ルートキット【rootkit】
ルートキット
ルートキットとは、コンピュータを管理者権限と同様な操作をできるようにするためのソフトウェア群のことである。
ルートキットを土台にして自由に他人のコンピュータを操作出来るため、本来のユーザとは別なクラッカーなどの第三者が悪意を持ってコンピュータを自由に扱う目的に利用されることが多い。そのためあまり良いイメージを持たれない用語と言える。
ルートキットはウィルスの一種と見なせるが、ウィルスとは異なりいったん侵入されたルートキットは、検出が困難とされている。
ちなみに、ルートキットのルート(root)はUNIX OSで言うroot権限相当のことが可能になることに由来しているが、rootユーザを持たないWindows OSでも使われる用語である。
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ルートキット
(Rootkit から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/16 23:24 UTC 版)
ルートキット(rootkitあるいはroot kit)はコンピュータシステムへのアクセスを確保したあとで第三者(通常は侵入者)によって使用されるソフトウェアツールのセットである。こうしたツールには作動中のプロセスやファイルやシステムデータを隠蔽する狙いがあり、ユーザに察知させることなく侵入者がシステムへのアクセスを維持することを支援する。
- 1 ルートキットとは
- 2 ルートキットの概要
- 3 起源
- 4 検出
- 5 除去
- 6 関連項目
- Rootkitのページへのリンク