した自動議事録作成機能をリリース。

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