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プレイディア

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/07/09 08:56 UTC 版)

プレイディア
プレイディア
開発元 バンダイ
種別 据置型ゲーム機
世代 第5世代
発売日 1994年9月23日[1]
売上台数 12万台[2]
メディア QIS規格CD-ROM
CPU TMP87C800
コントローラ入力 無線(赤外線)
前世代ハード アルカディア
次世代ハード ピピンアットマーク

プレイディア(Playdia)は1994年9月23日にバンダイより発売された家庭用ゲーム機。ゲームを通して子供の自発的な学習意欲を促す「学習応援機器」である[3]。定価は24,800円(税別)で正式発表前の仮称はBA-X[1]。

本機は発売年から第5世代のゲーム機に相当するが、当時の競合他社製品が軒並み32ビットCPUや64ビットCPUを搭載したため、第5世代ゲーム機としては唯一の8ビットである[4]。また、ソフトの大半は子ども向けのシンプルなキャラクターゲームであり、未就学児から小学校低学年あたりの客層には合っていたものの、シェア獲得はうまくいかず、発売から約2年で新作ソフトの供給が終了した[5]。

ハードウェア

CD-ROMドライブを装備し、ソフトウェアはCD-ROMで供給された[4]。音楽CDの再生も可能で、再生中の画面はブルーバックで再生状態やトラックナンバーなどは表示されない。コントローラは赤外線によるワイヤレス方式を採用[6]、単4電池2本を使用し、使用しない際には本体にはめ込んで格納することが可能である。

本体やソフトウェアのパッケージには、「QIS」というロゴと、「このソフトはQIS規格専用ソフトです」という表記がされている[2]。QISとは、「Quick Interactive System」の略であり、CD-ROMへの高速アクセス機能を指す[1]。

仕様

プレイディアの基板
  • 三洋電機 LC89515 - CD-ROM ホスト インターフェース
  • 東芝 TA2035F - CD フォーカス、トラッキングサーバー
  • 東芝 TC9263F - CDシングルチッププロセッサー
  • ローム BA6398FP - 4チャンネルBTLドライバー CDプレイヤーモーター用
  • 東芝 TMP87C800F - 8 Bit マイクロコントローラ(8K ROM, 16K RAM) - 8 MHzで作動64K(TLCS-870シリーズは大部分をZ80に基づいている)にアクセス可能
  • シャープ LH52B256 - 256K(32K × 8)SRAM
  • NEC μPD78214GC - 8 Bit マイクロコントローラ(16K ROM, 512 byte RAM) - 12 MHz で動作, 1MB(NEC 78K series)にアクセス可能
  • 東芝 TC514256JAJ - 256K ワード × 4 ファストページDRAMチップ
  • 旭化成 AK8000 - オーディオ / ビデオプロセッサー
  • フィリップス DA8772AH - トリプル 8Bit DAC
  • ソニー CXA1229M - NTSC/PAL エンコーダー
  • ローム BA10324AF - クアッド Opアンプ
  • 三洋電機 LC78835K - 18BIT フィルタ付DAC
  • ローム BU3052BCF - デュアル 4 チャンネルアナログマルチプレクサ

ソフトウェア

遊んで学ぶことを目的とした「IQKIDSシリーズ」と乗り物や動物が主内容の「映像図鑑シリーズ」が存在するほか[3]、作品の中には『美少女戦士セーラームーンS 〜クイズ対決!セーラーパワー結集!!〜』のように、原作の映像をそのまま流用したものもある[2]。

なおバンプレストから1996年に稼働した業務用筐体の「みちゃ王」は、内部に本機[注 1]を改造して搭載したため[7]、みちゃ王用のディスクは本機でも利用可能である。

発売年ごとのタイトル数は以下の通り。

  • 1994年(全11タイトル)
  • 1995年(全16タイトル)
  • 1996年(全6タイトル)

また、これとは別に7本の非売品が存在する。

ソフト一覧

発売日 作品名 品番 備考
1994年9月23日 ドラゴンボールZ 真サイヤ人絶滅計画 -地球編- BAPD-01 ローンチタイトル[6]。
1994年9月23日 美少女戦士セーラームーンS 〜クイズ対決!セーラーパワー結集!!〜 BAPD-02
1994年9月23日 SDガンダム大図鑑 BAPD-03
1994年9月28日 ウルトラマンパワード 〜怪獣撃滅作戦〜 BAPD-04
1994年9月28日 ハローキティ ゆめのくにだいぼうけん BAPD-05
1994年11月25日 アクアアドベンチャー ブルーリルティー BAPD-06
1994年11月25日 Newton museum 恐竜年代記 前編 BAPD-07
1994年11月25日 Newton museum 恐竜年代記 後編 BAPD-08
1994年12月08日 出発! どうぶつたんけんたい BAPD-09
1994年12月16日 ウルトラセブン 〜地球防衛作戦〜 BAPD-10
1994年12月16日 ドラゴンボールZ 真サイヤ人絶滅計画 -宇宙編- BAPD-11
1995年1月24日 のりものバンザイ!! くるま大集合!! 〜はたらくくるまがいっぱい登場!〜 BAPD-12
1995年1月24日 のりものバンザイ!! でんしゃ大集合!! 〜図鑑とクイズでキミも電車博士!!〜 BAPD-13
1995年3月22日 テレビシリーズ 家なき子 〜すずの選択〜 VPRJ-09722
1995年3月22日 ガメラ THE TIME ADVENTURE BAPD-15
1995年6月22日 エレメントボイスシリーズ(1) 『かないみか 〜Win&Breeze〜』 BAPD-18
1995年6月22日 エレメントボイスシリーズ(2) 『深見梨加 〜Private Step〜』 BAPD-19
1995年6月22日 エレメントボイスシリーズ(3) 『久川綾 〜Forest Sways〜』 BAPD-20
1995年7月28日 美少女戦士セーラームーンSuperS 〜セーラームーンとひらがなレッスン!〜 BAPD-21
1995年7月28日 ウルトラマン 〜ひらがな大作戦〜 BAPD-22
1995年7月28日 ウルトラマン 〜アルファベットTVへようこそ〜 BAPD-23
1995年8月24日 美少女戦士セーラームーンSuperS 〜セーラームーンとはじめてのえいご〜 BAPD-24
1995年8月24日 美少女戦士セーラームーンSuperS 〜ようこそ!セーラー幼稚園〜 BAPD-25
1995年8月24日 ウルトラマン 〜おいでよ!ウルトラ幼稚園〜 BAPD-26
1995年10月20日 超合金SELECTIONS BKPD-01
1995年11月16日 エレメントボイスシリーズ(4) 『白鳥由里 〜Rainbow Harmony〜』 BKPD-02
1995年12月15日 それいけ!アンパンマン 〜ピクニックでおべんきょう〜 BAPD-27
1996年3月22日 ウルトラマン 〜ウルトラランド すうじであそぼう〜 BAPD-28
1996年3月22日 ウルトラマン 〜知能アップ大作戦〜 BAPD-29
1996年3月27日 エレメントボイスシリーズ(5) 『國府田マリ子 〜Welcome to the Marikotown!〜』 BKPD-03
1996年4月22日 忍たま乱太郎 〜ぐんぐんのびる知能編〜 BKPD-04
1996年5月15日 忍たま乱太郎 〜はじめておぼえる知識編〜 BKPD-05
1996年6月26日 激走戦隊カーレンジャー 〜たたかえ!ひらがなレーサー〜 BKPD-06

非売品(全7タイトル)

作品名 品番 備考
Playdia サンプルソフト BS-002 BANDAI店頭販促用
日本音楽著作権協会(ビデオ録音)第941774号
祐実とトコトンプレイディア BS-003 1994~1995年に行われた『ワクワクドキドキキャンペーン』景品で5000名に配られた
ゴー!ゴー!アックマン・プラネット BS-005 月刊誌『Vジャンプ』の懸賞でプレイディア本体とセットで200名に配られた
ジャンプ限定スペシャル 4大ヒーローBATTLE大全 BS-006
バンダイITEM COLLECTION 70' BS-007
Playdia IQ Kids BS-009
けろけろけろっぴ 〜ウキウキパーティーランド!!〜 - BS-010

みちゃ王用ディスク

展開

ターゲットとなる年齢層は小学生をメインとして設定されており、当時の家庭用ゲームとしてはハード・ソフト共に安価であった[1][2]。

イメージキャラクターは、子役当時の安達祐実[2]。安達は、本機そのものの関連CMはもとより、本機用の非売品ソフトにも出演していた。安達の代表作として知られるテレビドラマ『家なき子』はソフト展開当時に放送されたため、番組自体(土曜グランド劇場)はバンダイがスポンサーでなかったのにもかかわらず、『テレビシリーズ 家なき子 〜すずの選択〜』のタイトルかつ唯一のサードパーティー製タイトル[注 2]として本機でゲーム化された。

当初は29,800円(税別)で発売される予定であったが、発売前の8月に24,800円(税別)に値下げされた。初年度の目標は本体出荷台数20万台、ソフト出荷本数30万本[8]。1995年度に入ると出荷台数20万台、ソフト出荷本数40万本を目標に、アニメファンと知育需要に特化したソフト展開にシフトした[9]。

受容

黒川文雄は、2021年に行った元バンダイ代表取締役社長の山科誠との対談記事の中で、今(2021年)見ればゲーム機とは異なる方向性であるのは明らかだが、発売された1994年がPlayStationやセガサターンをはじめとする「次世代ゲーム機」が次々と投入された時期だったため、このようなハードと同列視された結果、パワー不足とみなされ、販売不振に陥ったっとみている[4]。

脚注

注釈

  1. ↑ 稼働時期がソフト展開の末期であったため、デッドストック品を譲り受けていた。
  2. ↑ 販売元はバップで、日本テレビ系列(連結子会社)のソフトウェア関連企業であり、発売当時はゲームソフト事業(vap GAME)も持っていた。

出典

  1. 1 2 3 4 『マイコンBASICマガジン』1994年11月号とじ込み付録「スーパーソフト・ホット・インフォメーション」より。『マイコンBASICマガジン』1994年11月号付録35頁。
  2. 1 2 3 4 5 小川満鈴「3,000万円を投資したコレクターが語る「セーラームーン」!Vol.10 知る人ぞ知るゲーム機「プレイディア」―20年以上経っても動くことに衝撃が走る」『インサイド』イード、2021年2月11日。2025年9月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年3月5日閲覧。
  3. 1 2 プレイディア公式ページ - ウェイバックマシン(1997年1月16日アーカイブ分)
  4. 1 2 3 “バンダイ・山科 誠伝 後編 ゲーム機での失敗とたまごっちの成功,幻となったセガバンダイ ビデオゲームの語り部たち:第24部”. 4Gamer.net. Aetas (2021年7月18日). 2025年9月27日閲覧。
  5. ↑ 貫井康徳 (2014年2月10日). “『PC-FX』に『プレイディア』、忘れ去られたあのゲーム機たち”. 「マイナビウーマン」. 2025年9月27日閲覧。
  6. 1 2 酒缶 (2013年1月6日). “1994年に発売されたあのゲーム機で遊んでみた:「ゲーム大好き!アツめもん」:オルタナティブ・ブログ”. オルタナティブ・ブログ. 2023年3月5日閲覧。
  7. ↑ ペキンさん [@pekindaq]「実は中身は……プレイディアなんやで……」2017年4月4日。2025年9月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。X(旧Twitter)より2025年9月27日閲覧。
  8. ↑ 「秋の商戦 これが切り札 プレイディア バンダイ」日経産業新聞、1994年8月19日、14頁。
  9. ↑ 「プレイディア 人気声優起用ソフト バンダイ アニメファンに的」日経産業新聞、1995年4月26日、9頁。

関連項目

外部リンク


北澤ゆうほ

(QIS から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/09/13 13:47 UTC 版)

北澤ゆうほ
別名
  • ゆうほきたざわ
  • Q.I.S.
生誕 (1995-12-02) 1995年12月2日(30歳)
出身地 日本の旗 日本 東京都千代田区神田神保町
ジャンル
職業
担当楽器
活動期間 2011年 -
事務所
共同作業者 the peggies
公式サイト Q.I.S.(北澤ゆうほ)オフィシャルウェブサイト
YouTube
チャンネル
ジャンル 音楽

北澤 ゆうほ(きたざわ ゆうほ、1995年12月2日 - )は、日本の女性シンガーソングライター。

東京都千代田区神田神保町出身。活動休止中の3人組ロックバンド the peggiesのボーカル&ギター担当。全曲の作詞作曲を担当。2023年8月よりソロプロジェクトQ.I.S.(クイス)として活動している。公式ファンクラブは「 ”Q.O.Q.C”」。

来歴

幼少期・学生時代

  • 幼少期はパズルとブロックが大好きで、1日中1人で遊んでいた
  • 小学生時代は「誰よりも早くまっすぐ家に帰る」ということを徹底していたので、卒業アルバムの寄せ書きページは白紙だった。
  • 中学時代は軽音楽部に入っており、そこでthe peggiesのメンバーと出会ったが、楽器運びが嫌で退部してしまった。
  • 高校時代、部活強制の校則があったため幽霊部員として「天文部」に在籍していたが、3年間1度も行かなかった。部費も納め忘れたため、卒業アルバムの部活紹介ページ(全校生徒がどこかの部活で載るはずのページ)に歴史上初めて1人だけ堂々と載らなかったという異業を成し遂げている。

人物

人物像

  • 座右の銘は、中学生の時に手帳に書いていた「人生はシンプルかつポップに」。シンプルでありながらも華やかでポップな人生を送りたいという、現在の自身の活動の「初心」が詰まった言葉として今も大切にしている。
  • 自分の強みを一言で表すと、"キャッチー"。
  • 長所は、「人当たりがよく、秘密にしていることがないこと」「近況がなくてもおしゃべりを展開させることができること」。
  • 言われて嬉しい言葉は「一緒にいてわくわくする」と言われたときに嬉しかった。
  • 短所は、「目的地に時間通りに着くことができないこと」「良くも悪くも、感情が表に出やすいところがあること」
  • 人間関係で大切にしていることは、ちゃんと本音を話し、お互いが自然体でいられること。

嗜好性

食べ物・飲み物

  • 甘いものが苦手だったが、最近徐々に食べられるようになってきた。(お気に入りは「みたらし団子」。)
  • 好きなお酒は焼酎(お茶割り・炭酸割り)とワイン。
  • OKAMOTO'Sのブログを読んで影響を受け、一時期「お〜いお茶」しか飲んでいなかった。

音楽・ルーツ

  • 楽曲
    • 邦楽:『残酷な天使のテーゼ』(定番だが、歌っていて異常に気持ちが良い構造になっていると絶賛)
    • 洋楽:ビートルズ『The End』(中学の時に知り、初めて歌詞に感動した。左腕に歌詞のタトゥーを入れている)
    • アルバム:スピッツ『とげまる』 (「トゲがありつつも、引いて見たら丸い」という二面性をひらがな4文字で表したタイトルセンスに衝撃を受けた)
  • ライブ演出・MV・バンド
    • 好きなバンドは、THEE MICHELLE GUN ELEPHANT、BLANKEY JET CITY、ゆらゆら帝国。 中学生の時にこの3バンドに出会い、高校でスリーピースのギターボーカルをやると決意した原点。
    • 好きなMVはサカナクション『アルクアラウンド』。 1カット風で視点が巡り、最後にループして冒頭に戻る構成と、山口一郎氏の初期仮面ライダー風の衣装がお気に入り。
    • 好きなライブ演出は、エレファントカシマシのようにシンプルなステージに照明だけを当てた、生身の熱量が感じられる演出。

その他

  • ちいかわが大好き。
  • 好きな漫画は『コジコジ』(作・さくらももこ)。日本で一番最初に買ったと自負するほど小学生の頃から愛読している。
  • 好きなアニメは『進撃の巨人』。コロナ禍に一気見してドハマりした。何周も観ている。
  • 好きな作家は銀色夏生さん。感性の違いに悩んでいた若い頃、自身の感覚を肯定してくれ自信をくれた作家。
  • 好きな映画は『500日のサマー』。高校生の時に観て以来、長年のお気に入り。
  • お笑いが好きで、日常的に色々なネタを見たりライブに行ったりしている。 お笑いにハマりはじめたきっかけは囲碁将棋で、実家に当時もらったサイン色紙や帽子もある。
  • アーチ型の扉や窓が人並み外れて好きで、引っ越しの物件探しの際はアーチがあるかどうかが最優先の基準になる。 特に、築40年ほどのヨーロピアンテイストな物件のアーチにロマンを感じる。

エピソード

  • ジュラシックパークが好きなのでフライングダイナソーができた時に乗ろうと試みたが、列に並んでる最中にパニックを起こしてしまい乗れなかった。
  • 散歩が好きで、7km(約1時間)は徒歩圏内。散歩している途中に電車に乗るタイミングを逃し、12-13kmほど歩いたことがある。
  • プロデューサーの江口亮氏から言われた「プロとアマの違いは音色とリズム」という言葉、学校の先輩に言われた「決断のできない奴は男でも女でもダメ」という言葉、そして近所の友達から言われた「高くて旨いのは当たり前、そこに喜びはない」という3つの言葉を、人生・仕事・食における自身の「3つの柱(主軸)」として掲げている。



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